放浪理系女史・ミドリカワです。
遂にやって来ました。天河大辨財天社へ。
何だか分かんないけど兎にも角にも此処に行きたい!と思ったら、たまたま日程が昨日今日しかなく、宿も空いていたということで楽しみにしながらこの日を待っていたのです。
直前になってアクシデント発生で今回はキャンセルか………と思いましたが、『絶対に行こう!』と相方が言ってくれたおかげで何とかたどり着くことができました。


この風景を見たときには、もう、感無量でした。洞川では雪だったのが、麓まで下りてきたら雨に変わり。夢中で向かおうとして『傘たたもうよ』と相方に窘められたり。
参拝後は暫く二人して呆然としておりました。
おみくじも生まれて初めての凶!だったのですが、今の自分自身がモヤモヤしたりイラついていることをそのまんま指摘されてしまって笑うしかありませんでした。そのまま境内に結んで、悔い改める一歩にしようかと。
あ、イラついていたのは、直前に来ていた集団に道を阻まれて尚且つ拝殿にこちらが参拝を済ませるまでガヤガヤされた揚げ句、こちらの参拝が終わった途端にさっと去っていったときでした。あまり悪く申してはいけないのですが、ミドリカワのかなり苦手なタイプだったのです(笑)。
ただ、これも何となく意味があるように感じたのです。冷静さをこのところ見失いかけたり、自信を不用意になくすことが3月に入ってから相当ありました。
まさに、卑近なところでこの『苦手なタイプ』にイラついたり、現実の問題やトラブルとして出て来たところでした。そのなかで、同行する相方の都合が悪くなりそうになったりしたのです。
直前になって、そのトラブルについて関係するところに直言したときに、状況が変わるなどして本日に至るわけです。
どう説明してよいのかはよく分からないのですが、フォーカスしている意識は其処ではない・もっと深く掘り下げて物事を考えろと、現況を見せつけられたかのような不思議な場所でした。………あと、もうちょい身体もライブとディナーショーで大きいのがあるし、絞り込まなきゃなと思い知らされたりもして(爆)

もうひとつのお目当ては御朱印と御守り。
こちらのシンボルでもある鈴をあしらったペンダントタイプのものにしました。
カバンなどに付けておくタイプもありましたが、こちらはどうしても身につけるものにしたいと、色々並ぶなかでそれしか眼中にありませんでした。
3500円と他のものよりはお高いように見えますが、此処までの道中や願いを思えば有り難いくらいのお値段と思います。

そして、もうひとつの場所へ。
エメラルドグリーンに透き通る川の流れが本当に美しいです。碧の川が………この名前と実物が一致できたらなと思います。

本殿から二百メートルほど歩いていくと、禊殿があります。
腹黒い穢れも流して仕舞おうではないですか。おみくじにはなんと、人のことにイライラするな、と書いてあったのですよ!疲れぎみな今は攻めるより落ち着いて、次の展開に向けて休むべしという選択に間違いはなかったのかもしれません。
また、普段の旅だと『今度は何処にしようかな』という話になりますが、開口一番二人とも『またこの場所に来てあちこちゆっくり回りたい』となったのは滅多にありません。
一人でもバスに揺られながらまた年内には来たいなと思える場所でした。
巷で言われる呼ばれたとかそういうのは分かりません。ただただタイミングの良すぎる示唆が其処にあったということは分かります。
何処に行くにしても、ご縁は必ずあってのものだと思いますし。ささやかなりとも必要な物事を選択できた自分自身を褒めてあげるとしましょう。

あ、そうそう。
遅れてやってきたホワイトデーのお菓子。伊藤久右ヱ門の抹茶マカロンでした。賞味期限が短くて、でもこれにしようとあれこれ考えてくれたらしいです。
お茶を淹れて、まったり過ごすには最高の中身。明日の分もキープして大切にいただきます。