「オバマのアメリカはどうやって帳尻を合わせようとするのか_PART5 」
前号には多くの反響をいただいた。
質問の中で最多だったのが、「ドル需要を
増やす」とはどういう意味なのか?
わかりやすく説明してほしいだった。
我流で説明を試みる。
大手百貨店①の商品券をドルに例えて
みたい。
その商品券はその百貨店にある商品と
交換できるのが価値の源泉だ。
一方、ドルは1971年のドルショックまでは、
米国が保有する「金」と交換できるのが
価値の源泉だったし、紙幣にそう明示
されていた(金本位制)。
今は、もちろん、何と交換できるかは記載
されていないので、信用して受け取る者は、
大手百貨店①を信用すると同様に米国連邦
準備銀行を信用していることになる。
その商品券は金券SHOPに出向けば、
額面の90%以上の金額の現金と現時点では
交換してもらえる。
ドルは世界中どこに行っても、例え北極や
南極ででも、現地通貨と現時点では交換
してもらえるかそのまま使用できる。
すなわち、世界中のどんな商品・サービス
とも現時点では交換できる。
もちろん、現時点では、輸出入の受け取りと
支払いに、すべての国に拒絶されず使用
できる通貨だ。
その大手百貨店①が、好きなだけ商品券
を発行したら、どうなるか。
商品券は暴落するだろう。
なぜなら、発行した商品券の金額相当の
商品券を使用する顧客が交換したい商品群を
百貨店が品揃えできないからだ。
しかし、仮にだが、その百貨店の仕入れ
代金やあらゆる経費を現金ではなく独自に
発行した商品券で支払うこともできたら、
その百貨店は倒産しないで永遠に続くと
皆が信じるかもしれない。
もう一つの大手百貨店②は、従来、その
大手百貨店が独自に発行する商品券で
ある「ドル」を受け取りと支払いに使用せざるを
得なかった。
その「おいしい商売」を傍目で見ていたが、
とうとう大手百貨店②は独自の商品券
「ユーロ」を発行して対抗した。
そうなると、大手百貨店①の「錬金術」に
かげりが見えてくる。
そうすると、大手百貨店①は、大手百貨店②
の新商品券「ユーロ」を決済通貨に変更しよう
としたイラク国を攻撃したり、すでに変更して
いるイラン国を敵国としたりしている。
さまざまな方法で流通量を落とさない方策を
取ったが、発行量がすでに多すぎた。
商品券が暴落したら、倒産してしまうので、
商品券そのものではないが、有名百貨店名が
入った派生商品である「金融商品」を考案した。
その名称を、「サブプライムローン」という。
今日は長くなりすぎたので、オバマの(通貨)
外交とその日本経済への影響については、
次号で記すことにします。
明日深夜に行われるオバマ新大統領の
就任式を楽しみに。
【続く】