商売とはどういうものか
今回でDIARY(このBlog)は36回目になった。
52回を迎えれば1年間続けたことになるし、
そのときには、ぼくの会社設立10周年を迎えることにもなる。
一層がんばります!
さて、今から20年以上前、ぼくが中学生だったころ、以前も記したように
ぼくは父親から家庭内起業家教育を受けていた。
そのころは、各界のエキスパートと父親がアポイントを取って、起業家教育の一環で
ぼくと面会させていた。
日本医師会会長選挙に敗れて隠居したばかりの人物、
元プロ野球選手多数、有名芸能人、エリート外国人、国会議員、
ノーベル賞の候補に挙がったことがある学者、
そして「起業家」等々。
その「起業家」T氏は9歳で京都(ぼくの故郷)に丁稚に出てきて、
当時はおそらく60歳くらいで、有名な大金持ちになっていた。
「立身出世」の人物のT氏だった。
ぼくは、中学の同級生のK氏と彼の豪邸でのインタビューに臨んだのだった。
「どうしてここまで金持ちになったのですか?」
と中学生の板庇が率直に質問した。
「それはな、紙を一枚一枚重ねるように仕事をしてきたからや」
とT氏は答えた。
「どういうことですか?」と中学生は尋ねた。
「それはな、一枚、一枚や、こうやって、こうやって」
とT氏がジェスチャーを加えて話すだけだった。
その意味が今理解できた気になって、今こうやって書いている。
商売人は大きな計画を描くべきだ。
多くの人が喜んでくれる計画。
アッといわせるような計画。
その計画の成就をまず心に描くこと。
そして、その計画を必ず実現すると確信すること。
その後は一枚一枚の紙を重ねるがごとく、どんなに小事と思えることでも躊躇なくすぐに実行していく。
階段を昇るには、一段一段昇っていくしかないのであって、
その階段が低い階段であっても、その一段一段を昇ることを実行することを怠ると、
ついに目的とする最高所に達することができなくなるからである。
このことを、やっとT氏との面会後、20年以上たって、
37歳で悟った。遅いね。
以上