▽J2 21年目。
1999年、J2は10クラブで設立された。
1川崎F、2東京、3大分、4新潟、5札幌、6大宮、7山形、8鳥栖、9仙台、10甲府(呼称は当時)。
順位は以上のようになった。当時の昇格条件は2位以内、川崎とFC東京はJ1へ昇格し3位以下にはチャンスは廻ってこない。
あれから20年、J2も21シーズン目となる2019年J2。
1川崎F、2東京、3大分、4新潟、5札幌、6大宮、7山形、8鳥栖、9仙台、10甲府(呼称は当時)。
順位は以上のようになった。当時の昇格条件は2位以内、川崎とFC東京はJ1へ昇格し3位以下にはチャンスは廻ってこない。
あれから20年、J2も21シーズン目となる2019年J2。
J1からは柏、長崎が降格。J3からは琉球、鹿児島が昇格。
紆余曲折、レギュラーシーズンは終わり2020年へそれぞれ仕切り直し。
▽J1参入プレーオフ。
これまで2クラブあるいは3クラブにしか与えられなかった昇格条件は見直され2012年より3位~6位までのトーナメント方式のプレーオフが導入された。
結果的には中位の中弛み、早すぎるシーズンオフ(昇格も降格もしないチームは消化試合を大量に残す)は激減したのは事実だ。
ただ15年の勝ち点15差決勝、16年の勝ち点19差準決勝のように理不尽な組み合わせで番狂わせとなると虚しい。5勝差、6勝差とシーズンでは突き放しても、それをわずか90分で負けたら終了はあまりに酷だ。せめてアドバンテージ(上位に1点与えて1-0からスタートとか)でもつけるならまだしも。昔から理不尽な制度好きだよなJリーグって。
そして2018年からはPOを勝ち抜いてからJ1 16位と一騎討ち。J2側からすればPO2勝+入れ替え戦での勝利、簡単に言えば3連勝がJ1への道。しかしJ1 16位ばかりを優遇したようなレギュレーションでJ2側からすれば厳しすぎる。ってヴェルディがまさか決勝に進んで磐田に挑むとは予想してなかった。そしてその理不尽なレギュレーションにその立場になったからこそ不服だ。
▽POの歴史を振り返る。 ()内は勝ち点
▼2012シーズン
▼2013シーズン
▼2015シーズン
2000年
11クラブ(水戸)
2001年~2005年※05年よりJ1が2クラブ増加
12クラブ(横浜FC【01~】、草津【05~】、徳島【05~】)
2006年
13クラブ(愛媛)
2008年
15クラブ(岐阜、熊本)
2009年
18クラブ(栃木、富山、岡山)
2010年
19クラブ(北九州)
2011年
20クラブ(鳥取)
2012年
22クラブ(町田、松本)
2013年
22クラブ(町田→長崎)
2014年
22クラブ(鳥取→讃岐)
2015年
22クラブ(富山→金沢)
2016年
22クラブ(栃木→山口、大分→町田)
2017年
22クラブ(北九州→大分)
2018年
22クラブ(群馬→栃木)
2019年
2位以内は単純に6割がキーポイント。1位のノルマを7割と考えるが01京都、07札幌、18松本のように6割強というだけで首位が低調なシーズンはノルマが定まりにくい。
通例からすると2位以内のノルマ、やはり6割。42試合の2019年は最多勝ち点126より6割、75.6≠勝ち点76と予想する。
▽6位以内のノルマは?
