23日、動画サイト「ユーチューブ」に投稿された動画を
無料でダウンロード可能にするサイト「TUBEFIRE」が著作権を侵害しているとして、
日本レコード協会加盟のレコード会社など31社が、サイトを運営する
「ミュージックゲート」(東京都世田谷区)を相手に、約2億3000万円の損害賠償と
サービス停止を求める訴えを東京地裁に起こしたことが明らかとなった。
提訴は19日付で、同協会によると動画のダウンロードサービスをめぐる提訴は初めてという。
訴えたのは日本コロムビア、ポニーキャニオン、ジャニーズ・エンタテイメント、
エイベックス・エンタテインメントなどだ。
原告側は、ミュージックゲートがサービスを提供する際に、
サーバー上でレコード会社が権利を持つ動画などを許可なく複製して
送信可能な状態にしていることが、公衆送信権と複製権の侵害に当たると主張している。
日本レコード協会によると、同社のサーバー上には原告が権利を持つ
アーティストの曲や動画約1万ファイルが無許可で複製されているという。
ミュージックゲートは著作権侵害にならないよう注意して運営しており、
驚いているようだ。
一方的に著作権侵害のためのサイトのように言われ、納得がいかないと話しているという。
