5年ぶりくらいに真剣にまとめてみた。


解説の佐藤悠介がふと、「勝ち点50でも降格しちゃうかも知れませんしね」

ほぉ〜。どんなもんか調べてみた。



ついでに2位以内のノルマも調べてみよう。


現行の22クラブ、2クールとなったのは2012年からのため過去9シーズンの成績から。

▼2012年J2

最終成績 最高勝ち点126(試合数42×勝ち点3)・クラブ勝ち点・勝ち点率(クラブ勝ち点÷最高勝ち点)
1甲府・86・68.3%
2湘南・75・59.5%
3京都・74・58.7%
4横浜FC・73・57.9%
5千葉・72・57.1%
6大分・71・56.3%
7東京V・66・52.4%
8岡山・65・51.6%
9北九州・64・50.8%
10山形・61・48.4%
11栃木・60・47.6%
12松本・59・46.8%
13水戸・56・44.4%
14熊本・55・43.7%
15徳島・51・40.5%
16愛媛・50・39.7%
17草津・47・37.3%
18福岡・41・32.5%
19富山・38・30.2%
20鳥取・38・30.2%
21岐阜・35・27.8%
22町田・32・25.4%

▼2013年J2

1G大阪・87・69.0%
2神戸・83・65.9%
3京都・70・55.6%
4徳島・67・53.2%
5千葉・66・52.4%
6長崎・66・52.4%
7松本・66・52.4%
8札幌・64・50.8%
9栃木・63・50.0%
10山形・59・46.8%
11横浜FC・58・46.0%
12岡山・56・44.4%
13東京V・56・44.4%
14福岡・56・44.4%
15水戸・55・43.7%
16北九州・49・38.9%
17愛媛・47・37.3%
18富山・44・34.9%
19熊本・43・34.1%
20群馬・40・31.7%
21岐阜・37・29.4%
22鳥取・31・24.6%

▼2014年J2

1湘南・101・80.2%
2松本・83・65.9%
3千葉・68・54.0%
4磐田・67・53.2%
5北九州・65・51.6%
6山形・64・50.8%
7大分・63・50.0%
8岡山・61・48.4%
9京都・60・47.6%
10札幌・59・46.8%
11横浜FC・55・43.7%
12栃木・55・43.7%
13熊本・54・42.9%
14長崎・52・41.3%
15水戸・50・39.7%
16福岡・50・39.7%
17岐阜・49・38.8%
18群馬・49・38.8%
19愛媛・48・38.1%
20東京V・42・33.3%
21讃岐・33・26.2%
22富山・23・18.3%

▼2015年J2

1大宮・86・68.3%

2磐田・82・65.1%
3福岡・82・65.1%
4C大阪・67・53.2%
5愛媛・65・51.6%
6長崎・60・47.6%
7北九州・59・46.8%
8東京V・58・46.0%
9千葉・57・45.2%
10札幌・57・45.2%
11岡山・54・42.9%
12金沢・54・42.9%
13熊本・53・42.1%
14徳島・53・42.1%
15横浜FC・52・41.3%
16讃岐・51・40.5%
17京都・50・39.7%
18群馬・48・38.1%
19水戸・46・36.5%
20岐阜・43・34.1%
21大分・38・30.2%
22栃木・35・27.8%

▼2016年J2

1札幌・85・67.5%
2清水・84・66.7%
3松本・84・66.7%
4C大阪・78・61.9%
5京都・69・54.8%
6岡山・65・51.6%
7町田・65・51.6%
8横浜FC・59・46.8%
9徳島・57・45.2%
10愛媛・56・44.4%
11千葉・53・42.1%
12山口・53・42.1%
13水戸・48・38.1%
14山形・47・37.3%
15長崎・47・37.3%
16熊本・46・36.5%
17群馬・45・35.7%
18東京V・43・34.1%
19讃岐・43・34.1%
20岐阜・43・34.1%
21金沢・39・31.0%
22北九州・38・30.2%