続いて12年以降の3位~6位のノルマを考察。
松本・66.7%(16・3)
福岡・65.1%(15・3)
C大阪・61.9%(16・4)
福岡・58.7%(17・4)
横浜FC・57.9%(12・4)
大分・56.3%(12・6)
磐田・53.2%(14・4)
C大阪・53.2%(15・4)
千葉・52.4%(13・5)
長崎・52.4%(13・6)
北九州・51.6%(14・5)
愛媛・51.6%(15・5)
岡山・51.6%(16・6)
山形・50.8%(14・6)
長崎・47.6%(15・6)
単純に65%以下50%以上、としてきたが15長崎が初の5割未満。ちなみに15年に関してはヴェルディが勝ち点61で長崎を逆転した場合でも5割未満だった、たらればの話だが。恐らく6位が5割未満になるケースはそうそうない。
なぜなら長いJ2の歴史的に見てもシーズンを50%以上で終えるクラブは平均すると6.6クラブあるからだ(21シーズン平均)。
シーズンによっては4クラブ~8クラブというシーズンもあったがそれは12クラブや15クラブなど今よりクラブ数が少ない時代も含むから。
クラブ数は年々増えてきたため過去のクラブ数と単純に比較はできないが平均は7クラブが5割を越えた。つまり12クラブ時代の6位と、22クラブの現在の6位が同じ勝ち点率で6位に入るわけがない。
22クラブとなった12年以後においては平均8.0クラブ。およそ8クラブ、8位が50%となる公算が大きい。
以下左から12年~19年、8シーズン。勝ち点率50%以上のクラブ数メモ。
9,9,7,5,7,10,8,9 累計64,平均8.0
22クラブ体制(2012年~)では最多が2017年10クラブと過半数に迫る。最少が2015年5クラブと17クラブはお荷物となった。
以下左から99年~19年、21シーズン。勝ち点率50%以上のクラブ数メモ。 5,4,6,4,5,5,4,6,8,6,6,7,9,9,9,7,5,7,10,8,9 累計139,平均6.6
では6位以内のノルマは?
12年6位大分が高騰したのに続き18年6位ヴェルディも勝ち点71、19年6位山形も70とここ2シーズンはかなり高騰気味。まぁ首位が独走しておらず全体的に勝ち点が平等に入り残留争いも勝ち点40と高騰した。
優勝争いのノルマは約7割、勝ち点89が目安。
19年は優勝した柏もこれは未達成。達成すれば無論優勝だろう。
これまで2クラブあるいは3クラブにしか与えられなかった昇格条件は見直され2012年より3位~6位までのトーナメント方式のプレーオフが導入された。
結果的には中位の中弛み、早すぎるシーズンオフ(昇格も降格もしないチームは消化試合を大量に残す)は激減したのは事実だ。
ただ15年の勝ち点15差決勝、16年の勝ち点19差準決勝のように理不尽な組み合わせで番狂わせとなると虚しい。5勝差、6勝差とシーズンでは突き放しても、それをわずか90分で負けたら終了はあまりに酷だ。せめてアドバンテージ(上位に1点与えて1-0からスタートとか)でもつけるならまだしも。昔から理不尽な制度好きだよなJリーグって。
そして2018年からはPOを勝ち抜いてからJ1 16位と一騎討ち。J2側からすればPO2勝+入れ替え戦での勝利、簡単に言えば3連勝がJ1への道。しかしJ1 16位ばかりを優遇したようなレギュレーションでJ2側からすれば厳しすぎる。ってヴェルディがまさか決勝に進んで磐田に挑むとは予想してなかった。そしてその理不尽なレギュレーションにその立場になったからこそ不服だ。
▽POの歴史を振り返る。 ()内は勝ち点
▼2012シーズン
1st 3位京都(74)0-4 6位大分(71)
1st 4位横浜FC(73)0-4 5位千葉(72)
2nd 5位千葉(72)0-1 6位大分(71)
勝ち点差3の中に4チームが犇めく混戦の第1回昇格プレーオフ。準決勝は共に下位チームが圧勝し迎えた決勝は中立地開催の国立。悪条件をはね除けた6位大分がJ1への扉を開いた。
▼2013シーズン
1st 3位京都(70)0-0 6位長崎(66)
1st 4位徳島(67)1-1 5位千葉(66)
2nd 3位京都(70)0-2 4位徳島(67)
勝ち点差4と肉薄した4チーム。準決勝は共に引き分け上位が勝ち進む。決勝は国立。4位徳島が悲願のJ1初昇格を勝ち得た。
▼2014シーズン
1st 3位千葉(68)
1st 4位磐田(67)1-2 6位山形(64)
2nd 3位千葉(68)0-1 6位山形(64)
5位北九州(65)がJ1ライセンスを持たず千葉は準決勝シード。3チームの勝ち点差4と拮抗。記憶に新しいGK山岸のヘディングで磐田を撃破した山形はその勢いのままに。決勝は味スタ、6位山形がJ1復帰を果たした。
