晴れの日が続いたBudapestも、昨夜から雪がしんしんと降り、今朝はすっかり白に覆われています
1/17の夜には、Baráti KristófのBach無伴奏全曲演奏会のチケットをたまたま譲って頂け、遅ればせながら壮大な今年の聴き始めをしました
雄々しくて思い切りが良く、吸い込まれるような見事な2時間半でした。
会場は集まった全ての人々からの熱いエール、そして大喝采に満ち、彼が本当に国民から愛されていることを感じました。
1/18はPf細見理子ちゃんのお誕生日
理子ちゃんが日本で習っていたNyàri Gyula先生が偶然ハンガリーにいらっしゃるタイミングで、ご友人のFejes Krisztinaさんも駆けつけ、素敵なディナーにご一緒させて頂きました
おめでとう
私が今取り組んでいるデュオやPfトリオは、基本とても朝方で、今週は火~金曜日まで毎日朝8:00からリハーサルがありました
午前中にがっつり合わせをすると、1日のスタートダッシュも凄い勢いで、有意義に過ごせる気がします。
幸運なことに、2/15にもBenczúr Házでの主催公演にPfトリオが組み込んで頂けたので、張り切って意気込んでいます
結構疲れて息切れしそうでしたが…今週は、先週作ったGundelのGulyásを元に、贅沢創作Gulyásを作ってみました
自分で言うのもなんですが、これがとても美味しく…野菜とたんぱく質が多く取れるので元気が回復します
牛の骨からスープを取り、牛肉の肩肉とすね肉、ベチャール・スタイルを取り入れて薫製の豚も使い、じゃがいもの量を減らし、その代わりににんじんとマッシュルーム、コロジュヴァーリのグヤーシュからヒントを得て千切りした紫キャベツも入れ、豆のグヤーシュもあるので赤豆も追加、あとは普通に紫玉ねぎ、パプリカ粉、塩、キャラウェイシード、にんにく、ピーマン、トマトを使い、最後に赤ワインとレモン汁を入れました。
骨のスープは、段違いに美味しくなって感動…
市場で骨を購入した際には、私がこの顔で「牛の骨1個!」と訴えるので、お店のおじさんが目を丸くして「これ!!?牛肉のスープならこっちだよ!」とびっくりして赤身を指してきました(笑)
話は変わりますが、最近ハマっているのが、この直火式エスプレッソメーカー。
もともとBudapestの家にあって、蓋のつまみも取れているし、使い方も分からず放置していましたが、なんだかオシャレなので使い方を調べてみたら、あら簡単。
エスプレッソもいいけど、基本は紅茶エスプレッソにしたり、一番のお気に入りはちょっと勿体ないと思いつつも『緑茶エスプレッソ』
お湯呑みは小笠原長春さんの青磁器を愛用
眠っていたエスプレッソメーカーも喜んでいるかしら。
来週は遂にメンデルスゾーンのVnとPfと弦楽オーケストラのためのConcerto
1/27にBudapest(弦楽五重奏伴)、2/10にNyíregyháza(弦オケ伴)、2/17にBudapest(弦オケ伴)と、3回も演奏できる中の、来週は1回目の公演。
今週からソリストリハーサル、昨日から弦五とのリハーサルも始まっています