イボイノシシの父のDNAは

怖ろしいまでに空気を読んだ

平常いらん所まで出張るDNA

その時だけは怖ろしく空気を読んだ。


妹は、べっぴんさんの母の遺伝子をストレートに受け

産まれた。


あ、俺は、邪魔されたよ、うんバッチリ



中学辺りで顔の造形は固まり

周りの男は

ガキなりに

集まり、アホみたいに算段を立て

誰が妹を落とせるか

全員順番に口説く

そんな下衆な遊びに興じる奴らもいた


聞き、探し、芋づる式に全員張り倒して回った事は言うまでも無い


高校に上がり、それなりちゃんと、付き合うようになった後も

見つければ


俺は男の肩に肩をぶつ

というかクラウチングから全力タックルをかます

当然無言

薙ぎ倒してそのまま歩く

何も言わんで逃げる奴に渡せるかボケ

その場で肩掴んで来るような奴には

ぎりぎり拳を硬め、言うまでも無い


現在に至り

結局の所、誰が相手なら許せるのかはわからんのだ


妹は、その度に愚痴を吐く、が

「親父生きてたらどうしたと思うよ」

これで黙る

全てこの一言で終わる



そこへ、今回

結婚すると

さて、どうしてくれようか


算段中。