「憲法改正について」(Ⅱ)
<高校1年生のときのエピソード>
「日本国憲法は平和主義だ。
その第9条で戦争を放棄し、戦力はもたないとしている」
と、小学校6年の担任は言っていた。
その4年後の高校一年生のとき(1984年)、
ぼくは留学先のスリランカで
他の先進諸国からの集まってきた高校生留学生と
「自国に誇りをもてること」を発表しあっていた。
その際に、
ぼくは「日本国憲法の平和主義」を、
「誇り」というよりも、日本の大きな「特徴」
かと思って発表してみた。
そうすると、大半が失笑した。
「それは、日本の誇りとは言えないのではないか」と。
いわく、
日本が第二次世界大戦に敗戦したために
戦勝国によって新憲法で強調されたのが平和主義だ。
これは日本の誇りとは言えず、むしろ反対ではないか。
平和主義は、あくまでも「主義」(建前)なので、
他の先進国も謳っていることだ。
その後、欧州の留学生が、
近代欧州の戦争の史実について
滔々と話をしてくれた。
最後にリーダー格の英国人留学生が、
「憲法を日本の誇りだと発表するためには、
現在の憲法を日本の自主憲法に変える必要がある。
欧州の戦争の歴史から、そう思う。
その際には、日本は第二次大戦に惨敗はしたが、
ようやく自主憲法を制定するに至ったとして、
誇っても良いのではないか。」
ぼくは、納得し、肯くしかなかった。