▼2015シーズン
1st 3位福岡(82)1-0 6位長崎(60)
1st 4位C大阪(67)0-0 5位愛媛(65)
2nd 3位福岡(82)1-1 4位C大阪(67)
4チームの勝ち点差22と福岡は優位性欠けるプレーオフ。しかも事前に決まっていたとはいえ皮肉にも4位C大阪の本拠地ヤンマーが決勝開催地。完全Awayの決勝は勝ち点差15というアドバンテージ皆無の福岡が逃げ切りJ1復帰。
▼2016シーズン
1st 3位松本(84)1-2 6位岡山(65)
1st 4位C大阪(78)1-1 5位京都(69)
2nd 4位C大阪(78)1-0 6位岡山(65)
レギュレーションが決勝は中立地ではなく上位ホームに変更。4チーム勝ち点差19と負けるわけにはいかない3位松本が準決勝敗退。決勝も勝ち点差13とホームアドバンテージで負けれないC大阪が前年の雪辱を果たした。
▼2017シーズン
1st 3位名古屋(75)4-2 6位千葉(68)
1st 4位福岡(74)1-0 5位東京V(70)
2nd 3位名古屋(75)0-0 4位福岡(74)
4チーム勝ち点差は7。破壊力ある攻撃でシーズン3位名古屋が準決勝も攻め勝ち、リーグNo.1の堅守福岡との決勝は矛盾対決。まさかのスコアレスで名古屋がJ1へ返り咲く。
▼2018シーズン
1st 5位大宮(71)0-1 6位東京V(71)
2nd 3位横浜FC(76)0-1 6位東京V(71)
3rd J1 16位磐田 2-0 J2 6位東京V
名称も新たにJ1参入プレーオフ。4位町田が資格なく3チーム勝ち点差5。6位ヴェルディが劇的な連勝で決勝進出。ロティーナ監督も疑問を呈したがカテゴリーが違うJ1 16位に有利なレギュレーションの不公平さはあれど単なる力不足で磐田がJ1死守。
▼2019シーズン
1st 3位大宮(75)- 6位山形(70)
1st 4位徳島(73)- 5位甲府(71)
2nd
3rd J1 16位 - J2 位
▽22クラブによるJ2サバイバル。
過去、J2においては前述の99年10クラブ創設以後年々クラブ数を増加してきた。()内は下部リーグから昇格したクラブ。13年からは降格クラブ→昇格クラブ。
2000年
11クラブ(水戸)
2001年~2005年※05年よりJ1が2クラブ増加
12クラブ(横浜FC【01~】、草津【05~】、徳島【05~】)
2006年
13クラブ(愛媛)
2008年
15クラブ(岐阜、熊本)
2009年
18クラブ(栃木、富山、岡山)
2010年
19クラブ(北九州)
2011年
20クラブ(鳥取)
2012年
22クラブ(町田、松本)
2013年
22クラブ(町田→長崎)
2014年
22クラブ(鳥取→讃岐)
2015年
22クラブ(富山→金沢)
2016年
22クラブ(栃木→山口、大分→町田)
2017年
22クラブ(北九州→大分)
2018年
22クラブ(群馬→栃木)
2019年
22クラブ(熊本→琉球、讃岐→鹿児島)
言うまでもなく過去のクラブ数と現在のクラブ数において数字で比較するのは難しい。99年10クラブにおける3位~6位と考えると野球で言うAクラスは5位まで。6位はBクラスに属する。これは00年においても同様で12クラブ時代においてはなんとかAクラスというだけであり昇格争いに絡んだ6位は01年以外皆無と言える。
13クラブ時代もまた同様となり過半数はBクラス、6位も昇格レースから無縁となっていた。
いずれにせよシーズンを終えた時点の6位を対象とするとBクラスに近いあるいはBクラスの成績が最低ラインとなってしまう、これは意味がない(J1も16クラブ未満だった95年以前は順位が参考にならない)
そのため6位までを対象とし、2012年以降とさせていただく。
ただし自動昇格に関しては一貫して99年から2クラブという概念は不変。3位に入れ替え戦が組まれた04年以降により3位も当データに組み込んであるため継続しあくまで新たに6位以内のノルマを12年以降で算出する。
▽各年度の成績を見てみる。
99年に開幕し07年までの9シーズン、J2は年間で36試合~48試合の日程を4クールで過ごしてきた。08年(42試合)と09年(51試合)は3クール、しかし最終データを見る限り3クール特有の勝ち点高騰は見られず。10年からは2クールであるが試合数は36、11年は38試合、12年~は42試合と4クール時代と相違はない。
それではこれまでの各年度のJ2上位3チームの勝ち点率を見てみる。自動昇格となる上位2チームの最低ラインが分かる。
