バッテリー・・・上がっちゃうの?
またひさしぶりの記事になりました。
今回はよくわかりませんがレギュレターについて。
例によってhttp://www.yamaha-motor.co.jp/parts-search/index.jsp の
1990年式V-MAXのパーツリスト。
48のエレクトリカル2の画像、25番がレギュレターです。
エンジンで発電された電気をバッテリーに戻す前に制御する部品らしいです。
これが前期型は良くないらしいんです。
96年からは品番が変わっていますね42X・・・から3JP・・・に。
3JPの方が若干大きいですがちょっと長めのボルトに変更すれば問題なく装着できます。
私は測定したわけじゃありませんが42Xはアイドリング時にはほとんど充電されないそうです。
3JPの方が見た目にも放熱なんか良さそうで安定しているらしいです。
私は不具合が出たときに即3JPに交換してしまったので
詳しい性能差はわかりませんが、やっぱり新しい方が安心ですよね。
E-BAYチェック
ごちゃっとしたメーター周りです。なんでこんなにメーターが必要かはわかんないけどカッコイイです。
綺麗な青ですね、パウダーコートらしいです。倒立フォークも入れてます。
リヤビューです。リヤシートからテールへの流れるようなラインが素敵です。
エンジンは現行V-MAXのような艶消し、キャブはFCRですね。
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サイドビュー、R-1のホイールが付いています。ブレーキ周りもR-1です。マフラーはカーカー。
190のリヤタイヤが迫力です。ウィンカーもビルトインですっきり
お金かかってると思ったらショーモデルだったんですね、チェーンドライブになってます。
エアシフターです、奥にチェーンも少し見えますね
リヤシートの裏側にもこだわってますが・・・収納スペースに入ってるのは?シャツ?
バックレストのみノーマルなの?
時々e-bay見てるんですが(買いませんよ、なんだか怖いし)面白いのがたまにあるんで載せてみます。
タイヤ・・・細すぎるの?
トラブルではないんですがちょっとだけ書いてみようと思います。
V-MAXのリヤタイヤって細いですよね、150です。
現行バイクに比べたら細いよね。古いから仕方ないけど。
社外ホイール(高価)に交換している方もたくさんいらっしゃいますけど
とりあえずノーマルホイール前提で。
170までならなんとかはまります。
ただし、170サイズはあんまりスポーツタイプはありません。
あくまで見た目重視です。
ハーレーとかに使われる前提のタイヤでしょうね。
ほとんどの車両(個体差あり)にポン付けできますが
スイングアーム(ドライブシャフト側)に擦れてしまう場合。
アクスルシャフト右側、キャリパーブラケット横に割りと大きなワッシャーがあります。
これの位置を変えるんです。
ホイールを外し、ファイナルギヤケースの裏側(ホイール側ね)に入れて再度ホイール装着します。
ワッシャー分だけホイールがキャリパー側に来ますのでキャリパーブラケット横にワッシャーの入る隙間は無くなっていますね。
文章だとわかりにくいですが、これでホイール自体を右側にワッシャー分だけオフセットさせるってことです。。
オフセット自体はあまり問題は無さそうですよね、ダイマグとかオーバーPVMも5mmほどオフセットしてますし。
厳密にはタイヤの片減りも起こりそうですが、通常走行レベルではOKなんでしょうね。
あくまで自己責任でお願いしたいですが海外のV-MAXサイトでは結構出てきますね。
こんな裏技もあるってことで。
セルモーター・・・回らないの?
なんだか初めの頃のテンションを保てなくてほったらかしでした。
久しぶりに少し書いて見ます。
今回はセルモーターが回らなくなってしまうことについて。
バッテリー上がりは定番トラブルですので書きません。
バッテリー交換やジャンパーケーブル使用しても全く回らない状態について。
ガラガラいったり、カシャーン!とセルが空転している状態とは違います。
最も考えられるのはキルスイッチがオフになっていること(笑)
・セルモーター本体の故障
・スターターリレーの故障
・ヒューズ切れ
・スタータースイッチ
・配線切れ
などですが、他に
・クラッチスイッチ
・サイドスタンドスイッチ
意外とサイドスタンドのスイッチが悪いことが多いようです。
確認してみてください。
エンジン・・・熱すぎるの?
V-MAXのエンジン、熱いですよね。
最近は寒いからこれでOKなのかな?
V-MAXにとって熱対策は課題ですね。
V-MAXは1200CCの排気量のわりにラジエターも小さめですしラジエターファンも100℃以上にならないと
回転を始めません。
まず、ラジエターファンを早めに回すように対策してみましょう。
最近多いのがカワサキ純正部品のファンスイッチ(サーモスイッチ)と交換する方法。
ZX9Rのヤツ(部品番号27010-1304)なんですが、これで
ノーマルの回転開始温度105℃から98℃に下げることができます。カプラー形状も同じなので正にポン付けです。右側ダミーダクト中にあります。
早めに回して温度上昇を避けるってことですね。
もっと安価にしたければ多少面倒ですが、強制ファンスイッチを追加する方法。
ファンスイッチに入っている2本の配線を直結できるスイッチを追加するだけです。
取り付け作業は多少面倒ですし、常に水温計を気にしてオン・オフしなければなりませんが
部品代は数百円で可能ですね。
クーリングファンを早めに回すと言うことはそれだけ電気も消費します。
V-MAXのもうひとつの欠点、バッテリーへの負担も気になります。切り忘れには注意しましょう。
あと、サーモスタットを取り外してしまう方法も多少効果あります。
サーモスタットの役目はエンジン冷間時はラジエターに冷却水を流さず
暖まってから徐々にバルブを開き、ラジエターに冷却水を循環し水温を下げます。
冷えている状態からラジエターに冷却水を流してしまうと、暖気に時間を要するからですね。
バルブは全開になっても冷却水の抵抗になります。
いっそのこと取っ払っちゃえば、冷却水はスムーズに流れ、冷却効率もアップします。
(冬場は着けておいた方がいいかも)
場所はフロント側エキゾーストパイプ内側です。エンジンが冷えているときに作業しましょう。
サーモスタットは外してもパッキンは装着しましょう、当たり前ですが。
クーリングファンそのものを交換する方法もあるようです。
私は使ったことがないので効果はわかりません。
軽自動車用のファンを移植したことはありますが、思ったほどの効果は得られませんでした。
これだけやってもダメならばラジエターを大きくするしか無さそうですね。
プロトさんやアクティブさんから出ていますね。
http://www.acv.co.jp/01_product/active_rad.html
しかし、何でこんなに高価なのか?
