何事も引き際って大切で。


たまに考えるんだよね。もしヴェルディが96年に路線変えてたら?
要するに代表からはもう外れていたラモス、柱谷、武田などをバッサリ切り捨ててしまう。
ビスマルクは97年には鹿島に移籍していたわけだし古き良き黄金期に見切りをつけて若手主体にしていたら?

1995年チャンピオンシップでマリノスに敗れたヴェルディ、ナベツネが激昂しサッカーへの口出しを止める(だったら良かった)
にわかに読売新聞社の撤退の風潮が強まり日テレ主体になりそうな噂が立ち込める。強化部はここで大胆な変革を断行。
レオン監督の下、若手主体のメンバーで挑むことに。
当時の布陣とか明確に知らんから予想です。
出場数からしてメンバーはこんな感じ、配置はわからん。
レオン嫌いなカリオカは京都に移籍してしまうし。これでもヴェルディ史上No.1の得点力を残したシーズン。
歴史では7位と奮わず、ヴェルディの時代はここが一つの終焉となる。

ならばいっそ開幕から柱谷哲二や石川康、助っ人も使わない。
天皇杯では菅原智が10番なんだ。重田は後に横浜FCで活躍、小野も。これくらい刷新してもいい。
知る人ぞ知る一木太郎を後にボランチで台頭した長田と組ませた。
机上ではワクワクする、まぁ7位は無理か、降格とかないしどのみち翌年には15位とかになるしさ。96年の段階でビスマルクに使われる若手が伸びてれば97年は違ったろうさ。

実際のメンバー一覧。
GK菊池新吉 30試合42失点
GK前田信弘 0試合
GK大石尚哉 0試合
GK小針清允 0試合
GK伊藤和磨 0試合
DF中村忠 27試合1得点
DF石川康 19試合
DF菅原智 18試合1得点
DF林健太郎 14試合1得点
DFアルジェウ 14試合
DF菊池利三 12試合
DF西澤淳二 12試合
DF廣長優志 8試合
DF戸倉健一郎 7試合
DF吉田恵 3試合
DF片山智広 0試合
DF重田征紀 0試合
MF北澤豪 28試合4得点
MFビスマルク 27試合5得点
MF柱谷哲二 22試合2得点
MF三浦泰年 19試合1得点
MFカイコ 13試合1得点
MFラモス瑠偉 9試合
MF渡辺淳一 7試合
MF長谷部茂利 5試合
MF石塚啓次 0試合
MF一木太郎 0試合
MF菊原志郎 0試合
MF小野信義 0試合
FW三浦知良 27試合23得点
FWマグロン 14試合13得点
FWドニゼッチ 14試合6得点
FW布部陽功 8試合
FW栗原圭介 7試合2得点
FW玄新哲 6試合2得点
FW藤吉信次 5試合
FW長田道泰 0試合
FW氏家貴士 0試合
FW星川敬 0試合
FW薮田光教 0試合

若手の起用率低い。96年低迷の理由はメンバー固定出来なかったことだろうな。まぁ若手がそれだけ台頭出来なかったのは先見性ないからだが。

とまぁ、96年くらいに先手打てば嫌でも98年には読売大離散してしまう歴史が早まるだけ。カズを手放すのが98年になるだろうけど若手主体に切り替えてたらベテランはあっさり退団しただろう。ラモスも柱谷も他所で1~2年プレーしただろうし。
加藤久監督ではそもそも勝てないけど李総監督体制を5年くらいやってたら強かったはず。

見切り。
中田英寿もそうだったが絶頂期に辞める勇気つうか。晩年までやるのも美学、若いうちに辞めるの美学。
ヴェルディがもし絶頂期を境に変革していたら今でもJ1にいたか、まぁ先見性ないクラブだからJ2には落ちたろうけど。


めちゃイケ、最近見ないから、終わるの聞いても見ないから。やっぱ見切り大事。メンバー増やしたりいろいろ模索した時期から見なくなったけど。終わるの寂しいとか聞かないのも見切りが悪すぎたね。

みなおか、ノリダーとか食わず嫌いは見てたけど最近見ないからよくわからん。こちらも見切りないままきたけど。やっぱ見ないわやはり。

昔好きだった電波とかウリナリとかも落ち始めたらあっさり打ち切り。それが普通の見切りでしょう。
20年、30年やるのは素晴らしいがだからってダラダラ感はいらない。5年10年で見切らないとね。
先見性ないとコンテンツとして面白くない。

引き際間違えるとこんなにも興味ないんだなって。めちゃイケもみなおかもやっぱ見る気ないもん。
それ、ヴェルディはやってきたから今がそれ。
コンテンツをJ1にしないとね。
飽きられちゃう、私ら変人以外から。