24日に営まれた俳優の長門裕之さん(享年77)の葬儀・告別式には
多くの俳優仲間が弔問に訪れた。
喪主を務めた弟の津川雅彦(71)は、出棺前に親族代表としてあいさつをした。
兄が亡くなった21日は自身も胸に痛みを感じたため病院の検査にてI
CUに入っていたことを明らかにした。
「兄弟でICUで生死をさまよって、兄貴が僕の悪いところを全部持っていってくれたんだなと思います。
兄貴、ありがとう」と涙ながらに話した。
妻の南田洋子さんを追うようにこの世を去ったことにも
「あんなに仲のいい夫婦というのは見たことがない。ウソだろうと疑い続けて、
いつか本性を暴いてやろうと思っていたんですが…。いやぁ、まいりました。
兄貴は、南田洋子を愛して死にました!」と夫婦愛をたたえた。
棺(ひつぎ)には南田さんが生前、愛用していたというブルーのガウンが掛けられ、
黒柳徹子(77)の拍手をきっかけに、全員が大きな拍手で見送る中、霊きゅう車は出発した。
