18日、米アップルは韓国のサムスン電子を米連邦地裁に提訴したことが明らかとなった。


サムスンのスマートフォン(多機能携帯電話)「ギャラクシー」と


タブレット型コンピューター「ギャラクシー・タブ」に特許を侵害されたほか、


「iPhone(アイフォーン)」と「iPad(アイパッド)」の立体的形状の商標権も侵されたと主張している。


スマートフォン等の機能・構造・技術に特許権が認められ、保護されることは多くの方がご存知だろう。


だが、iPhoneやiPadの「デザイン」も、知的財産として保護されるということは、意外に知られていない。


「立体商標」というもので、日本でも「ペコちゃん人形」等デザイン自体に


保護する価値有りと判断され、認められている例も実は意外と多い。


今回のアップル社の主張も、「iPhone」のデザイン自体に価値があるというもので、


デザインのスタイリッシュさに自信を持つアップル社の理念が現れていると言える。


今回の裁判では、この主張が認められるかどうかも争点になる。