読書を1冊。
神様からひと言/荻原浩
神様からひと言 (光文社文庫)
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荻原浩さんの作品が好きです。
いつもほっこり温かい気持ちにさせてもらえるので。
お客様相談室という名のクレーム対応課へ左遷されてしまった人のお話。
上司への仕事の教わり方とか、仕事での言葉遣いとか、なんとなく自分の現状と通ずるところがあったので感情移入して読んでしまったり。
なんだか難しいもので、新人研修なんて受けたことがないから、電話の受け答えも、経理も何も分からない。
何を把握していなければいけないかが分からないし、用語も全く分からない。
社員さん同士の会話がちんぷんかんぷんです。
中途採用ってこんなものなのだろうか。
このお話では、仕事の習得していく過程が描かれているので、あぁこういう風に上司に質問すればいいのかとか、無理に雑談しなくてもいいのかなとか、そんな基本的なことを知ったり。
いつもの荻原さんのほっこりな感じで、小さな元気をもらえました。
久しぶりに現代作品を読んだ気が。
最近司馬さんばかりだったものね。
一つの世界に入り込んだのが久しぶりですっきりしました。