各年度の上位3クラブの内枠(各クール毎)を見てみると
99年36試合()内は順位
川崎
第1クール・勝ち点12・44.4%(6)
第2クール・36・66.7%(2)
第3クール・54・66.7%(2)
最終クール・73・67.6%(1)

FC東京
第1クール・17・63.0%(3)
第2クール・37・68.5%(1)
第3クール・55・67.9%(1)
最終クール・64・59.3%(2)

大分
第1クール・20・74.1%(2)
第2クール・35・64.8%(3)
第3クール・46・56.8%(3)
最終クール・63・58.3%(3)

00年40試合
札幌
※第1クール・21・77.8%(2)
※第2クール・50・87.7%(1)
第3クール・72・80.0%(1)
最終クール・94・78.3%(1)

浦和
※第1クール・23・85.2%(1)
※第2クール・45・78.9%(2)
第3クール・64・71.1%(2)
最終クール・82・68.3%(2)

大分
第1クール・19・63.3%(3)
第2クール・35・58.3%(4)
第3クール・59・65.6%(3)
最終クール・81・67.5%(3)
※札幌vs浦和戦未消化のため11節、22節までとさせて戴きます。

01年44試合
京都
第1クール・23・69.7%(2)
第2クール・45・68.2%(2)
第3クール・65・65.7%(1)
最終クール・84・63.6%(1)

仙台
第1クール・23・69.7%(1)
第2クール・41・62.1%(4)
第3クール・61・61.6%(4)
最終クール・83・62.9%(2)

山形
第1クール・18・54.5%(5)
第2クール・32・48.5%(7)
第3クール・58・58.6%(5)
最終クール・80・60.6%(3)

02年44試合
大分
第1クール・28・84.8%(1)
第2クール・51・77.3%(1)
第3クール・66・66.7%(2)
最終クール・94・71.2%(1)

C大阪
第1クール・18・54.5%(4)
第2クール・42・63.6%(3)
第3クール・66・66.7%(1)
最終クール・87・65.9%(2)

新潟
第1クール・18・54.5%(5)
第2クール・44・66.7%(2)
第3クール・65・65.7%(3)
最終クール・82・62.1%(3)

03年44試合
新潟
第1クール・19・57.6%(3)
第2クール・43・65.2%(2)
第3クール・69・69.7%(1)
最終クール・88・66.7%(1)

広島
第1クール・31・93.9%(1)
第2クール・48・72.7%(1)
第3クール・63・63.6%(2)
最終クール・86・65.2%(2)

川崎
第1クール・16・48.5%(6)
第2クール・41・62.1%(3)
第3クール・59・59.6%(3)
最終クール・85・64.4%(3)

04年44試合
川崎
第1クール・27・81.8%(1)
第2クール・57・86.4%(1)
第3クール・81・81.8%(1)
最終クール・105・79.5%(1)

大宮
第1クール・15・45.5%(6)
第2クール・35・53.0%(2)
第3クール・54・54.5%(2)
最終クール・87・65.9%(2)

福岡
第1クール・18・54.5%(3)
第2クール・34・51.5%(4)
第3クール・52・52.5%(3)
最終クール・76・57.6%(3)

05年44試合
京都
第1クール・29・87.9%(1)
第2クール・54・81.8%(1)
第3クール・72・72.7%(1)
最終クール・97・73.5%(1)

福岡
第1クール・18・54.5%(3)
第2クール・36・54.5%(2)
第3クール・58・58.6%(2)
最終クール・78・59.1%(2)

甲府
第1クール・18・54.5%(4)
第2クール・30・45.5%(6)
第3クール・49・49.5%(4)
最終クール・69・52.3%(3)

06年48試合
横浜FC
※第1クール・22・66.7%(3)
第2クール・44・61.1%(2)
第3クール・67・62.0%(3)
最終クール・93・64.6%(1)


第1クール・25・69.4%(1)
第2クール・49・68.1%(1)
第3クール・68・63.0%(2)
最終クール・88・61.1%(2)

神戸
第1クール・16・44.4%(7)
第2クール・41・56.9%(4)
第3クール・68・63.0%(1)
最終クール・86・59.7%(3)
※ヴェルディvs横浜FC戦未消化の13節までとさせて戴きます。

07年48試合
札幌
第1クール・24・66.7%(3)
第2クール・51・70.8%(1)
第3クール・72・66.7%(1)
最終クール・91・63.2%(1)

東京V
第1クール・13・36.1%(9)
第2クール・39・54.2%(5)
第3クール・59・54.6%(4)
最終クール・89・61.8%(2)

京都
第1クール・20・55.6%(5)
第2クール・44・62.5%(2)
第3クール・66・61.1%(2)
最終クール・86・59.7%(3)