なお12年以降は6位まで記載する。
勝ち点率=勝ち点÷最高勝ち点
クラブ・勝ち点・勝ち点率
17年・試合数42・年間最高勝ち点126(試合数×勝ち点3)
湘南・83・65.9%13クラブ時代もまた同様となり過半数はBクラス、6位も昇格レースから無縁となっていた。
いずれにせよシーズンを終えた時点の6位を対象とするとBクラスに近いあるいはBクラスの成績が最低ラインとなってしまう、これは意味がない(J1も16クラブ未満だった95年以前は順位が参考にならない)
そのため6位までを対象とし、2012年以降とさせていただく。
ただし自動昇格に関しては一貫して99年から2クラブという概念は不変。3位に入れ替え戦が組まれた04年以降により3位も当データに組み込んであるため継続しあくまで新たに6位以内のノルマを12年以降で算出する。
▽各年度の成績を見てみる。
99年に開幕し07年までの9シーズン、J2は年間で36試合~48試合の日程を4クールで過ごしてきた。08年(42試合)と09年(51試合)は3クール、しかし最終データを見る限り3クール特有の勝ち点高騰は見られず。10年からは2クールであるが試合数は36、11年は38試合、12年~は42試合と4クール時代と相違はない。
それではこれまでの各年度のJ2上位3チームの勝ち点率を見てみる。自動昇格となる上位2チームの最低ラインが分かる。
なお12年以降は6位まで記載する。
勝ち点率=勝ち点÷最高勝ち点
クラブ・勝ち点・勝ち点率
19年・試合数42・年間最高勝ち点126(試合数×勝ち点3)
柏・84・66.7%横浜FC・79・62.7%
大宮・75・59.5%
徳島・73・57.9%
甲府・71・56.3%
山形・70・55.6%
18年・試合数42・年間最高勝ち点126(試合数×勝ち点3)
松本・77・61.1%大分・76・60.3%
横浜FC・76・60.3%
町田・76・60.3%
大宮・71・56.3%
東京V・71・56.3%
長崎・80・63.5%
名古屋・75・59.5%
福岡・74・58.7%
東京V・70・55.6%
千葉・68・54.0%
16年・試合数42・年間最高勝ち点126(試合数×勝ち点3)
札幌・85・67.5%
清水・84・66.7%
松本・84・66.7%
C大阪・78・61.9%
京都・69・54.8%
岡山・65・51.6%
15年・試合数42・年間最高勝ち点126(試合数×勝ち点3)
大宮・86・68.3%
磐田・82・65.1%
福岡・82・65.1%
C大阪・67・53.2%
愛媛・65・51.6%
長崎・60・47.6%
14年・試合数42・年間最高勝ち点126(試合数×勝ち点3)
湘南・101・80.2%
松本・83・65.9%
千葉・68・54.0%
磐田・67・53.2%
北九州・65・51.6%
山形・64・50.8%
13年・試合数42・年間最高勝ち点126(試合数×勝ち点3)
G大阪・87・69.0%
神戸・83・65.9%
京都・70・55.6%
徳島・67・53.2%
千葉・66・52.4%
長崎・66・52.4%
12年・試合数42・年間最高勝ち点126(試合数×勝ち点3)
甲府・86・68.3%
湘南・75・59.5%
京都・74・58.7%
横浜FC・73・57.9%
千葉・72・57.1%
大分・71・56.3%
11年・試合数38・年間最高勝ち点114(試合数×勝ち点3)
FC東京・77・67.5%
鳥栖・69・60.5%
札幌・68・59.6%
10年・試合数36・年間最高勝ち点108
柏・80・74.1%
甲府・70・64.8%
福岡・69・63.9%
09年・試合数51・年間最高勝ち点153
仙台・106・69.3%
C大阪・104・68.0%
湘南・98・64.1%
08年・試合数42・年間最高勝ち点126
広島・100・79.4%
山形・78・61.9%
仙台・70・55.6%
07年・試合数48・年間最高勝ち点144
札幌・91・63.2%
東京V・89・61.8%
京都・86・59.7%
06年・試合数48・年間最高勝ち点144
横浜FC・93・64.6%
柏・88・61.1%
神戸・86・59.7%
05年・試合数44・年間最高勝ち点132
京都・97・73.5%
福岡・78・59.1%
甲府・69・52.3%
04年・試合数44・年間最高勝ち点132
川崎・105・79.5%
大宮・87・65.9%
福岡・76・57.6%
03年・試合数44・年間最高勝ち点132
新潟・88・66.7%
広島・86・65.1%
川崎・85・64.3%
