『なんのために、人は働くのか』
この質問をDIARY読者から頻繁にいただいてきたし、
自問自答することも多かったテーマだ。
『なんのために、仕事をするのか』の最大公約数を模索しながら、
何とか進めていく。
まず浮かぶのが、「収入のために」だ。
もし収入がなければ衣・食・住の費用を始めとするさまざまな
生活費が得られないから働く。
大半の人が働くのは、その対価として得られる収入が
目的の一つであることに疑いの余地はない。
しかし一方で、収入を目的として仕事をしていないと
告白してくれた人々にも出会う機会がこれまで
少なからずあった。
その方々の理由にもさまざまなタイプがあるが、
その代表格は富裕層(今収入がなくとも、将来おいても
全く生活に不自由しない)のケースだ。
彼らが働く目的はさまざまある。
ある財産家は、一定レベル以上の富裕層が働く理由は
本音の本音では「ひまつぶし」なのだと教えてくれた。
それでは、収入を目的とする人、しない人が、
同様に働く目的に共通項はないのか、と考えてしまう。
見つけたその共通項は「存在感」だと思う。
この場合の「存在感」とは、
「自分が働くことを誰かが、何かが、どこかで、必要としている」
という感覚を持つことなのだと思う。
この「存在感」が衣・食・住を満たすという目的をも超えた
働くことへのインセンティブになりうる。
人間とはそういう存在なのだと思った。