「子どもたちに、何を教えることができるか partⅡ」
前回では、大人自身が「先が見えない」状況下
では、子どもに「教える」(teach)行為の限界を
感じると記した。
日本で学校教育を受けた大人(の大半)は、
「必ず答えがあるテスト」のトレーニングを繰り
返され、考える前に答えを覚える集団が発生した。
その集団は「勉強が良くできる」と呼ばれて
いたりした。
その結果、答えがなければ「教える」(teach)ことが
できない大人が大量に輩出されてきたのが、
この国の現実だ。
教師(の大半)は、「必ずある答え」をどうように
導くのかを子どもに「教える」(teach)ことを
繰り返してきた。
それも、文部科学省が作成した指導要項に
沿って教えてきた。
本来の教師の役割は、指導要項にしたがって
教えることではない。
子供たちが持って生まれた潜在能力を引き出す
(エデュケーションの原意)ことが最も重要な役割だ。
大人自身が今「先が見えない」(=答えが見つからない)
社会環境下で、かつ、答えがある問題の答えは
インターネットで検索すればすぐに判明する時代に、
何を教えるのか。
現代に有効なのは、
「教える」(teach)ではなく、
子ども自身が「学ぶ」(learn)ために、「助言」(advice)
したり、「示唆」(suggest)したりすることにより、
「潜在能力の開花」(empowerment)を助長する
ことではないか。
【続く】