餃子トーク とぅー


幼い頃、すごい偏食家でした

肉食えない、魚食えない、フルーツ食えない、野菜嫌い

母は

「あんたホント牛乳だけで育ってたわよ感謝しなさい」

はい、牛乳サマ感謝します、敬います、尊びます。


父は、以前にも書いた通り

御飯を食べられない少年期

雑草や土、ネズミやカエルを食って育った人


偏食、という贅沢極まる我が侭を持った僕は

毎日殴られた

や、基本的に毎日殴られてたけど

食卓では特に

本っっっ当に、烈火の如く、鬼神の如く怒った

世の中には食えない人がいるんだと

自分で言いはしなかったけれど

父自身がそうであった事


俺は、わかってはいたんだけど食えなかった

吐いちゃう、そしてまた殴られる、恐怖で食べられなくなる

悪循環



成長し、僕自身も何も無い、という状況に追い込まれ

何も食えず、人の優しさで飯を食わせてもらった時

泣きながら感謝しながらほとんどの偏食は克服したのですが

とりあえずは幼少時の話



ギョーザだけは好きだった

父はよく連れてってくれた

「姉ちゃん、ギョーザ20枚な」

テーブル一杯ドカドカ運ばれてくるギョーザ

俺は黙々と食う

「どや、うまいか」

「んまい」

「ほうか、まだまだあるからな」


食わないとすげえ怒る親父で

だから

人の食う所を見てるのがすごい幸せそうな親父だった



偏食家だった俺には言う資格無いけど

全国のいたいけな少年少女よ、ごはんは残しちゃいけないぞ!


本当に、割合何でも食べられる今の姿を

父に

・・・あ、今フレークしか食ってねえのだった

食おう