「産業界と教育界の溝を埋めること」
自分が本業を通して解決しようとしているテーマは、
「産業界と教育界の溝を埋めること」です。
「企業社会と学校社会の溝を埋めること」と
表現しても良いでしょう。
さて、今日は、「人類の進化のプロセス」を起点に、「産業界と教育界の溝を埋める
こと」
について考察してみます。
以前、NHK特集「地球大進化」の最終回の「人類の進化」
を観ました。(http://www.nhk-book.co.jp/magazine/special/index_earth.html
)
現在の人類の祖先のホモ・サピエンスまで、20種もの人類の祖先が
登場しては絶滅したと考えられているらしいです。そのうちのたった一つの種である
ホモ・サピエンスが生き残って現存しているというのです。これまでの20種もの
人類のサバイバルの決定要因は2つでした。
最大の要因は「食料の確保」、第2の要因は「言語能力」でした。
まず「食料の確保」から、説明します。
場所はアフリカ大陸。人類は最初は樹木生活者であり、果実を主食にしていました。
しかし、気候の変化により、熱帯雨林が草原に変化し果実が無くなってしまいまし
た。
この変化で人類の祖先のうち1種類は動物を主食に、もう1種類は植物の根っこを主食
にして生き残りました。この2種類の人類は、主食とする食料を環境に応じて変化さ
せた
ために生き残ったのです。
次に、「言語能力」が決定要因として登場しました。
さて、時代は約3万年前、人類が高カロリー肉食に変化したことも一因に、
急速に脳が巨大化しました。その頃、人類には脳が発達した2種類の
ホモ・サピエンスとネアンデルタール人が存在しました。その後、
ホモ・サピエンスは生き残り、ネアンデルタール人は絶滅してしまいました。
その主因は何だったのでしょうか?
人類学の研究者は、その主因を、「言語能力の差」に求めています。
ネアンデルタール人は、その声帯の位置と気道の短さから、ホモ・サピエンスほど
流暢に「言葉」を発することができなかった可能性が高いというのです。
ということは、ヒトは「言葉」を通してコミュニケーションをとることでその経験知
を
次世代に伝えることにより、より能率的、効率的に食料を確保できるようになった
といえます。
これは空想の世界ですが、ホモ・サピエンスの子孫である我々が現代の
コミュニケーションの手段の言葉、(絵)文字、手話などを一瞬にして失ったら、
どうなるでしょう。
いずれは人類が食糧確保に困難を来たして、最終的には多数の人類が
死滅してしまう可能性が高いともいえるのです。
ここで、「産業界と教育界の溝」に話を戻します。
既存の「企業」の目的を「食糧確保」、既存の「学校」の目的を食糧確保
のための「言葉の発達」と仮定します。
もちろん、上述のとおり、両方とも人類のサバイバルのために不可欠です。
しかし、現代の日本では、「産業界」(企業)は、極端に走ると、食料(お金)を
確保しさえすれば、「言葉」を無視して、手段を問わないケースが少なからず発生し
ています。
「教育界」(学校)も、極端に走ると、「言葉」のための「言葉」を教えることに終
始してしまう
傾向があります。人類のサバイバルに不可欠な食料(お金)を確保する姿勢や技術を
教えることを、時には、軽視したり、蔑視したりして、教えないこともあったりしま
す。
この溝を埋めるための方法、つまり「職業・キャリア教育」をさまざまな方法で
一層充実させていかなければ、日本国民の「生きる力」が減退し、
結果的に国力が減退してしまうことは自明の理です。
したがって、私どもは「産業界と教育界の溝を埋める」ための商品開発・販売に
一層注力しています。
今後とも、皆様のご指導とご声援をよろしくお願いする
次第です。
以上