90年代、ヴェルディの、いや日本のエースと言えば無論、三浦知良。
その人であった。
筆者もカズに魅せられカズの活躍に胸を踊らせた一人。ではそんなカズをも上回るヴェルディのエースはいるのか?
単純にエース=リーグ戦得点王。
この括りにするとヴェルディからリーグ戦得点王を輩出したのはJ1では1996年のカズのみ。J2だと2007年フッキがいるが
その他のチーム得点王はいずれもリーグ戦得点王ではないため96カズが事実上のNo.1ヴェルディエースなのは間違いない。
また、比率を出したいが出場時間が判明するのは手持ちの資料上98年以降であり93~97年のチーム得点王は単に出場試合数で得点を割る1試合当たりの平均得点。
総出場時間を1試合90分換算で割る得点率は98年以降を対象とし暫定ながら最強のエースを決定する。
またカテゴリー違いにより対戦相手のレベルも違うがあくまで与えられた環境の中でのプレーでヴェルディに貢献したわけでその功績に偽りはない。
以下各シーズンにおいて、試合数は年間試合数での割合、得点はチーム年間得点での割合。
93年・年間36試合
FW三浦知良
36試合(100.0%)
20得点(27.8%)
55.6%(得点数÷試合数)
94年・年間44試合
FW武田修宏
40試合(90.9%)
23得点(25.3%)
57.5%(得点数÷試合数)
95年・年間52試合
FW三浦知良
26試合(50.0%)
23得点(21.7%)
88.5%(得点数÷試合数)
96年・年間30試合
FW三浦知良
27試合(90.0%)
23得点(33.8%)
85.2%(得点数÷試合数)
97年・年間32試合
FW21アルシンド
16試合(50.0%)
10得点(26.3%)
62.5%(得点数÷試合数)
以下得点()内はチーム内得点率:90分当たりの得点率[得点÷{出場時間÷90}]
98年・年間34試合
FW9エウレル
16試合(47.1%)
1421分(45.4%)
12得点(22.6%: 0.760)
75.0%(得点数÷試合数)
99年・年間30試合
DF4林健太郎
29試合(96.7%)
2720分(96.7%)
7得点(16.3%: 0.232)
24.1%(得点数÷試合数)
00年・年間30試合
FW10金鉉錫
25試合(83.3%)
2417分(83.1%)
16得点(34.8%: 0.596)
64.0%(得点数÷試合数)
01年・年間30試合
FW33マルキーニョス
14試合(46.7%)
1281分(44.5%)
8得点(21.1%: 0.562)
57.1%(得点数÷試合数)
02年・年間30試合
FW7エジムンド
26試合(86.7%)
2517分(87.0%)
16得点(39.0%: 0.572)
61.5%(得点数÷試合数)
03年・年間30試合
FW9エムボマ
23試合(76.7%)
1693分(62.7%)
13得点(23.2%: 0.691)
56.5%(得点数÷試合数)
04年・年間30試合
FW11平本一樹
25試合(83.3%)
1734分(64.2%)
6得点(14.0%: 0.311)
24.0%(得点数÷試合数)
FW16桜井直人
21試合(70.0%)
1382分(51.2%)
6得点(14.0%: 0.391)
28.6%(得点数÷試合数)
05年・年間34試合
FW9ワシントン
33試合(97.1%)
2890分(94.4%)
22得点(55.0%) シュート数 102本
得点率 68.5%(得点数÷[出場時間÷90])
決定率 21.6%(得点数÷シュート数)
SH率 3.176(シュート数÷[出場時間÷90])
66.7%(得点数÷試合数)
06年・年間48試合
FW25平本一樹
40試合(83.3%)
3156分(73.1%)
15得点(21.7%) シュート数 72本
得点率 42.8%(得点数÷[出場時間÷90])
決定率 20.8%(得点数÷シュート数)
SH率 2.053(シュート数÷[出場時間÷90])
37.5%(得点数÷試合数)
07年・年間48試合
FW9フッキ
42試合(87.5%)
3693分(85.5%)
37得点(41.1%) シュート数 229本
得点率 90.2%(得点数÷[出場時間÷90])
決定率 16.2%(得点数÷シュート数)
