26日、大阪市阿倍野区のJR天王寺駅前に大型ショッピングセンター


「あべのマーケットパーク キューズモール」がオープンした。


東京・渋谷で女子中高生に人気のファッション専門店「SHIBUYA(シブヤ)109」の


関西初出店が目玉で、再開発が進む阿倍野の活性化につながりそうだ。


 ショッピングセンターは店舗面積が6万平方メートルを超え、


再開発ビルの地上4階~地下1階にスーパーのイトーヨーカドーや


専門店のユニクロなど約250店舗が入る。


10代から子育て世代まで幅広い客層を取り込み、初年度の売上高は約400億円を見込んでいる。


 開店前には約2200人が並び、オープンと同時にお目当ての売り場へ直行。


109で洋服を買った大阪市内の販売員の女性(23)は「建物が広くて、


いろいろな店や商品を見て回れそう」とコメントを残していた。


 大阪・難波でも26日、商業施設「なんばCITY」が改装オープン。


大阪市内では大型連休に向けて百貨店や専門店の開業が相次ぎ、


顧客獲得競争が激化し、地域の活性化がはかられそうだ。