花畑牧場は19日、カップめん1800食やトイレットペーパー3千個、同社のポテトチップス約7万個など約5千万円相当の物資を、チャーターした11トントラックに積み、函館からフェリーで青森に運ぶ事を決行。
田中義剛社長は翌20日、空路で青森入りしてトラックに同乗し、出身地の八戸や仙台を回って物資を配るという。
「避難所になかなか物資が行き届かないので、直接届けることにした」という。
王子サーモンの高丘ミネラルウオーター工場は、品薄になっている被災地や首都圏向けに、生産量を通常の3・5倍に引き上げた。
1日当たり2リットル入りペットボトル1万2千本を生産していたが、震災発生後は取引業者から注文が殺到し、生産量を4万2千本に増やしたという。
土日返上で、ラインを洗浄する作業2時間を除いて24時間態勢で対応している。
また、北海道銀行は18日、今年の60周年記念事業を縮小して削った予算約5千万円と、顧客からの義援金約7600万円の計約1億2600万円を被災地に寄付したという。