SH率 5.581(シュート数÷[出場時間÷90])
88.1%(得点数÷試合数)
08年・年間34試合
MF10ディエゴ
29試合(85.3%)
2609分(85.3%)
11得点(28.9%) シュート数 87本
得点率 37.9%(得点数÷[出場時間÷90])
決定率 12.6%(得点数÷シュート数)
SH率 3.001(シュート数÷[出場時間÷90])
37.9%(得点数÷試合数)
09年・年間51試合
FW9大黒将志
39試合(76.5%)
3213分(70.0%)
21得点(30.9%) シュート数 90本
得点率 58.8%(得点数÷[出場時間÷90])
決定率 23.3%(得点数÷シュート数)
SH率 2.521(シュート数÷[出場時間÷90])
53.8%(得点数÷試合数)
10年・年間36試合
FW25平本一樹
32試合(88.9%)
2481分(76.6%)
10得点(21.3%) シュート数 52本
得点率 36.3%(得点数÷[出場時間÷90])
決定率 19.2%(得点数÷シュート数)
SH率 1.886(シュート数÷[出場時間÷90])
31.3%(得点数÷試合数)
11年・年間38試合
MF19阿部拓馬
33試合(86.8%)
2541分(74.3%)
16得点(23.2%) シュート数 64本
得点率 56.7%(得点数÷[出場時間÷90])
決定率 25.0%(得点数÷シュート数)
SH率 2.269(シュート数÷[出場時間÷90])
48.5%(得点数÷試合数)
12年・年間42試合
FW9阿部拓馬
40試合(95.2%)
3532分(93.4%)
18得点(27.7%) シュート数 84本
得点率 45.9%(得点数÷[出場時間÷90])
決定率 21.4%(得点数÷シュート数)
SH率 2.140(シュート数÷[出場時間÷90])
45.0%(得点数÷試合数)
13年・年間42試合
FW44高原直泰
41試合(97.6%)
3221分(85.2%)
11得点(21.2%) シュート数 57本
得点率 30.7%(得点数÷[出場時間÷90])
決定率 19.3%(得点数÷シュート数)
SH率 1.593(シュート数÷[出場時間÷90])
26.8%(得点数÷試合数)
14年・年間42試合
FW9常盤聡
37試合(88.1%)
2720分(72.0%)
6得点(19.4%) シュート数 75本
得点率 19.9%(得点数÷[出場時間÷90])
決定率 8.0%(得点数÷シュート数)
SH率 2.482(シュート数÷[出場時間÷90])
16.2%(得点数÷試合数)
15年・年間42試合
MF11南秀仁
41試合(97.6%)
3047分(80.6%)
10得点(23.3%) シュート数 50本
得点率 29.5%(得点数÷[出場時間÷90])
決定率 20.0%(得点数÷シュート数)
SH率 1.477(シュート数÷[出場時間÷90])
24.4%(得点数÷試合数)
16年・年間42試合
MF10高木善朗
37試合(88.1%)
2865分(75.8%)
8得点(18.6%) シュート数 62本
得点率 25.1%(得点数÷[出場時間÷90])
決定率 12.9%(得点数÷シュート数)
SH率 1.948(シュート数÷[出場時間÷90])
21.6%(得点数÷試合数)
ではまず得点数を試合数で割る得点率ランキング
95年FW三浦知良 88.5%
07年FW9フッキ 88.1%
96年FW三浦知良 85.2%
絶頂期のカズは出れば9割近い得点力を残した。フッキもずば抜けた数値。
98年FW9エウレル 75.0%
05年FW9ワシントン 66.7%
00年FW10金鉉錫 64.0%
97年FW21アルシンド 62.5%
02年FW7エジムンド 61.5%
94年FW武田修宏 57.5%
01年FW33マルキーニョス 57.1%
03年FW9エムボマ 56.5%
93年FW三浦知良 55.6%
09年FW9大黒将志 53.8%
出れば2試合に1得点以上。彼らのようなエースがいるとわかりやすい。
11年MF19阿部拓馬 48.5%
12年FW9阿部拓馬 45.0%
08年MF10ディエゴ 37.9%
06年FW25平本一樹 37.5%
