総務省テレビ受信者支援センター(デジサポ)やNHK、


民放など各放送局では、アナログ放送が青色の背景の「ブルーバック」と呼ばれる


お知らせ画面に切り替わった正午すぎから、視聴者の問い合わせなどに追われたが、


大きな混乱はなかったようだ。


 大阪市中央区のデジサポ大阪(田中正夫センター長)では、


30人くらいの職員が、都内にある同省の地デジコールセンターから


転送された大阪府関連分について相談に応じた。


問い合わせの9割が「画面が映らない」というもので、中には「チューナーが品薄で、


どうしたらいいか」などもあった。苦情めいたものはほとんどなかったという。


 田中センター長は「ブルーバックになった正午すぎから電話が殺到するかと思ったが、


そうでもなかった。ただ、画面が砂嵐状態になった週明け以降、


故障ではないかと勘違いされる方もいると予想されるので、引き続き注意深く見守りたい」と話した。


 デジサポ大阪をはじめ各都道府県のデジサポでは25日以降も、


市町村役場や区役所の臨時相談コーナーで引き続き、視聴者の相談に応じる構えだ。


地デジに関する問い合わせは、総務省地デジコールセンター((電)0570・07・0101)へ。