28日、陸上の世界選手権第2日は当地で行われ、
男子20キロ競歩で鈴木雄介が1時間21分39秒で8位入賞を果たした。
日本陸連はマラソン以外の種目で入賞した最上位者を
ロンドン五輪代表に内定すると決めており、鈴木は初の五輪代表に決まった。
鈴木は3キロ付近でイタリア選手と集団を抜け出すと、
10キロから先頭で独走。
14キロ付近から後続選手に抜かれたが、粘って入賞を果たした。
ワレリー・ボルチン(ロシア)が1時間19分56秒で優勝した。
男子100メートル決勝は世界記録保持者のウサイン・ボルト(ジャマイカ)が
フライングで無念の失格。
ヨハン・ブレーク(ジャマイカ)が9秒92で優勝した。
同1万メートルはイブラヒム・ジェイラン(エチオピア)が勝ち、
5連覇がかかっていたケネニサ・ベケレ(エチオピア)は途中棄権した。
女子100メートルの福島千里(北海道ハイテクAC)は11秒35で予選4組2着となり、
日本勢で初めて準決勝に進んだ。
男子400メートルでは金丸祐三(大塚製薬)が45秒51の予選3組4着で
準決勝に進出。
義足の選手として初出場したオスカー・ピストリウス(南アフリカ)も45秒39で予選を通過した。
