そういえば、書く
書いたっけ?
我輩ボールペンマン
鉛筆やシャーペンが嫌いで小学校からひたすらペン愛用。
教師にぐだぐだ言われたりテストは基本一発書きだったり
サイコロ鉛筆で遊ばなかったり消しゴムにシャーペンの芯させなかったり
したけどにかくペン一本で過ごしていた
今、20本ほど持っている
0,1から2,0、太さが少しずつ違う
決して使い分けたりはしない、自分の手にしっくり合うのを探していたらこうなった
その日の気分でしっくりペンは違い、大体いつも「しっくりこねーなあ」思っては新しいの買いに行く。
さて、先年の妹の結婚式
兄らしくスピーチを頼まれて
「てめぇこのヤロ俺の妹泣かしたらぶっ殺す、お前の親も兄弟も一族全員ぶっ殺す」
オブラートに包みまくったけど結局このまま
当然式場に諸々関係者、もうその場で全員シバき倒す覚悟で。
ひとつ弁解をすると、父も母も我々は尊敬しており
こいつらが誰より幸せを望んでいる事
俺がイカレポンチである事を敷いた上での強行である。
ともかくスピーチ後、向こうの家族が列をなしてくれてそれなり理解は得られたようで
話のわかる人らで本当良かったです。
そのスピーチ数日後、母に万年筆をもらった
あんたなかなか文章ウマいじゃないとか言われて
俺な、小学校からずっと作文コンクールとか弁論大会とか全国常連なのよ
一応それなり得意ではあるのよ?
母さん今頃気付いたかい
さて本題だ
もらったペンは、使えなかった
買ってから30年近く経っている
来歴は、父と母が出会い、母から父への最初のプレゼント
当時8万も出して買った、そうだ、で
「わしこんなん使わん」
まったくバカ親父で申し訳ない
以後30年ずっと眠っていたペン
が、回ってきた。
とりあえず近所のイキツケ文具屋行って
「おっちゃんこれ見てくれ使える?」
「どれどれ」
かなりの高齢
ペンを渡すと強く握り、ぎゅぎゅぎゅぎゅ
「ちょ!折れる!」
「ここ、取れる?」
「ここ、取れない。こっち、取れる」
非力な爺ちゃんに代わって、言われるまま取ったり開いたり
インクに沈めるのをとてもやりたがって見えたので渡す
ちゅるちゅるインクを吸って、紙に落とすとスルリ引かれた黒線
「おお!復活!!」
「うん。これ、もんぶらん、高いやつだよ大事にしなね」
「大事にするよありがとう」
で、使っています。
文章に記した通り、インクを落とす感覚がとてもリアル
これ、ていう角度以外でインクは落ちず、当然寝ながらではまるで書けない
格別の角度で落とすと逆にジワリ広がる。
ぶっちゃけ使いやすさでいったら下の下もいいとこ
だけど
手に合うペンを探すでなく
このペンにゆっくり手を馴染ませてゆく
悪かない。というお話