27日、キリンビールとキリンビバレッジは日本サッカー協会などと協力し、


「サッカー日本代表 震災復興応援企画」を6月から実施すると発表した。


キリングループは東日本大震災の復興支援で今後3年間で復興に


約60億円を拠出することを決めているという。


今回の企画はその一環で、約5億5千万円分に相当する見込みだ。


 サッカー日本代表のパッケージを採用した6缶パックの「キリン一番搾り生ビール」や


缶自体にサッカー日本代表をデザインした缶ビールなどを販売する。


売り上げの一部を日本サッカー協会や関連団体が被災地で


子供のためのイベントを行ったり、学校にスポーツ用具を寄付したりする活動資金に充てる予定。


6缶パックは約940万ケース、デザイン缶は約130万ケースの販売を見込んでいる。


7月に販売する通常のビール類も1本当たり1円を活動資金に充て、


こちらは約2億4000万円分が集計できると見込んでいる。


 27日に会見したキリンビールの松沢幸一社長は「サッカーを通じて


被災地へ元気を届けたい」と意気込みを語った。