02年・試合数44・年間最高勝ち点132
大分・94・71.2%
C大阪・87・65.9%
新潟・82・62.1%
01年・試合数44・年間最高勝ち点132
京都・84・63.6%
仙台・83・62.9%
山形・80・60.6%
00年・試合数40・年間最高勝ち点120
札幌・94・78.3%
浦和・82・68.3%
大分・81・67.5%
99年・試合数36・年間最高勝ち点108
川崎・73・67.6%
FC東京・64・59.3%
大分・63・58.3%
▽まとめてみよう。
過去の上位2チーム+3位勝ち点率ランキング
1湘南・80.2%(14・1)
2川崎・79.5%(04・1)
3広島・79.4%(08・1)
4札幌・78.3%(00・1)
5柏・74.1%(10・1)
6京都・73.5%(05・1)
7大分・71.2%(02・1)
8仙台・69.3%(09・1)
9G大阪・69.0%(13・1)
浦和・68.3%(00・2)
10甲府・68.3%(12・1)
11大宮・68.3%(15・1)
C大阪・68.0%(09・2)
12川崎・67.6%(99・1)
大分・67.5%(00・3)
13FC東京・67.5%(11・1)
13札幌・67.5%(16・1)
15新潟・66.7%(03・1)
清水・66.7%(16・2)
松本・66.7%(16・3)
15柏・66.7%(19・1)
神戸・65.9%(13・2)
松本・65.9%(14・2)
17湘南・65.9%(17・1)
福岡・65.1%(15・3)
甲府・64.8%(10・2)
18横浜FC・64.6%(06・1)
川崎・64.3%(03・3)
湘南・64.1%(09・3)
福岡・63.9%(10・3)
19京都・63.6%(01・1)
仙台・62.9%(01・2)
東京V・61.8%(07・2)
柏・61.1%(06・2)
21松本・61.1%(18・1)
札幌・85・67.5%
清水・84・66.7%
松本・84・66.7%
C大阪・78・61.9%
京都・69・54.8%
岡山・65・51.6%
15年・試合数42・年間最高勝ち点126(試合数×勝ち点3)
大宮・86・68.3%
磐田・82・65.1%
福岡・82・65.1%
C大阪・67・53.2%
愛媛・65・51.6%
長崎・60・47.6%
14年・試合数42・年間最高勝ち点126(試合数×勝ち点3)
湘南・101・80.2%
松本・83・65.9%
千葉・68・54.0%
磐田・67・53.2%
北九州・65・51.6%
山形・64・50.8%
13年・試合数42・年間最高勝ち点126(試合数×勝ち点3)
G大阪・87・69.0%
神戸・83・65.9%
京都・70・55.6%
徳島・67・53.2%
千葉・66・52.4%
長崎・66・52.4%
12年・試合数42・年間最高勝ち点126(試合数×勝ち点3)
甲府・86・68.3%
湘南・75・59.5%
京都・74・58.7%
横浜FC・73・57.9%
千葉・72・57.1%
大分・71・56.3%
11年・試合数38・年間最高勝ち点114(試合数×勝ち点3)
FC東京・77・67.5%
鳥栖・69・60.5%
札幌・68・59.6%
10年・試合数36・年間最高勝ち点108
柏・80・74.1%
甲府・70・64.8%
福岡・69・63.9%
09年・試合数51・年間最高勝ち点153
仙台・106・69.3%
C大阪・104・68.0%
湘南・98・64.1%
08年・試合数42・年間最高勝ち点126
広島・100・79.4%
山形・78・61.9%
仙台・70・55.6%
07年・試合数48・年間最高勝ち点144
札幌・91・63.2%
東京V・89・61.8%
京都・86・59.7%
06年・試合数48・年間最高勝ち点144
横浜FC・93・64.6%
柏・88・61.1%
神戸・86・59.7%
05年・試合数44・年間最高勝ち点132
京都・97・73.5%
福岡・78・59.1%
甲府・69・52.3%
04年・試合数44・年間最高勝ち点132
川崎・105・79.5%
大宮・87・65.9%
福岡・76・57.6%
03年・試合数44・年間最高勝ち点132
新潟・88・66.7%
広島・86・65.1%
川崎・85・64.3%
02年・試合数44・年間最高勝ち点132
大分・94・71.2%
C大阪・87・65.9%
新潟・82・62.1%
01年・試合数44・年間最高勝ち点132
京都・84・63.6%
仙台・83・62.9%
山形・80・60.6%
00年・試合数40・年間最高勝ち点120
