7日、世界ボクシング協会(WBA)バンタム級タイトルマッチ12回戦は


大阪府立体育会館で行われ、昨年12月に日本選手初の


3階級制覇を果たしたチャンピオンの亀田興毅(亀田)が、


同級14位のダニエル・ディアス(ニカラグア)を11回終了TKOで下し、初防衛を果たした。


 亀田興は立ち上がりから積極的に前に出て主導権を握り、


8回終了間際に左フックでダウンを奪い、その後も攻め続け、


11回終了後にレフェリーがディアスのダメージが大きいと判断して試合を止めた。


戦績は亀田興が25勝(16KO)1敗、ディアスが18勝(13KO)3敗。

 
 亀田 興毅(かめだ・こうき)03年12月に17歳でプロデビュー。


06年8月にWBAライトフライ級王者となり、同年12月に初防衛して王座を返上。


09年11月に内藤大助(宮田)を破ってWBCフライ級王者となり2階級を制覇したが、


10年3月の初防衛戦でポンサクレック(タイ)に敗れてプロ初黒星。


同年12月にムニョス(ベネズエラ)とのWBAバンタム級王座決定戦に勝ち


3階級制覇。大阪市出身。左ボクサーファイター。166.4センチ。