10年FW25平本一樹 31.3%
04年FW16桜井直人 28.6%
13年FW44高原直泰 26.8%
15年MF11南秀仁 24.4%
99年DF4林健太郎 24.1%
04年FW11平本一樹 24.0%
16年MF10高木善朗 21.6%
14年FW9常盤聡 16.2%
16善朗は史上ワースト2。チーム得点力もワースト3、だから必然だが何とも情けない数値。林はPKがメインだったがあとは日本人ストライカーが軒並み低い数値。せめてエースは3割以上決めたいもんだ。
チーム内得点率ランキング
05年FW9ワシントン 55.0%
誰かに固執した得点力は数値以上に依存しすぎ困り果てると学んだだけ収穫にしないと。
07年FW9フッキ 41.1%
02年FW7エジムンド 39.0%
我の強いストライカーたちがいるとこうなるのも確かか。チームトップよりもセカンドストライカーの存在が大切だと感じる。
00年FW10金鉉錫 34.8%
96年FW三浦知良 33.8%
09年FW9大黒将志 30.9%
およそ3割占めてるくらいが一番チームとして安定した攻撃だと思う。
08年MF10ディエゴ 28.9%
数値は低いがこれも依存による得点不足に。J1は依存による失脚が痛い。
93年FW三浦知良 27.8%
12年FW9阿部拓馬 27.7%
97年FW21アルシンド 26.3%
94年FW武田修宏 25.3%
15年MF11南秀仁 23.3%
03年FW9エムボマ 23.2%
11年MF19阿部拓馬 23.2%
98年FW9エウレル 22.6%
95年FW三浦知良 21.7%
06年FW25平本一樹 21.7%
10年FW25平本一樹 21.3%
13年FW44高原直泰 21.2%
01年FW33マルキーニョス 21.1%
14年FW9常盤聡 19.4%
16年MF10高木善朗 18.6%
99年DF4林健太郎 16.3%
04年FW11平本一樹 14.0%
04年FW16桜井直人 14.0%
4分の1程度は個人で奪いたいところ。16善朗はそのノルマを満たせず、全体的な得点自体が少ない16年ヴェルディ、エースの得点比率が低いのも当然か。
90分当たりの得点率ランキング(98年以後対象)
07年FW9フッキ 90.2%
98年FW9エウレル 76.0%
03年FW9エムボマ 69.1%
05年FW9ワシントン 68.5%
00年FW10金鉉錫 59.6%
09年FW9大黒将志 58.8%
02年FW7エジムンド 57.2%
11年MF19阿部拓馬 56.7%
01年FW33マルキーニョス 56.2%
12年FW9阿部拓馬 45.9%
06年FW25平本一樹 42.8%
04年FW16桜井直人 39.1%
08年MF10ディエゴ 37.9%
10年FW25平本一樹 36.3%
04年FW11平本一樹 31.1%
13年FW44高原直泰 30.7%
15年MF11南秀仁 29.5%
16年MF10高木善朗 25.1%
99年DF4林健太郎 23.2%
14年FW9常盤聡 19.9%
カズが対象外となるため90分当たりではカタカナが上位を占める。善朗は歴代でもワースト3、エースという肩書きすら似つかわしくない。チームで得点力アップをいかに果たすか2017年の課題は明白に。
言うまでもなくカズが残した功績は偉大すぎる。恐らくこんな数値を残す日本人エースは今後現れるはずがない。ただだからって指をくわえている数値ではない。一歩でも1%でもカズに近づく、それがヴェルディからの日本代表選出に繋がる。J2だろうとそれはチームを救う数値になるのだから。
善朗はMF登録でFW登録以外では5人目の快挙。裏を返せばFWで軸となる得点源がいなかったわけだ。
次点が大輔、ドウグラス、直人だがみんなシュート意識が特別高かったという印象はない。翔哉ほどでなくとも相手に警戒されるアタッカーがいないと。
2017年、ここ数年慢性的な課題となっている得点力を大幅に増やさないと昇格争いは難しい。
誰かではない、俺が決めてやらないと。
得点力アップすらしないままではいつまでもヴェルディの未来は変わらない。
まずはチームとしてシュート意識は高めたい。
その人であった。
筆者もカズに魅せられカズの活躍に胸を踊らせた一人。ではそんなカズをも上回るヴェルディのエースはいるのか?
