願はくは
花の下にて春死なむ
その如月の
望月のころ
平安時代末期から鎌倉時代初期に活躍した西行法師の有名な歌です。私も春になる度、桜を見ながら逝けたら最高だな、と思ってしまいます。
横浜市内にも桜の名所はいくつもありますが、大岡川の両岸に咲く桜も有名で、川下りをして見物することもできます。現在(写真は3月24日の夜)のところ、ソメイヨシノはツボミのままですが、早咲きの種類が咲き始めています!
西行はもともとは僧侶の家に生まれたわけではなく、エリート武士でした。したがって、西行という名前は後になってからのものです。
彼の詠んだ歌は文庫本(岩波文庫)にまとめられているほど、現在でも愛されています。いったい、彼の詠んだ歌のどこがそこまで愛されるのでしょうか?
この件については、小林秀雄も評論を書いています。私自身は、西行の歌の特徴は「無駄な飾りがないこと」ではないか、と思うのです。ようするにストレートで直球勝負なのです。
このテーマで次回も書いてみます。
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