~たら
~れば

物事にはよくある話。ましてサッカーはそればかり。
終わったことにあーだこーだ言うのも私の悪癖。

お付きあい下さいまし。

立ち上がりからボールも気持ちもフワッと感じたけど、それは良い意味で。
悪い方にフワッと来ちゃったからやはり気持ちもフワッとしてたのかな。
今のメンバーは開幕から勝てると思えてたろうか、PSMで結果出ず燻っていた気持ちがたった1勝で妙な安堵感に繋がり迎えた感じ。終わってみて結果論に過ぎないけど。



前半11分、讃岐自陣右サイドスローイン。馬場に収まり純平?が股抜きパスで抜かれる、直人もカバーにきたが繋がれ左サイド深くまで展開され良いように繋がれる。左サイド深く仲間にタメを作られると上がってきた岡村に戻される、岡村はダイレクトの左足でクロス。ゴール前の人数は同数ながらウェズレイの寄せが甘く、また躊躇したため永田に余裕を与える。すると浮き球を永田に胸トラップされ難しい反転から左足ボレー、ボールはゴール左に突き刺さる。
▼V的たられば:まずウェズレイ、このシーンは特に躊躇がいただけない。まぁ激しく競ればPK与えそうなウェズレイとはいえボールにも人にも付かないという失態ぶり。もちろん競れなかったのだから次々と切り替えが重要なわけで。
例えばシュートブロックして永田にコース限定させたかと言えば間合いを詰めることさえなく慌てて詰めている(間に合わない)のも悔やまれる。つうかリプレイよく見たら股抜かれたシュート、尽くCBの役割果たせてないウェズレイ。
チームとしてもプレスを掻い潜られ簡単に繋がれ左右に揺さぶられ、受け身になったなかで集中を欠いたのも問題視されそう。立ち上がり15分に満たないのに緊張感がまるでなかったのもシャットアウトした札幌戦の余韻か。
もしウェズレイが緊張感持って永田と競り合ってたら…
もしウェズレイがシュートブロックしにスライディングして(股閉じて)いれば…
結果は変わらん。
戦犯をウェズレイと決めつけるのは良くないと分かりつつウェズレイに限界を感じるシーンだったなぁと。金沢にチンチンにされた昨年とデジャブしてしまったのは私だけでもないだろうし。


16分、幸輝がハンドを取られ与えた讃岐FK。高木が左足でクロス、エブソンがヘディング、これを柴崎がファインセーブしポストに嫌われる。ナイス柴崎、付いてたのはリプレイだと和樹?振り切られボールの落下点にはウェズレイ。どっちもどっちだが。
▼V的たられば:まず野田レフリーこういうハンドは取るんだよね。さて、柴崎ナイスです。それだけ。結局マーカーは振り切られ落下点のCBは競らねー。舐めんとのかい?
もしきちんとマーカーが競れてたら…
もしきちんとウェズレイが競れてれば…
虚しいよ。

33分ドウグラス獲得の右CK付近、FK。キッカーは和樹、蹴ったボールはニア、味方はみんなファー。何したいの?一番近くにいたドウグラスが寄せた時点でDF悠々とクリア。
▼V的たられば:言うまでもないけど意志疎通なのか和樹の精度なのか。和樹は狙いとしてはニアに誰か来てくれ?味方はファーに高めのをくれ?どうなってますの?ショートやらサインプレーやら讃岐のほうが工夫凝らしてて見てて素敵やん。
もし和樹がきちんとファーに蹴れたら…
もし誰かがニアに走り込んでれば…
つうか話し合えや一回。

33分幸輝が獲得したCK、和樹はショートコーナー、善朗リターン和樹左足クロス。幸輝?擦らしてドウグラスと競ったエブソンが誤ってゴールへクリア、これをGK清水が足でセーブ。リバウンドをウェズレイがヘディングもミートせず清水キャッチ。
▼V的たられば:リプレイ見るまでドウグラス押し込んだと思い込んでた(笑)全く触ってないねドウグラス。実況解説もドウグラス押し込んだと言ってる。まぁいいとして。
ショートやれるなら多用しようよ、読まれたらニアに誰か走り込めよ、いつもやれないことして相手にボール返すばかりじゃセットプレーに意味はない。
もしオウンゴールしてくれてたら…
もしドウグラスにシュート意識つうか競ってくれれば…
オウンゴールでいいから決まれよと今は悔しい。

41分、最終ラインからクリア、ドウグラス競り勝ちこぼれ球、直人がダイレクトで裏に走る善朗へ浮き球パス、アシストテキトー過ぎて相手GKへ。
▼V的たられば:直人スタメン落ちは確実か。ちゃんとやれよ、精度、スピード、配慮、すべて欠けた安易なテキトーなプレーにしか思えません。
もし直人がきちんとコントロールしたスルーパスを出してたら…
もし直人がドリブルしたりトラップしてからピンポイントで善朗にアシストしてれば…
どちらにせよ右MFには潮音か雅臣見たいです(秀仁が万全なら秀仁で)