単純にエース=リーグ戦得点王。
この括りにするとヴェルディからリーグ戦得点王を輩出したのはJ1では1996年のカズのみ。J2だと2007年フッキがいるが
その他のチーム得点王はいずれもリーグ戦得点王ではないため96カズが事実上のNo.1ヴェルディエースなのは間違いない。
また、比率を出したいが出場時間が判明するのは手持ちの資料上98年以降であり93~97年のチーム得点王は単に出場試合数で得点を割る1試合当たりの平均得点。
総出場時間を1試合90分換算で割る得点率は98年以降を対象とし暫定ながら最強のエースを決定する。
またカテゴリー違いにより対戦相手のレベルも違うがあくまで与えられた環境の中でのプレーでヴェルディに貢献したわけでその功績に偽りはない。
以下各シーズンにおいて、試合数は年間試合数での割合、得点はチーム年間得点での割合。
93年・年間36試合
FW三浦知良
36試合(100.0%)
20得点(27.8%)
55.6%(得点数÷試合数)
94年・年間44試合
FW武田修宏
40試合(90.9%)
23得点(25.3%)
57.5%(得点数÷試合数)
95年・年間52試合
FW三浦知良
26試合(50.0%)
23得点(21.7%)
88.5%(得点数÷試合数)
96年・年間30試合
FW三浦知良
27試合(90.0%)
23得点(33.8%)
85.2%(得点数÷試合数)
97年・年間32試合
FW21アルシンド
16試合(50.0%)
10得点(26.3%)
62.5%(得点数÷試合数)
以下得点()内はチーム内得点率:90分当たりの得点率[得点÷{出場時間÷90}]
98年・年間34試合
FW9エウレル
16試合(47.1%)
1421分(45.4%)
12得点(22.6%: 0.760)
75.0%(得点数÷試合数)
99年・年間30試合
DF4林健太郎
29試合(96.7%)
2720分(96.7%)
7得点(16.3%: 0.232)
24.1%(得点数÷試合数)
00年・年間30試合
FW10金鉉錫
25試合(83.3%)
2417分(83.1%)
16得点(34.8%: 0.596)
64.0%(得点数÷試合数)
01年・年間30試合
FW33マルキーニョス
14試合(46.7%)
1281分(44.5%)
8得点(21.1%: 0.562)
57.1%(得点数÷試合数)
02年・年間30試合
FW7エジムンド
26試合(86.7%)
2517分(87.0%)
16得点(39.0%: 0.572)
61.5%(得点数÷試合数)
03年・年間30試合
FW9エムボマ
23試合(76.7%)
1693分(62.7%)
13得点(23.2%: 0.691)
56.5%(得点数÷試合数)
04年・年間30試合
FW11平本一樹
25試合(83.3%)
1734分(64.2%)
6得点(14.0%: 0.311)
24.0%(得点数÷試合数)
FW16桜井直人
21試合(70.0%)
1382分(51.2%)
6得点(14.0%: 0.391)
28.6%(得点数÷試合数)
05年・年間34試合
FW9ワシントン
33試合(97.1%)
2890分(94.4%)
22得点(55.0%) シュート数 102本
得点率 68.5%(得点数÷[出場時間÷90])
決定率 21.6%(得点数÷シュート数)
SH率 3.176(シュート数÷[出場時間÷90])
66.7%(得点数÷試合数)
06年・年間48試合
FW25平本一樹
40試合(83.3%)
3156分(73.1%)
15得点(21.7%) シュート数 72本
得点率 42.8%(得点数÷[出場時間÷90])
決定率 20.8%(得点数÷シュート数)
SH率 2.053(シュート数÷[出場時間÷90])
37.5%(得点数÷試合数)
07年・年間48試合
FW9フッキ
42試合(87.5%)
3693分(85.5%)
37得点(41.1%) シュート数 229本
得点率 90.2%(得点数÷[出場時間÷90])
決定率 16.2%(得点数÷シュート数)
SH率 5.581(シュート数÷[出場時間÷90])
88.1%(得点数÷試合数)