札幌・94・78.3%
浦和・82・68.3%
大分・81・67.5%
99年・試合数36・年間最高勝ち点108
川崎・73・67.6%
FC東京・64・59.3%
大分・63・58.3%
▽まとめてみよう。
過去の上位2チーム+3位勝ち点率ランキング
1湘南・80.2%(14・1)
2川崎・79.5%(04・1)
3広島・79.4%(08・1)
4札幌・78.3%(00・1)
5柏・74.1%(10・1)
6京都・73.5%(05・1)
7大分・71.2%(02・1)
8仙台・69.3%(09・1)
9G大阪・69.0%(13・1)
浦和・68.3%(00・2)
10甲府・68.3%(12・1)
11大宮・68.3%(15・1)
C大阪・68.0%(09・2)
12川崎・67.6%(99・1)
大分・67.5%(00・3)
13FC東京・67.5%(11・1)
13札幌・67.5%(16・1)
15新潟・66.7%(03・1)
清水・66.7%(16・2)
松本・66.7%(16・3)
15柏・66.7%(19・1)
大宮・65.9%(04・2)
C大阪・65.9%(02・2)神戸・65.9%(13・2)
松本・65.9%(14・2)
17湘南・65.9%(17・1)
広島・65.1%(03・2)
磐田・65.1%(15・2)福岡・65.1%(15・3)
甲府・64.8%(10・2)
18横浜FC・64.6%(06・1)
川崎・64.3%(03・3)
湘南・64.1%(09・3)
福岡・63.9%(10・3)
19京都・63.6%(01・1)
長崎・63.5%(17・2)
20札幌・63.2%(07・1)仙台・62.9%(01・2)
横浜FC・62.7%(19・2)
新潟・62.1%(02・3)
山形・61.9%(08・2)東京V・61.8%(07・2)
柏・61.1%(06・2)
21松本・61.1%(18・1)
山形・60.6%(01・3)
鳥栖・60.5%(11・2)大分・60.3%(18・2)
横浜FC・60.3%(18・3)
京都・59.7%(07・3)
神戸・59.7%(06・3)
札幌・59.6%(11・3)
湘南・59.5%(12・2)
福岡・59.1%(05・2)
京都・58.7%(12・3)
大分・58.3%(99・3)
福岡・57.6%(04・3)
仙台・55.6%(08・3)
京都・55.6%(13・3)
千葉・54.0%(14・3)
甲府・52.3%(05・3)
▽2位以内のノルマは?
順位を付けているのは各年の優勝クラブ。00年、03年、09年、10年、15年、16年の上位3チームがいかに抜きん出たかがわかる。
2位以内のノルマとしては05福岡の59.1%。
2位で6割未満なのは99FC東京、05福岡、12湘南の3例。2位が6割未満だと当然3位以下も勝ち点は詰まりやすい。
神戸・59.7%(06・3)
札幌・59.6%(11・3)
湘南・59.5%(12・2)
名古屋・59.5%(17・3)
大宮・59.5%(19・3)
FC東京・59.3%(99・2)福岡・59.1%(05・2)
京都・58.7%(12・3)
大分・58.3%(99・3)
福岡・57.6%(04・3)
仙台・55.6%(08・3)
京都・55.6%(13・3)
千葉・54.0%(14・3)
甲府・52.3%(05・3)
▽2位以内のノルマは?
順位を付けているのは各年の優勝クラブ。00年、03年、09年、10年、15年、16年の上位3チームがいかに抜きん出たかがわかる。
2位以内のノルマとしては05福岡の59.1%。
2位で6割未満なのは99FC東京、05福岡、12湘南の3例。2位が6割未満だと当然3位以下も勝ち点は詰まりやすい。
15年に至っては2位3位があわや優勝してしまうくらいの勝ち点率を獲得した影響か6位に関しては初の5割割れ。
近年の傾向からしても6割以下で2位以内に入るのは至難だろう。つまり42試合の現行なら勝ち点76は確保しないとならない。
近年の傾向からしても6割以下で2位以内に入るのは至難だろう。つまり42試合の現行なら勝ち点76は確保しないとならない。
2位以内は単純に6割がキーポイント。1位のノルマを7割と考えるが01京都、07札幌、18松本のように6割強というだけで首位が低調なシーズンはノルマが定まりにくい。
通例からすると2位以内のノルマ、やはり6割。42試合の2019年は最多勝ち点126より6割、75.6≠勝ち点76と予想する。
2019年は混戦を招いたものの2位横浜FCが79でクリア、3位大宮が75とノルマを満たせず明暗が分かれた。
▽6位以内のノルマは?
