ひととおり立て込んでいた仕事が一段落し、次に向けての準備…のさなかにまた体調を崩してしまい、あまり無理しすぎても良くないなといよいよ痛感した次第のミドリカワです。
今月末、30日にはマンボランドでのリーダーも控えておりますし、それまでには万全にしたいと思います。
さて…演奏する上で、楽器や歌の技量は勿論大切なのですが。
最近、音を出すという行為のまえによく考えたいと思うのは『聴く』ということです。
ついつい表現するにあたり、どんな音を出すかにフォーカスする傾向にありますが、行き過ぎると弊害になることもあるのではないかと。
自分の音を出す、それも必要ですが、周りの音を聴きながら表現できているか。
また、きちんと聴いてその場の御互いの表現を汲み取ろうとしているのか(その時その時でも微妙に変わるものですから)。
音を出す出さないを問わず、『聴く』ことは音楽やコミュニケーションには必須なのだなと。
まるで、食事しているあいだでも呼吸しているかのように。
音楽として必要なエネルギーを生み出すためには、あらゆる側面で聴くことを辞めてはならないのだなと。
それから、自分自身の立ち位置も改めて見直す必要がありそうです。