08年・年間34試合
MF10ディエゴ
29試合(85.3%)
2609分(85.3%)
11得点(28.9%) シュート数 87本
得点率 37.9%(得点数÷[出場時間÷90])
決定率 12.6%(得点数÷シュート数)
SH率 3.001(シュート数÷[出場時間÷90])
37.9%(得点数÷試合数)
09年・年間51試合
FW9大黒将志
39試合(76.5%)
3213分(70.0%)
21得点(30.9%) シュート数 90本
得点率 58.8%(得点数÷[出場時間÷90])
決定率 23.3%(得点数÷シュート数)
SH率 2.521(シュート数÷[出場時間÷90])
53.8%(得点数÷試合数)
10年・年間36試合
FW25平本一樹
32試合(88.9%)
2481分(76.6%)
10得点(21.3%) シュート数 52本
得点率 36.3%(得点数÷[出場時間÷90])
決定率 19.2%(得点数÷シュート数)
SH率 1.886(シュート数÷[出場時間÷90])
31.3%(得点数÷試合数)
11年・年間38試合
MF19阿部拓馬
33試合(86.8%)
2541分(74.3%)
16得点(23.2%) シュート数 64本
得点率 56.7%(得点数÷[出場時間÷90])
決定率 25.0%(得点数÷シュート数)
SH率 2.269(シュート数÷[出場時間÷90])
48.5%(得点数÷試合数)
12年・年間42試合
FW9阿部拓馬
40試合(95.2%)
3532分(93.4%)
18得点(27.7%) シュート数 84本
得点率 45.9%(得点数÷[出場時間÷90])
決定率 21.4%(得点数÷シュート数)
SH率 2.140(シュート数÷[出場時間÷90])
45.0%(得点数÷試合数)
13年・年間42試合
FW44高原直泰
41試合(97.6%)
3221分(85.2%)
11得点(21.2%) シュート数 57本
得点率 30.7%(得点数÷[出場時間÷90])
決定率 19.3%(得点数÷シュート数)
SH率 1.593(シュート数÷[出場時間÷90])
26.8%(得点数÷試合数)
14年・年間42試合
FW9常盤聡
37試合(88.1%)
2720分(72.0%)
6得点(19.4%) シュート数 75本
得点率 19.9%(得点数÷[出場時間÷90])
決定率 8.0%(得点数÷シュート数)
SH率 2.482(シュート数÷[出場時間÷90])
16.2%(得点数÷試合数)
15年・年間42試合
MF11南秀仁
41試合(97.6%)
3047分(80.6%)
10得点(23.3%) シュート数 50本
得点率 29.5%(得点数÷[出場時間÷90])
決定率 20.0%(得点数÷シュート数)
SH率 1.477(シュート数÷[出場時間÷90])
24.4%(得点数÷試合数)
16年・年間42試合
MF10高木善朗
37試合(88.1%)
2865分(75.8%)
8得点(18.6%) シュート数 62本
得点率 25.1%(得点数÷[出場時間÷90])
決定率 12.9%(得点数÷シュート数)
SH率 1.948(シュート数÷[出場時間÷90])
21.6%(得点数÷試合数)
ではまず得点数を試合数で割る得点率ランキング
95年FW三浦知良 88.5%
07年FW9フッキ 88.1%
96年FW三浦知良 85.2%
絶頂期のカズは出れば9割近い得点力を残した。フッキもずば抜けた数値。
98年FW9エウレル 75.0%
05年FW9ワシントン 66.7%
00年FW10金鉉錫 64.0%
97年FW21アルシンド 62.5%
02年FW7エジムンド 61.5%
94年FW武田修宏 57.5%
01年FW33マルキーニョス 57.1%
03年FW9エムボマ 56.5%
93年FW三浦知良 55.6%
09年FW9大黒将志 53.8%
出れば2試合に1得点以上。彼らのようなエースがいるとわかりやすい。
11年MF19阿部拓馬 48.5%
12年FW9阿部拓馬 45.0%
08年MF10ディエゴ 37.9%
06年FW25平本一樹 37.5%