続いて12年以降の3位~6位のノルマを考察。
松本・66.7%(16・3)
福岡・65.1%(15・3)
C大阪・61.9%(16・4)
横浜FC・60.3%(18・3)
町田・60.3%(18・4)
名古屋・59.5%(17・3)
大宮・59.5%(19・3)
京都・58.7%(12・3)福岡・58.7%(17・4)
横浜FC・57.9%(12・4)
徳島・57.9%(19・4)
千葉・57.1%(12・5)大分・56.3%(12・6)
大宮・56.3%(18・5)
東京V・56.3%(18・6)
甲府・56.3%(19・5)
京都・55.6%(13・3)
東京V・55.6%(17・5)
山形・55.6%(19・6)
京都・54.8%(16・5)
千葉・54.0%(14・3)千葉・54.0%(17・6)
徳島・53.2%(13・4)磐田・53.2%(14・4)
C大阪・53.2%(15・4)
千葉・52.4%(13・5)
長崎・52.4%(13・6)
北九州・51.6%(14・5)
愛媛・51.6%(15・5)
岡山・51.6%(16・6)
山形・50.8%(14・6)
長崎・47.6%(15・6)
単純に65%以下50%以上、としてきたが15長崎が初の5割未満。ちなみに15年に関してはヴェルディが勝ち点61で長崎を逆転した場合でも5割未満だった、たらればの話だが。恐らく6位が5割未満になるケースはそうそうない。
なぜなら長いJ2の歴史的に見てもシーズンを50%以上で終えるクラブは平均すると6.6クラブあるからだ(21シーズン平均)。
シーズンによっては4クラブ~8クラブというシーズンもあったがそれは12クラブや15クラブなど今よりクラブ数が少ない時代も含むから。
クラブ数は年々増えてきたため過去のクラブ数と単純に比較はできないが平均は7クラブが5割を越えた。つまり12クラブ時代の6位と、22クラブの現在の6位が同じ勝ち点率で6位に入るわけがない。
22クラブとなった12年以後においては平均8.0クラブ。およそ8クラブ、8位が50%となる公算が大きい。
以下左から12年~19年、8シーズン。勝ち点率50%以上のクラブ数メモ。
9,9,7,5,7,10,8,9 累計64,平均8.0
22クラブ体制(2012年~)では最多が2017年10クラブと過半数に迫る。最少が2015年5クラブと17クラブはお荷物となった。
なかなか5強17弱は起こりにくく、50.0%ではどちらにしろPO圏外相当だとわかりノルマにはならない。
以下左から99年~19年、21シーズン。勝ち点率50%以上のクラブ数メモ。 5,4,6,4,5,5,4,6,8,6,6,7,9,9,9,7,5,7,10,8,9 累計139,平均6.6
では6位以内のノルマは?
12年6位大分が高騰したのに続き18年6位ヴェルディも勝ち点71、19年6位山形も70とここ2シーズンはかなり高騰気味。まぁ首位が独走しておらず全体的に勝ち点が平等に入り残留争いも勝ち点40と高騰した。
PO圏内に肉薄した19年7位水戸、18年7位福岡の勝ち点70は13年3位京都と同じである。本来のシーズンなら3位クラスなんだから稀有すぎるのだが2シーズン続くとそれが当たり前と勘違いしがち。
15長崎の47.6%はあまりに低すぎて5位ワーストの08湘南、14北九州、15愛媛の51.6%を考えると並みのシーズンでは太刀打ちできないと思われる。つうか並みのシーズンは8位が50.0%だから。
また3位では史上最弱勝ち点率の14千葉(54.0%)とタイで6位の歴代2位54.0%が皮肉にも17千葉であるように、なかなか6位が勝ち点高騰は考えにくいので12大分&18東京V(56.3%)は参考にしづらい。42試合で最多勝ち点126、5割で63、これが最低ノルマとなるが推定8クラブほどはこの63を満たす可能性が高い。
また3位では史上最弱勝ち点率の14千葉(54.0%)とタイで6位の歴代2位54.0%が皮肉にも17千葉であるように、なかなか6位が勝ち点高騰は考えにくいので12大分&18東京V(56.3%)は参考にしづらい。42試合で最多勝ち点126、5割で63、これが最低ノルマとなるが推定8クラブほどはこの63を満たす可能性が高い。
