5日、ドイツ北部を中心に感染が拡大している腸管出血性大腸菌O(オー)104について、
ドイツのニーダーザクセン州農業省は同州内で栽培されたスプラウト(新芽野菜)が
原因の可能性が高いと発表した。
公共放送ARDによると、連邦保健省などは「現時点では早急な判断をしない」と
慎重な態度をとっているという。
報道によると、同州農業省が感染経路などを調べたところ、
州内の農場からのスプラウトにつながったとのこと。
この農場の従業員1人が感染しているという。
同省は、「決定的な証拠はまだないが、間接的な証拠は明白」として、
スプラウトの消費を控えるよう呼びかけている。