56分秀仁が倒され得たFK、純平が右足クロスもGK清水キャッチ。セットプレーは相手にボール返すためにあるの?
▼V的たられば:純平も決して蹴れない選手ではないがあまりにも意志疎通が皆無、蹴る側に難があるのか合わせる側に難があるのか、合致しないならいっそショートコーナーや変化を付けて角度変えた方があっさり入るんじゃない?今に始まった課題ではないが。
もし純平がきちんと群集にクロス蹴れたら…
もし味方がGKの落下点に先回りしてれば…
まぁ後述はGKチャージになってますが。


57分、幸輝から船山、左に振って和樹がヘディングで折り返す。讃岐は清水とエブソンが交錯しボールは流れる。善朗左足ボレーも相手DFがハンドで阻止。居合わせた6人のヴェルディ選手が猛アピールも野田レフリー盲目。誤審だろ絶対、レフリー5人制にしろや。
▼V的たられば:誤審は付き物、ナビスコ?CS?いやいや毎試合5人レフリー制にしてくれ。
さて誤審は盲目レフリーだから仕方ないにしてだ。
清水の「レフリー様々だぜ」みたいなドヤ顔が憎たらしいシーン。
物申すならむしろ善朗に。
アピールに必死でファンブルした清水のこぼれ球に無反応な善朗がなんか滑稽、判定待ちで目の前のチャンスボール逃したんだからそれもどうなのか。よく言う自分でプレー止めるなつうやつ。清水ファンブルを押し込めたら交錯してそっちこそPK貰えたかも知れないし。そこらへんがもどかしい、結果論ですが。
もし善朗がファンブルしたボールに詰めてたら…
もし善朗が自分でプレー止めなければ…
レフリーなんて信じるな。そんなシーン。

73分讃岐GK清水からフィード、馬場が和樹に競り勝ちアラン(讃岐)に渡る、船山がチェックも交わされ和樹スライディングもアランが持ち上がる。アランにウェズレイが釣られ右にフリーの馬場へ出される。馬場の折り返しは中央の高木へ。幸輝が足を滑らせチェックが出来ず高木にさらに左へ振られる。ドフリーの仲間に右足を振り抜かれゴール左に決められる。
▼V的たられば:船山は軽くチェックして一瞬追うのを躊躇う(和樹が妨げたとはいえ最終ラインにカバーに戻ろうつう動きはない)。だからアランはフリーに。和樹が行ったから追わないじゃなく二人がかりでとかファウルしてでも、0-2にはしてはならん、つう危機管理はない。それはどこか戻りが遅い純平も。最後に駆け付け決まると腰砕け、疲れてるのはみんな同じ。酷なようだがそれではまとまらない。数的不利が何もボランチだけの要因だと言わないけどサボりが致命的な2失点目には表れてるし。
もし船山がファウル覚悟で止めてたら…
もし純平が危機察して仲間にチェックしにいければ…
結果論ではあるがチームとして課題は山積です。


91分相手カウンターは純平?が難なくキープし井林へ。井林から中央の秀仁へ。秀仁はフリー善朗に預け自らゴール前へ。善朗はスルーパスを狙うが誰も触れずボールはゴール左に流れる。これを秀仁がすんでのところで和樹に戻す。和樹は左足クロス、ウェズレイが下がりながらも落下点を読み競り勝ち一樹へ落とす。一樹が難しい体勢ながら右足を振り抜きゴール左に打ち込む。
▼V的たられば:出ている選手を推定することから始めよう。
たぶん推定しとくと右に幸輝、CB純平、井林、左に和樹
ボランチ善朗、秀仁、右MFアラン、左に一樹、FWウェズレイ、ドウグラス。前4枚は事実上みんなCFだけど。
もし秀仁があそこまで走らなかったら…
もしウェズレイが懸命に競らなければ…
結果としてみんなが最後まで頑張ったから決まった。

それを試合を通してやれよ。
ってテレビを見てるだけの一視聴者は簡単に言う。
でもね、讃岐にはそれがやれてる。
だから強い。

熊本も強いぞ。
札幌みたいに浮き足立つ相手じゃない、地に足つけないと簡単にやられる。

しっかり反省して今やれるベストを見せてくれ。
冨樫も選手も、Vも。
今一度気を引き締めて挑まないと。


もし…たら…
もし…れば…

たらればしなくてもいい結果を残すために。
あと4日、しっかり準備してください。