憧れる、声の存在感。 | SPACE BOX

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放浪理系ラテンジャズミュージシャン碧川サヤカ(さかいさやか)のページです。
日々の出来事や思いをつれづれなるままに。科学と日常、音楽と、好きなものを好きなだけ語ります。

歌ネタの仕込みもあるけれど、翌日はマンボトリオとの格闘技ライブ。
相当なエネルギーをチャージしなければなりませんな(笑)。


本日の一枚はこちら。
吉田美奈子さま、『恋は流星』。Shooting Stars of Loveという英語タイトルのほうが個人的には好きです。

いかにも1970年代後半!という感じのジャケットも素敵。

今度の歌ネタにはありませんが、インストでもときどき演奏に取り入れる曲の一つです。そういえば、東京ブラススタイルも演奏されてます。

構成自体はシンプルです。

が、当時の彼氏と云われる山下達郎御大のアレンジとあって、テンション(主に11th)の使い方がなんともニクいのであります。ヤミツキ系かもしれません。

できれば、part1、2と別々でなく(別れたのはレコード事情によるものらしい)フルバージョンでお聴きいただきたい逸品。

管のソロ回しでのブリッジ2/4が独特のグルーヴを作っているのですが、1ではカットされてしまっているのです。

また、吉田さんの声!
一度聴いたら忘れられない。聴いた瞬間に誰かわかる存在感!

ボーカルなら、こんなふうになりたい。
野宮真紀さまのこれでもか!というくらいのお洒落さも兼ね備えたら最強じゃないかな……あれ?ジャズは何処へいった?

さておき、この構成をクールに、お洒落にやるにはなかなかのテクニックと感性を要します。
何度やってみても、まだ納得いく出来にならないからこそ、メンバーが選曲に呆れようとも(爆)またやってみたくなる…そんな曲なのです。