08年42試合(全45節、第1クールは11節、第2クールは22節、第3クールは33節と仮定します)
広島・参考
第1クール・32・76.2%(1)
第2クール・65・77.4%(1)

第11節・23・76.7%(1)10試合
第22節・48・80.0%(1)20試合
第33節・71・76.3%(1)31試合
最終クール・100・79.4%(1)

山形・参考
第1クール・22・52.4%(7)
第2クール・50・59.5%(2)

第11節・15・50.0%(7)10試合
第22節・38・60.3%(2)21試合
第33節・57・61.3%(2)31試合
最終クール・78・61.9%(2)

仙台・参考
第1クール・26・61.9%(3)
第2クール・45・53.6%(5)

第11節・16・53.3%(6)10試合
第22節・34・56.7%(5)20試合
第33節・46・51.1%(6)30試合
最終クール・70・55.6%(3)

09年51試合(第1クールは13節、第2クールは26節、第3クールは39節と仮定します)

仙台・参考
第1クール・35・68.5%(3)
第2クール・66・64.7%(2)

第13節・28・71.8%(3)
第26節・51・65.4%(3)
第39節・76・65.0%(2)
最終クール・106・69.3%(1)

C大阪・参考
第1クール・41・80.4%(1)
第2クール・68・66.7%(1)

第13節・29・74.4%(2)
第26節・56・71.8%(2)
第39節・78・66.7%(1)
最終クール・104・68.0%(2)

湘南・参考
第1クール・39・76.5%(2)
第2クール・66・64.7%(3)

第13節・31・79.5%(1)
第26節・57・73.1%(1)
第39節・75・64.1%(3)
最終クール・98・64.1%(3)

10年36試合(第1クールは10節、第2クールは19節、第3クールは29節と仮定します)


第10節・23・85.2%(1)
第19節・44・81.5%(1)
第29節・65・77.4%(1)
最終クール・80・74.1%(1)

甲府
第10節・19・70.4%(3)
第19節・40・74.1%(2)
第29節・57・67.9%(1)
最終クール・70・64.8%(2)

福岡
第10節・10・37.0%(14)
第19節・30・55.6%(4)
第29節・49・60.5%(3)
最終クール・69・63.9%(3)


11年38試合(第1クールは10節、第2クールは19節、第3クールは29節と仮定、しかし中止の影響により第1クールは16節、第2クールは3節代替(札幌vs千葉のみ未消化)、第3クールは31節と新たに仮定)

FC東京
第16節・16・53.3%(8)
第3節・38・66.7%(1)
第31節・60・69.0%(1)
最終クール・77・67.5%(1)

鳥栖
第16節・18・60.0%(3)
第3節・27・47.4%(7)
第31節・53・60.9%(2)
最終クール・69・60.5%(2)

札幌
第16節・13・43.3%(12)
第3節・28・51.9%(6)
第31節・53・60.9%(3)
最終クール・68・59.5%(3)


12年42試合(第1クールは10節、第2クールは21節、第3クールは31節と仮定とします)
甲府
第10節・20・66.7%(3)
第21節・37・58.7%(6)
第31節・61・65.6%(1)
最終クール・86・68.3%(1)

湘南
第10節・25・83.3%(1)
第21節・40・63.5%(4)
第31節・57・61.3%(2)
最終クール・75・59.5%(2)

※12大分は以下のデータにおいて最終順位6位のため参考にしにくく除外する。
大分※
第10節・19・63.3%(5)
第21節・40・63.5%(5)
第31節・55・59.1%(3)
最終クール・71・56.3%(6)


13年42試合(第1クールは10節、第2クールは21節、第3クールは31節と仮定とします)
G大阪
第10節・20・66.7%(2)
第21節・46・73.0%(1)
第31節・67・72.0%(1)
最終クール・87・69.0%(1)

神戸
第10節・25・83.3%(1)
第21節・44・69.8%(2)
第31節・62・66.7%(2)
最終クール・83・65.9%(2)

※13徳島は以下のデータにおいて最終順位4位のため参考にしにくく除外する。
徳島
第10節・13・43.3%(14)
第21節・26・41.3%(15)
第31節・52・55.9%(5)
最終クール・67・53.2%(4)


14年42試合(第1クールは10節、第2クールは21節、第3クールは31節と仮定とします)
湘南
第10節・30・100.0%(1)
第21節・60・95.2%(1)
第31節・80・86.0%(1)
最終クール・101・80.2%(1)

松本
第10節・17・56.7%(4)
第21節・43・68.3%(3)
第31節・62・66.7%(2)
最終クール・83・65.9%(2)

※14山形は以下のデータにおいて最終順位6位のため参考にしにくく除外する。
山形
第10節・12・40.0%(15)
第21節・31・49.2%(8)
第31節・42・45.2%(11)
最終クール・64・50.8%(6)


