5月23日は「キスの日」。1946年、日本で初めてキスシーンが
登場する映画「はたちの青春」(佐々木康監督)が封切された日にちなみ定められたものだ。
愛情表現、親しみの表現などキスにもいろいろあるが、
何歳になっても、どんなシチュエーションでも、キスをするときのドキドキ感は変わらないもの。
人はなぜキスをし、それによってどんな効果を得ているのか。
テレビでもおなじみの人間性脳科学研究所所長・澤口俊之氏は、キスをする理由として、
1つは唇がセンサーになり脳に情報を送るため、
もう1つは親和性を高めるためという2つのポイントを上げる。
脳に送られる情報とは、男性の場合、相手の女性性を判断するための情報。
キスにより親和性が高まるのは、「オキシトシン」という愛情ホルモンの
分泌が活発になるからで、キスをするとき、男性が女性を強く抱きしめるのも、
「オキシトシン」の分泌によるものと考えられている。
また、女性は好意を持つ男性を見ると、無意識に唇を濡らす習性があるという。
男性がそれを見て思わずキスをしたくなる衝撃にかられるのは、脳の快感系が動き始めるからだそうだ。
