評論家には独立してもらおう
「日本企業の経営者は、現場重視で
従業員とともにある。
この姿勢は諸外国にはないもので、
これまで敬意を抱いてきた。
しかし、最近は経営評論家のような経営者が
増加しているように思える」
と、何人もの外国の経営者から指摘されてきた。
そういう傾向はたしかにあると、ぼくも思う。
ところで、
季節は春になり都心で新入社員を多く見受ける。
その企業のビジョンやゴール設定に共感して、
入社を決めた人も少ないないのだろう。
ただ、そういう人は、
新人研修後に現場に配置されたときに、
その企業が掲げているビジョンと自分の実務が
かけ離れていることに幻滅して、
やる気を喪失してしまうことがあるかもしれない。
一方、
どんな仕事にも現場にはリアリティがあり、
そこで気づきが生まれ、大きな学習を得たあとに、
やりがいが見出されていくもの事実だ。
たとえ評論家のような言動をする同僚・上司と
遭遇したとしても、
ただ当事者意識に基づいて行動してほしい。
そして将来には、
自分たちが現場意識にも基づいたビジョンを掲げ、
そのビジョンを社内に浸透させればよい。
社内評論家には社外で評論家として
独立してもらおう。