15年42試合(第1クールは10節、第2クールは21節、第3クールは31節と仮定とします)
大宮
第10節・18・60.0%(5)
第21節・46・73.0%(1)
第31節・68・73.1%(1)
最終クール・86・68.3%(1)

磐田
第10節・22・73.3%(1)
第21節・40・63.5%(2)
第31節・57・61.3%(2)
最終クール・82・65.1%(2)

福岡
第10節・17・56.7%(7)
第21節・33・52.4%(7)
第31節・51・54.8%(5)
最終クール・82・65.1%(3)


16年42試合(第1クールは10節、第2クールは21節、第3クールは31節と仮定とします)
札幌
第10節・20・66.7%(2)
第21節・45・75.0%(1)※
第31節・69・74.2%(1)
最終クール・85・67.5%(1)

清水
第10節・18・60.0%(4)
第21節・34・54.0%(6)
第31節・54・58.1%(5)
最終クール・84・66.7%(2)

※16C大阪は以下のデータにおいて最終順位4位のため参考にしにくく除外する。
C大阪
第10節・20・66.7%(3)
第21節・43・68.3%(2)
第31節・57・61.3%(3)
最終クール・78・61.9%(4)


各クラブの第1クールを見てみると
14湘南・100.0%(1→1)
03広島・93.9%(1→1)
05京都・87.9%(1→1)
00浦和・85.2%(1→2)
10柏・85.2%(1→1)
02大分・84.8%(1→1)
12湘南・83.3%(1→2)
13神戸・83.3%(1→2)
04川崎・81.8%(1→1)
09湘南・79.5%(1→3)
00札幌・77.8%(2→1)
08広島・76.7%(1→1)
09C大阪・74.4%(2→2)
99大分・74.1%(2→3)
15磐田・73.3%(1→2)
09仙台・71.8%(3→1)
10甲府・70.4%(3→2)
01京都・69.7%(2→1)
01仙台・69.7%(1→2)
06柏・69.4%(1→2)
06横浜FC・66.7%(3→1)
07札幌・66.7%(3→1)
12甲府・66.7%(3→1)
13G大阪・66.7%(2→1)
16札幌・66.7%(2→1)
00大分・63.3%(3→3)
99FC東京・63.0%(3→2)
11鳥栖・60.0%(3→2)
15大宮・60.0%(5→1)
16清水・60.0%(4→2)
03新潟・57.6%(3→1)
14松本・56.7%(4→2)
15福岡・56.7%(7→3)
07京都・55.6%(5→3)
01山形・54.5%(5→3)
02C大阪・54.5%(4→2)
02新潟・54.5%(5→3)
04福岡・54.5%(3→3)
05福岡・54.5%(3→2)
05甲府・54.5%(4→3)
08仙台・53.3%(6→3)
11FC東京・53.3%(8→1)
08山形・50.0%(7→2)
03川崎・48.5%(6→3)
04大宮・45.5%(6→2)
99川崎・44.4%(6→1)
06神戸・44.4%(7→3)
11札幌・43.3%(12→3)
10福岡・37.0%(14→3)
07東京V・36.1%(9→2)

単純なボーダーラインは第1クール8割あれば2位以内、7割あれば3位以内には入れるということ。3位に特権がない現行では8割必要だということ。
2017年も22クラブ2回戦制、全42試合。
第1クール第10節までに勝ち点24を奪うこと。
16年は札幌も清水もそれには及ばないし、だから終盤まで昇格争いはもつれたと思っている。
また最低でも最終2位以内に挽回するのに9位以上が必要である。3位以内が無意味なので一言で言っちまえば1桁順位が4分の1日程消化時点のノルマ。10位以下なら相当勝ち続けないと自動昇格は厳しい。

第1クールとはいえ07ヴェルディ、よくこんな勝ち点率から昇格したなと感動。そしてそのヴェルディより勝ち点率こそ高いが14位から3位まで浮上した10福岡もすげーなと思う(3位は無意味だと口酸っぱく書いとくが)。
第1クール好スタートが重要であることを改めて思い知らされるデータです。

16年第1クールは混戦。J2初年度の町田が第首位に立つなど第2クールまで戦乱となるがウノゼロ勝ちが多発した札幌が首位に浮上し独走、枠は一つ埋まる。清水の第1クールは4位だけにいかに上が安定しないかがわかる。清水が終盤に追い上げ松本、首位札幌さえ一時は危ぶまれたが最終節には札幌が優勝を決め、清水が2位でJ1昇格。松本はPOで敗退しC大阪がJ1昇格を勝ち取った。
来期は、来期こそはヴェルディも…まだ早いか。