
とりわけ安室奈美恵ファン、というわけではないけれど、彼女はとても魅力的だと思う。
年代はそんなに変わらないけれど、ずっとチャーミングだ。
付録のコスメ目当てで買ったけど、中味をついつい読み込んでしまった。結構前の写真もあるのだけど、それぞれに良い。年月の影に霞むどころか、年月すら味方につけているかのよう。
そりゃ、もう憧れの的になるしかない方だわ。
………さて、付録だが。
スナイデルのコスメ。マルチカラーパレットとリップ&チーク、マスカラ、アイライナーにポーチ付き。使い倒せるかな。
基礎やベースメイクについては気に入ったものが定番化しており、不動ともいえる地位を我が家で保っている。また、色物もこれらとは別に「とっておき」のものはある。
定番は大切にしたいけれど、『いまどきの旬』なるものが欲しい。とはいえ、おいそれとあれこれチャレンジできない。そんなときに、雑誌の付録さまさまで、いつもとは違う本屋チェックをするのだ。ただ、付録だけでコンプリートは些か寂しい気もするので、季節ごとに一冊と決めている。
飛び抜けたセンスがあるわけでもないからこそ、少しでもお洒落なものを見ておきたいという女心がたまには発動するのだ。
そういうときはメイクだけじゃなく、お洋服やら小物やら……策略に敢えてハマる(笑)。とことん物欲と向き合うのだ。
時の流れに足掻くこともないのだが、だからといってそのままに枯れるのを待つよりは熟成しながら自分なりの質感を大切にしたいし。
……そのなかで、何が似合うのかを考えてみたりする。普段のパターンとは違うものが目に飛び込んで来たときのドキドキする感覚もありがたい。
そんなわけで、今夜は『ちょっとだけ今よりイケている自分』を妄想しながら、好みを追究することにするか。