景気・雇用環境向上のために
米国政界における「財政の崖」が
世界の注目を集めてはいるが、
富裕層のトップ2%に重税を
課して決着したとしても
国家支出の20日分にしかならない。
要は国家財政はすでに破たん状態に
あるのであり、
民主党と共和党は「茶番劇」を世界に
向かって演じているに過ぎない。
また、日本では
新政権が日銀がインフレ目標を設定して
金融緩和をすれば景気・雇用環境が良くなると
主張しているが、そうはならない。
増刷された日本円は実体経済には流れ込まず、
株・不動産や米国債の買い増しに充てられるだろう。
グローバル金融業界が、その先回りをして
すでに円安ドル高となっているのがその証左だ。
日本の個人金融資産の内訳から自営業の事業性資金などを
差し引いたうえで、
60歳以上が保有する正味金融資産(ストック)を算出すると
約482兆円にも上る。
現在、30歳未満の平均年間所得は300万円弱。
一方、年金を最大限受け取っている70歳代には
400万円超の年間所得フローがある。
お金を消費に回さない(回す必要がない)個人・企業の
手元からお金があればすぐに消費する(せざるを得ない)
個人・企業の手元にお金が入れば、
景気も雇用環境も間違いなく上向きになる。
この目標(国家プロジェクト)に向かって、
政・官・財が総力を挙げて
あらゆることを試行することが景気・雇用環境向上
のために最優先だと思う。