放浪理系女史・ミドリカワです。
今年の理科年表にもいました。
シマリスさんは、タイトルに冠せられてしまうほどの存在です。

何故にシマリスさんなのか。
馬は乗馬絡みのニーズがありそうですが。
これは、彼らの生態と大きく関わりがあります。
シマリスさんは冬眠をします。
このとき体温6.5℃!呼吸や心拍数も相当少なくなり、見た目は死んでるのか………?と、不安になるくらいです。
しかし、冬眠後に全く体内組織のダメージがない!
実はこれ、凄いシステムです。
人間にやらかしたら、間違いなくお亡くなりあそばされます。20℃で既にアウト。ここまでくると自力回復も望めません。
しかし、もしこのシステムをヒトが獲得したらどうなるか。
SF映画などでみられる冷凍睡眠からの生還とか、エネルギーをセーブして長寿に結びつけようとかできるかも。
そんなわけで、このシマリスさんの生態と仕組みを理解することも、未来のストーリーや常識を変えるかもしれないのであります。
どう、ヒトに応用するかはまた別のお話かもしれませんが、ちょっとだけワクワクするかも。
やるなあ、シマリスさん。