10年FW25平本一樹 31.3%
04年FW16桜井直人 28.6%
13年FW44高原直泰 26.8%
15年MF11南秀仁 24.4%
99年DF4林健太郎 24.1%
04年FW11平本一樹 24.0%
16年MF10高木善朗 21.6%
14年FW9常盤聡 16.2%
16善朗は史上ワースト2。チーム得点力もワースト3、だから必然だが何とも情けない数値。林はPKがメインだったがあとは日本人ストライカーが軒並み低い数値。せめてエースは3割以上決めたいもんだ。
チーム内得点率ランキング
05年FW9ワシントン 55.0%
誰かに固執した得点力は数値以上に依存しすぎ困り果てると学んだだけ収穫にしないと。
07年FW9フッキ 41.1%
02年FW7エジムンド 39.0%
我の強いストライカーたちがいるとこうなるのも確かか。チームトップよりもセカンドストライカーの存在が大切だと感じる。
00年FW10金鉉錫 34.8%
96年FW三浦知良 33.8%
09年FW9大黒将志 30.9%
およそ3割占めてるくらいが一番チームとして安定した攻撃だと思う。
08年MF10ディエゴ 28.9%
数値は低いがこれも依存による得点不足に。J1は依存による失脚が痛い。
93年FW三浦知良 27.8%
12年FW9阿部拓馬 27.7%
97年FW21アルシンド 26.3%
94年FW武田修宏 25.3%
15年MF11南秀仁 23.3%
03年FW9エムボマ 23.2%
11年MF19阿部拓馬 23.2%
98年FW9エウレル 22.6%
95年FW三浦知良 21.7%
06年FW25平本一樹 21.7%
10年FW25平本一樹 21.3%
13年FW44高原直泰 21.2%
01年FW33マルキーニョス 21.1%
14年FW9常盤聡 19.4%
16年MF10高木善朗 18.6%
99年DF4林健太郎 16.3%
04年FW11平本一樹 14.0%
04年FW16桜井直人 14.0%
4分の1程度は個人で奪いたいところ。16善朗はそのノルマを満たせず、全体的な得点自体が少ない16年ヴェルディ、エースの得点比率が低いのも当然か。
90分当たりの得点率ランキング(98年以後対象)
07年FW9フッキ 90.2%
98年FW9エウレル 76.0%
03年FW9エムボマ 69.1%
05年FW9ワシントン 68.5%
00年FW10金鉉錫 59.6%
09年FW9大黒将志 58.8%
02年FW7エジムンド 57.2%
11年MF19阿部拓馬 56.7%
01年FW33マルキーニョス 56.2%
12年FW9阿部拓馬 45.9%
06年FW25平本一樹 42.8%
04年FW16桜井直人 39.1%
08年MF10ディエゴ 37.9%
10年FW25平本一樹 36.3%
04年FW11平本一樹 31.1%
13年FW44高原直泰 30.7%
15年MF11南秀仁 29.5%
16年MF10高木善朗 25.1%
99年DF4林健太郎 23.2%
14年FW9常盤聡 19.9%
カズが対象外となるため90分当たりではカタカナが上位を占める。善朗は歴代でもワースト3、エースという肩書きすら似つかわしくない。チームで得点力アップをいかに果たすか2017年の課題は明白に。
言うまでもなくカズが残した功績は偉大すぎる。恐らくこんな数値を残す日本人エースは今後現れるはずがない。ただだからって指をくわえている数値ではない。一歩でも1%でもカズに近づく、それがヴェルディからの日本代表選出に繋がる。J2だろうとそれはチームを救う数値になるのだから。
善朗はMF登録でFW登録以外では5人目の快挙。裏を返せばFWで軸となる得点源がいなかったわけだ。
次点が大輔、ドウグラス、直人だがみんなシュート意識が特別高かったという印象はない。翔哉ほどでなくとも相手に警戒されるアタッカーがいないと。
2017年、ここ数年慢性的な課題となっている得点力を大幅に増やさないと昇格争いは難しい。
誰かではない、俺が決めてやらないと。
得点力アップすらしないままではいつまでもヴェルディの未来は変わらない。
まずはチームとしてシュート意識は高めたい。