高価だから効果があるのか?
安く他車流用する方法もありますよ。
ミッション・・・変速できないの?
ある日V-MAXを走らせていたら急に変速できなくなったりします。
これも低年式V-MAXによくあるお話だと思います。
たぶん1998~2000年頃(よく知らない)に対策されています。
http://www.yamaha-motor.co.jp/parts-search/index.jsp
1990式V-MAXのパーツカタログ。
18番の「シフトカム、フォーク」を見てください。
8番の「プレートサイド」という部品が変形し、7番の「ピン、ダウエル」が抜け落ちます。
外れかかっているだけなら元に戻してプレートも修正すれば良いですが
抜けている場合は大抵周辺を探しても見つかりません。
オイルパンの取り外しが必要になります。
オイルパン外すにはマフラーまで外さないといけないので面倒ですよね。
ピンはおそらくオイルストレーナーの中に入り込んでいます。
故障にあったら、二度とならないためにも高年式(2000年以降くらいかな)の対策品にかえましょう。
高年式パーツは6番と8番が一体成型されたような部品です。
絶対に曲がらないです。ピンが抜け落ちることもありません。
ピンは長さが若干違うのでこれもあわせて高年式部品に替えます。
装着もピン以外は問題ありません。
ピンが抜け落ちる場所によって2速が入らなかったり3速が入らなかったりします。
セルモーター・・・ガラガラいうの?
エンジンスタート時、セルスイッチ押すと・・・ガラガラ!ガリガリ!バキバキ!
いやーな音ですよねぇ。
これもV-MAXでは定番のトラブルなのですが
スタータークラッチが原因です。
初期の段階で対処すればスタータークラッチをフライホイールに取り付けている8mmのヘキサゴンボルト3本の交換だけでも治ります。大抵緩んでいて、ねじ山が潰れています。
放置し、症状が酷くなるとスタータークラッチ本体やフライホイールまで・・更には破片がバラけてオイルパン内部の清掃までしなくてはならなくなるでしょう。
私は慣れてしまったのでスタータークラッチ自体は多少の損傷があっても修正して戻しますけど。
どうやらバッテリーの容量不足でスターターが回転しきれずに(エンジンの圧縮による)クランク逆回転時にボルトが緩んでしまうのだと思っています。・・・説明むずかしい・・
修理方法は素人にとってはかなり重整備になるのでここでは書きません。
そのうちネタが無くなったら書いてもいいかな・・
自分でやってみたい人はリクエストくれたら書きますね。
対策として、
セルはチョンチョン回さず、なるべく一気に回してエンジン始動させる。
常にバッテリーを良い状態にしておく
バッテリー自体を容量の大きなものに交換する。
(探せばいろんなのが使えるみたいです、POME○とか秋○電子とか○JR1300のヤツとか・・・)
セルモーターの容量を大きなものに替える
(流用可能なものがあるみたいですね・・・もちろんヤマハ車で同系統エンジンのヤツ)
エンジン・・・止まっちゃうの?
最近は寒いくらいなので問題は少ないかとも思うのですが
エンジンが暖まってきた頃に信号待ちなどで
アイドリングが不安定に・・・エンジンストップ・・・(汗)って経験されている方も多いかと思います。
大抵の場合すぐにエンジン始動は困難になってますよね。
キャブのスロー系か?オーバーヒートか?バッテリー上がりなのか?
上記も関係ないとは言いませんが
私の経験から言うとずばりプラグキャップが原因の可能性が高いと思います。
1200ccの大排気量による発熱は凄まじいですよね。
これでプラグキャップが劣化してリークしていることが多いです。
エンジン音が不安定になってきたら是非ともプラグキャップを触ってみてください。
エンジンは始動状態でセンタースタンドを立てます。
プラグキャップの付近を指の裏側でさすってみます。
もちろん4本ともです。
もしリークしていたらかなりびっくりすると思うのでバイクを倒さないように注意してくださいね。
リークしていたらプラグ、プラグキャップ、プラグコードくらいはセットで新品にしてあげましょうね。
画像って
さっき画像載せちゃったけどたぶんまずいんですよね?
画像の転載・・・
ヤマハのサイトから拾ってきたんですけど^^;
以後転載する予定はありませんし、前回のも消す方法考えてみます。
次回から
http://www.yamaha-motor.co.jp/parts-search/index.jsp の
1990式V-MAXのパーツリストで説明していきますね。
他年式でもだいたい画像は同じだと思うけど、ふってある番号が違ったりするので
これで統一して見て下さい。
で、パーツを確認後に見たい年式、型式のパーツリストを再確認していただいた方がいいです。
この方法もまずいのかなぁ?
無断リンクってヤツなの?
ブログもホームページも初めてなのでよくわからないです。
違反事項とかあったらご指摘お願いします。