【日本の教育システムについて】
『何のために学ぶのか』
「唯一解を見出す情報処理能力」の
価値は著しく低下しているのが先進諸国の現実になっている。
その現実にしたがって、OECDの学習到達度を測るための
試験内容が激変したことが主因で、日本のランキングは
低下していることを申し上げたかった。
では、どう解決したらよいか?
欧米には必死で勉強しないと卒業できない大学が多い。
同年代の現地の卒業生10名にもヒアリングしてみた。
「大学時代は40年の人生で最も睡眠時間が少なかった時期だった。
落第する学生はたいへん多い。そのため、円滑に転学、学部変更、退学、ができるシステムが充実している」と、異口同音に言った。
このシステムを日本に取り入れたらどうか。
奇しくも、日本の社会人の転職市場の流動性あるシステムに
そっくりでもある。
では、卒業の栄誉を獲得するためにはどんな能力が必要
だったのか。
順位をつけてもらった。
「体力」、「あきらめない根性・熱意」、「構想力」「創造力」が
上位で、「知識量」は最下位だった。
奇しくも、日本の今の雇用市場が人材に求める能力に似ている。
「日本の大学卒業を、ものすごく厳しくする」
ことに、課題解決の活路があるのではないか。
「いい学校」に入るためにだけ勉強を
子どもたちにさせるのはもうおわり。
将来、「いい仕事」ができるために卒業を難しくしよう!
完