▼2017年J2

1湘南・83・65.9%

2長崎・80・63.5%

3名古屋・75・59.5%

4福岡・74・58.7%

5東京V・70・55.6%

6千葉・68・54.0%

7徳島・67・53.2%

8松本・66・52.4%

9大分・64・50.8%

10横浜FC・63・50.0%

11山形・59・46.8%

12京都・57・45.2%

13岡山・55・43.7%

14水戸・54・42.9%

15愛媛・51・40.5%

16町田・50・39.7%

17金沢・49・38.9%

18岐阜・46・36.5 %

19讃岐・38・30.2%

20山口・38・30.2%

21熊本・37・29.4%

22群馬・20・15.9%


▼2018年J2

1松本・77・61.1%

2大分・76・60.3%

3横浜FC・76・60.3%

4町田・76・60.3%

5大宮・71・56.3%

6東京V・71・56.3%

7福岡・70・55.6%

8山口・61・48.4%

9甲府・59・46.8%

10水戸・57・45.2%

11徳島・56・44.4%

12山形・56・44.4%

13金沢・55・43.7%

14千葉・55・43.7%

15岡山・53・42.1%

16新潟・53・42.1%

17栃木・50・39.7%

18愛媛・48・38.1%

19京都・43・34.1%

20岐阜・42・33.3%

21熊本・34・27.0%

22讃岐・31・24.6%


▼2019年J2

1柏・84・66.7%

2横浜FC・79・62.7%

3大宮・75・59.5%

4徳島・73・57.9%

5甲府・71・56.3%

6山形・70・55.6%

7水戸・70・55.6%

8京都・68・54.0%

9岡山・65・51.6%

10新潟・62・49.2%

11金沢・61・48.4%

12長崎・56・44.4%

13東京V・55・43.7%

14琉球・49・38.9%

15山口・47・37.3%

16福岡・44・34.9%

17千葉・43・34.1%

18町田・43・34.1%

19愛媛・42・33.3%

20栃木・40・31.7%

21鹿児島・40・31.7%

22岐阜・30・23.8%


▼2020年J2

1徳島・84・66.7%

2福岡・84・66.7%

3長崎・80・63.5%

4甲府・65・51.6%

5北九州・65・51.6%

6磐田・63・50.0%

7山形・62・49.2%

8京都・59・46.8%

9水戸・58・46.0%

10栃木・58・46.0%

11新潟・57・45.2%

12東京V・54・42.9%

13松本・54・42.9%

14千葉・53・42.1%

15大宮・53・42.1%

16琉球・50・39.7%

17岡山・50・39.7%

18金沢・49・38.9%

19町田・49・38.9%

20群馬・49・38.9%

21愛媛・34・27.0%

22山口・33・26.2%



▼2位以内のノルマは?

1湘南・101・80.2%(14)

1G大阪・87・69.0%(13)

1甲府・86・68.3%(12)

1大宮・86・68.3%(15)

1札幌・85・67.5%(16)
2清水・84・66.7%(16)

1柏・84・66.7%(19)

1徳島・84・66.7%(20)

2福岡・84・66.7%(20)

2神戸・83・65.9%(13)

2松本・83・65.9%(14)

1湘南・83・65.9%(17)

2磐田・82・65.1%(15)

2長崎・80・63.5%(17)

2横浜FC・79・62.7%(19)

1松本・77・61.1%(18)

2大分・76・60.3%(18)

2湘南・75・59.5%(12)


過去勝ち点80に届かないで優勝したのは18松本のみ。やはり勝ち点80以上、最低でも勝ち点83は確保しないと苦しいだろう。2位の最高位となった16清水のような高騰もあまりないが勝ち点85はノルマとなる。


▼レギュレーションが違うとはいえ残留ノルマは高い。

19町田・49・38.9%(20)

20群馬・49・38.9%(20)

19愛媛・48・38.1%(14)
19水戸・46・36.5%(15)
19熊本・43・34.1%(13)

20岐阜・43・34.1%(15)

19讃岐・43・34.1%(16)

20岐阜・43・34.1%(16)

19京都・43・34.1%(18)

20東京V・42・33.3%(14)

20岐阜・42・33.3%(18)

19愛媛・42・33.3%(19)

20群馬・40・31.7%(13)

20栃木・40・31.7%(19)

21鹿児島・40・31.7%(19)

21金沢・39・31.0%(16)

19富山・38・30.2%(12)

20鳥取・38・30.2%(12)

21大分・38・30.2%(15)

22北九州・38・30.2%(16)

19讃岐・38・30.2%(17)

20山口・38・30.2%(17)

21岐阜・37・29.4%(13)

21熊本・37・29.4%(17)

21岐阜・35・27.8%(12)

22栃木・35・27.8%(15)

21熊本・34・27.0%(18)

21愛媛・34・27.0%(20)

21讃岐・33・26.2%(14)

22山口・33・26.2%(20)

22町田・32・25.4%(12)

22鳥取・31・24.6%(13)

22讃岐・31・24.6%(18)

22岐阜・30・23.8%(19)

22富山・23・18.3%(14)

22群馬・20・15.9%(17)


コロナ禍で5人交代、降格はなくある意味いろいろやれた2020シーズンの勝ち点49はあまり参考にならない気もしないでもない。過去にワースト4まで降格危機があったこともなくさすがに19位はある程度余裕を持ってシーズンを終えてきたためレギュレーションの違いはかなり参考になりにくい。

とはいえ例年なら勝ち点50でワースト4に入ることなど皆無。19位の最低でも17讃岐の勝ち点38。勝ち点40ではキケンな匂いはするが勝ち点45なら19位以下は事例が少ない。とはいえあくまで机上の数値、安心安全に年末を迎えるには勝ち点50以上のノルマとなるが…



▽昇格ノルマは勝ち点85!

▽残留ノルマは勝ち点45!


こう推定する。

このノルマが意外に大きく外れないのだからあながちでもない。ただそんな計算通りに事が進むなら苦労はしない。

目の前の一戦一戦、シュート1本1本をしっかり枠に飛ばし、失点を防いで勝ち点を積み重ね、シーズンのタイムアップでどれだけ勝ち点を稼いでいるか?

毎年のことながら、さすがに異色の4クラブ降格は怖い。

5月5日時点で最下位に沈んだ大宮も監督交代など劇薬投下か?先手先手じゃないとこの負のスパイラルからは抜け出すことなど出来ないのは間違いない。


まっ下位に逆転勝ちしても手放しで喜べない前半の内容だったし上位にはさっぱり勝てない永井サッカーでは勝ち点50の壁は低くない。理想は勝手だが何ふり構わず勝ち点を拾うための策、後半みたいな戦術も今後は当たらないとJ3落ちてからじゃ何もならない。