2011年の国内女子ツアー「フンドーキンレディース」を制したのは、


ツアー通算3勝目となる佐伯三貴だった。


優勝スコアの8アンダーは、2位とは1打差と僅差だが、


試合展開としては佐伯の独壇場だった。


通算6アンダーで韓国の朴仁妃と首位タイでならんでいた佐伯は、


前半の4番、そして6番、7番でバーディを奪い9アンダーまで伸ばした。


この時点で朴はスコアを1つ落して5アンダーと伸び悩んだ。


同じく最終組の馬場ゆかりも序盤で2つのバーディを奪い5アンダーとしていたが、


9番以降から脱落した。


終盤に入ると2位入った北田瑠衣が3打差で追いかけていたが、


その差はなかなか縮まらず、最終18番で北田がバーディを奪い、


2打差でホールアウトすると、佐伯がその18番でボギーを叩いてしまったが1


打差で佐伯の優勝が決まった。


2試合前から3位タイ、2位タイときて今回が優勝。


賞金1,440万円を獲得しての3,704万円は、自身初の賞金ランキング首位へと上り詰めた。