v0yage6さんのブログ

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「美咲、恋愛に関しての『王道』というものをお前は知っているか。」
「はい?『王道』?」
「そうだ。熱を出した相手に口移しで薬を飲ませたり、」
「あり得ない。」
「怪我した部分を舐めて傷を癒したり、」
「絶対にあり得ない。」
「果てには雪山に遭難した場合、裸で抱きしめ合って暖をとるんだ。」
「現実的に起こり得ない。」
「…お前、夢がないな。」
「ウサギさんは夢を見すぎ。しかもなんかマニアックだし。」
「じゃあ、お前が言う所の『王道』とは何か、言ってみろ。」
「え?えーと……
遅刻寸前にパンをくわえて走ってたら角から人が飛び出してきてぶつかっちゃって、そこから恋に落ちる、…とか?」
「……。」
「ウサギさん?」
「……ベタだな。」
「……はい?」
「第一考えてみろ。どこの世界にパンをくわえて走る奴がいるんだ。それにぶつかった奴と『恋に落ちる』?痛みによる神経麻痺がない限りあり得ないな。」
「…ウサギさん、今の言葉で確実に少女漫画ファンの人達を敵に回したよ。」
「はっ。そんなもの、俺が怖がると思うか?」
「思わないけど。でもさ、ウサギさん、」
「なんだ。」
「人生の大半をベタの道化みたいに過ごしてきた人に言われたくないんですけど。」
「……言うようになったな、美咲。」
「(ビクッ)いい今のなし!今言ったことは即刻消去して!」
「それは無理な話だ。美咲、覚悟はできているんだろうな…?」
「…ギィャァァァア!!!」









*おまけ*

「じゃああれだ。眼鏡外したら実はかなりの美人だった!とか。」
「…それはもう使った。」
「使ったのかよ!つか、何に??!」




*Fin.*



今より4~5年前に書いた小ネタだったりします(´∀`)←
高校生の時の方がネタが浮かんでどんどん小説書いてたけど、働き出してからは読む専門に徹しております(笑)

――ああ、やっぱりな…、

視界に捉えたその光景に頭が真っ白になる。けれど心は思ったよりも冷静で、これは“仕方ない”事だと諦めにも似た気持ちが渦巻いていた。


「  」


小さく呟いた相手の名前は人の喧騒に掻き消され聞こえないだろう。分かってはいたが、もう一度口に出して音にする。
何度も何度も、届かない声を紡いでいく。


――ああ、分かっていたさ。こんな関係が長く続く訳がない事など。

――己のこの想いが、成就する訳がない事など。

――分かっていた、のに…


「……泣くなんて、馬鹿みたいだ―…。」




*END*


-----
暗い…!!(;´Д`)
一応、とあるCPを意識して書いてたけど名前一度も出なかったから殆どオリジナルに近い…

私の中の雰囲気では、付き合ってたけど別に恋愛感情とかなくて単に体だけの関係で。でも受は相手が大好きだけど素直に言えなくてある日攻めが他の人とイチャコラ(←)してるのを偶然見て「仕方ないよな」と自分の想いを封じ込めようとしたり。だけど苦しくて結局は泣いちゃったりして。そんなよくありそうなベタな話(笑)


今日は日曜出勤の早出なのですが、洗濯物を外に出した時に朝焼けがとても綺麗だったので思わずパシャリ(*´∇`)

…さてさて。ではこれからお仕事頑張ってきます!!
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