3日、福井市内の焼き肉店「焼肉酒家えびす福井渕店」で
食事した男児が死亡した事件で、福井県警は業務上過失致死や
食品衛生法違反の疑いで福井南署に捜査本部を設置した。
県が2日に、男児が感染した腸管出血性大腸菌O111の感染源を
同店提供の牛肉のユッケと特定したことから、
保管状況などに問題がなかったかについて、本格的な調べを始める。
男児から検出された菌が、富山県内の系列店で
ユッケを食べた中毒患者の遺伝子と型が一致していることなどから、
富山県警とも連携して捜査を進める。
尚、この店ではお客に出す肉の細菌などの定期的な検査を行っていなかったという。
