またお前か、テキトーにフキダシつけるんじゃないぞ。ワシをバカにするのもいい加減に…

ってロティーナ様がお怒りになるとは思えないが勝った試合でも喜ぶような表情もなく淡々と、時に苦虫を潰したように。日本語通訳とはエラく違う内容のフェイスをDAZNで拝見しております。

いつもチャーミングなインタビューをネタにして大変申し訳ありません。
熱意ある指導の賜物がまさかの3連勝となり大変驚きビックリしております。

弱小クラブを率いて短期間で見違えるほどの結実を見せるのは容易ではありませんし名将と呼ばれるのも遠くないでしょう。今のところは。



ここからは目に見える結実、目に見える課題を素人の殴り書きで。

▽4試合1失点
▽4試合7得点
▽2年ぶりの3連勝
▽10人相手とはいえ3-0の快勝
▽アランピニェイロの覚醒
▽永田充というパサー
▽安在和樹や安西幸輝の復帰
▽高木大輔という便利屋
▽内田達也というピンポイント補強
▽ヴェルディのメッシ井上潮音の台頭
▽相手のウィークポイントのスカウティングの高さ(CKのニア集結作戦とか)
▽梶川諒太というスーパーSUB。
▽我慢を知り我慢比べに勝てている点。

ここ数年特にヤス時代いや川勝時代からか、我慢比べに勝てた試合が少ない。
0-0とか1-1とかになると終盤まで待つことなく負ける試合は負けた。逆転とか簡単じゃないし10人相手に難しい試合とかも尽く負けたし当たり前だと割り切るしかなかったが机上の結論
「0-0の時間帯、もしくは先制して我慢すりゃ勝てる」
をこの3試合はやれてる。
ありゃやられたつうシーン、物理的には誰も関与してないシーンでも不思議とゴールマウスが、ゴールポストが、短く刈られた芝が、水を撒いてボールが延びる芝が、ヴェルディの味方をしてくれている。
もちろん柴崎や永田、井林、平、内田ら守備陣が身体張ってコース消したりプレッシャーかけたりしてじわりじわりと相手の精度を削った成果でもあるだろうけど。
この3連勝、はっきり言って『幸運』だろう。



▼井林章、平智広の危うい足元。
▼柴崎貴広経由のパス回しを狙われたときの相手への単なるボール返却
▼代えが効かないドウグラスヴィエイラ
▼代えが効かない内田達也
▼代えが効かない安在和樹
▼代えが効かない永田充
▼3-4-3というメリット、デメリット
▼フィットしてない橋本英郎
▼定まらない控えGK
▼ハマらない試合での打開策
▼控え選手の層の薄さ

うまくいってるときはそれでいいことも綻びはやはりあってその繕いが毎回重なり連勝は保たれると思うのよ。
相手のスカウティングはやはり柴崎経由や事実上のパサーとなる3枚のCB、明らかにキープありきのCFと飛び出すアラン、大輔対策。
内田や潮音に自由を与えないことも対策してくるなら徳島みたいにハイプレスで押し込むこと。
水戸は緩かったが大分も山口も、そこらへんはしっかり対策してきてた。ハマるかハマらないかはヴェルディの交わす力だろうし交わすときに自滅すりゃこの先失点は増す。
井林や平が安易なミスしたことは仕方ないし永田だって内田だって潮音だってミスはしてる。リスクマネジメントはしてるけどそれも諸刃、そもそもCBのパサーの技術は求めにくいが現代サッカー、そこは足元ないとCBも試合に出れない。
吉弘だっけか、ヴェルディ着てから上手くなったと評を上げたの。まぁJ2下位のCBが足元不安定じゃ勝ち目ないのは当たり前の時代、永田だけじゃなく効果的なフィードを井林や平、もっと言えば柴崎も蹴れないと勝ち進むのは難しくなるだろうね。
死語だろうけどCFも3-4-3のキーパーソンだろう。ドウグラス以外ははっきり言って期待できない、デカモリシが契約結べなかった一因がそこなのかな?と。デカイだけじゃなくキープして善朗なりアランなり潮音なり内田なりに落として彼らが前を向いて展開出来りゃそりゃ楽。
ドウグラスも全部競り勝つわけでないし奪われてるけどハマると鬼に金棒、雅臣やアランじゃ代役はキツイし。25番見ないし。あっまだ中後と皓太といたか。

いろいろ不安はある。連勝して浮かれてられるのは当日のタイムアップ15分後まで。
そっからはまた次に向けて悩む。

ロティーナの苦悩は優勝でもしないと消えない、インタビューで爽やかな笑顔を見せるのはすべてが終わりJ1昇格した瞬間か。
いやそしたら今度はJ1対策で苦虫を潰したようになるか。

拝啓ロティーナ殿

4連勝目指して邁進せよ。
連勝なんていつか止まるもの、一つでも伸ばせたら御の字。
まぁ好調だからこそ天地の扱いになりやすいのはサッカー、ロティーナも酸いも甘いも経験してるし。


5 HOME 3月25日(土) 15:00 岐阜 味スタ

あら、土曜日開催か。見逃し配信でロティーナヴェルディ4連勝を見れること願います。