コーチの思いと息子の涙 【2】 | 日々創笑・勉強とサッカーの両立を目指して

日々創笑・勉強とサッカーの両立を目指して

小学生からサッカーゴールキーパーを頑張る身長190㎝越えの大学生の息子と、飲食店を経営している私達夫婦の日々の出来事。

コーチの言葉に、なにかを感じ取ったような息子…。

『ぼくは…(セレクションを受けた)クラブチームで頑張っていきたいと思います』
なんともいえない緊張感のなか、頑張って伝えていました。

そこにユースを見ている代表のコーチもいらっしゃって…。

いいチームに入れて良かったな!
頑張ってうちのユースに戻ってこい!
と、言ってもらいました。

帰ってから無言の息子。

ふと
私と目が合った時、息子は目に涙を溜めていました。

泣いていいよ…と言うと
『離れるのは寂しいけど…。』
そう言って私に泣き顔を見せず、もたれかかってしばらく泣いてました…。

お世話になったチームに申し訳ないような気持ちがあるんだな…。


しばらくして落ち着いた息子。

大丈夫?と聞くと
『うんニコ
と一言。

自分が決めた事、自分で掴み取ったんだから自信を持って前に進んだらいい…。

今のチームで、まだまだ大事な大会が控えていて終わってない。良いプレーをしてチームを盛り上げて頑張るべき…。

そしてチームとコーチに感謝するんだよ。

そう伝えました。