基準となるのは12東京Vも果たしたが7位に終わった勝ち点66でも足らないため高騰も配慮すれば68(54.0%)が妥当だろうか。あくまでノルマに過ぎないが。
▽ノルマを断言しよう。
全42試合の2019シーズンに関しては4クール44試合(01年~05年)の試合数とほぼ同数でありその前後の数値で推移すると予想される。つまりは自動昇格は最高7割弱、最低6割弱である。
4クール制時代や3クール制時代においても2クール制になってからも読み取れるのは最低でも6割、7割あれば2位以内は確定である、という事実。
42試合×勝ち点3=最多勝ち点126。126の6割は75.6≠勝ち点76。これが2位以内の推定ラインと断定する。
優勝を狙うには7割、88.2≠勝ち点89が目安となる。
ノルマは毎年あながち外れておらず6位までのプレーオフではあるが、2位以内のノルマとすると6割ではやや危ういのかも知れない、64%程度は必要になってくるのではないかと予想する。80.64≠81は必要と推定する。あくまで2位以内であり混戦になればなるほどより低い勝ち点率での2位、3位争いになるかもしれない。
ちなみにJ2史上初(J1でも8割越えはないが)の8割の勝ち点率を稼いだ14湘南、Jリーグ史上最強勝ち点率である。
12年~は100.8≠勝ち点101以上。スタートダッシュに失敗すれば無論不可能ではあるが同じ42試合だった08年、広島があと勝ち点1不足と不可能な率ではないのはわかるが本当に8割を果たすクラブが現れるとは。8割の壁は相変わらず高いが2019年J2でも期待したいものだ。
プレーオフ圏内は6位まで、54.0%=68.040≠68、勝ち点68がノルマとしたい。
・結論
6位以内のノルマは勝ち点54.0%、勝ち点68がノルマと推定する。
19年は勝ち点70で山形と水戸が並び総得点で山形が6位。ノルマを満たした8位京都は最終節に大敗したものの肉薄。ノルマとしては低くない。
▽ノルマを断言しよう。
全42試合の2019シーズンに関しては4クール44試合(01年~05年)の試合数とほぼ同数でありその前後の数値で推移すると予想される。つまりは自動昇格は最高7割弱、最低6割弱である。
4クール制時代や3クール制時代においても2クール制になってからも読み取れるのは最低でも6割、7割あれば2位以内は確定である、という事実。
42試合×勝ち点3=最多勝ち点126。126の6割は75.6≠勝ち点76。これが2位以内の推定ラインと断定する。
優勝を狙うには7割、88.2≠勝ち点89が目安となる。
ノルマは毎年あながち外れておらず6位までのプレーオフではあるが、2位以内のノルマとすると6割ではやや危ういのかも知れない、64%程度は必要になってくるのではないかと予想する。80.64≠81は必要と推定する。あくまで2位以内であり混戦になればなるほどより低い勝ち点率での2位、3位争いになるかもしれない。
ちなみにJ2史上初(J1でも8割越えはないが)の8割の勝ち点率を稼いだ14湘南、Jリーグ史上最強勝ち点率である。
12年~は100.8≠勝ち点101以上。スタートダッシュに失敗すれば無論不可能ではあるが同じ42試合だった08年、広島があと勝ち点1不足と不可能な率ではないのはわかるが本当に8割を果たすクラブが現れるとは。8割の壁は相変わらず高いが2019年J2でも期待したいものだ。
プレーオフ圏内は6位まで、54.0%=68.040≠68、勝ち点68がノルマとしたい。
・結論
6位以内のノルマは勝ち点54.0%、勝ち点68がノルマと推定する。
19年は勝ち点70で山形と水戸が並び総得点で山形が6位。ノルマを満たした8位京都は最終節に大敗したものの肉薄。ノルマとしては低くない。
2位以内のノルマは約6割、勝ち点76は最低ノルマ。確実なノルマは64%、勝ち点81となる。
19年は2位横浜FCが79、3位大宮が75とノルマが明暗くっきり。
19年は2位横浜FCが79、3位大宮が75とノルマが明暗くっきり。
優勝争いのノルマは約7割、勝ち点89が目安。
19年は優勝した柏もこれは未達成。達成すれば無論優勝だろう。