▽2015年ヴェルディ 連続引き分け試合
12 HOME 5月6日(水・祝) 0-0 千葉 駒沢
13 AWAY 5月9日(土) 1-1 京都 西京極(一樹4)
14 HOME 5月17日(日) 0-0 徳島 味スタ
14年が2試合、2試合、4試合連続と引き分け、ある意味勝てない引き分けだったが15年は勝つか負けるかの瀬戸際、何とか引き分けた試合はあるが連続で引き分けたのはこの3試合連続だけ。もちろんすべて勝ってればPO圏内を余裕で満たしたし負けてれば札幌に抜かれ10位転落だったから貴重な勝ち点3だ。
▽ヴェルディ史上最多連続引き分け試合は13年、14年の4連続。
4試合連続ドローは引き分けが導入された1999年以後、ヴェルディ史上最多となっている。そりゃ3試合連続ドローでさえ稀有な事例だがこんなに勝ち切れない、よく考えれば負けないヴェルディも稀有。勝ち点を拾う重要性はある、問題はそれも限度があるという教訓を生かせるかだ。
▽歴史から見るヴェルディ連続ドロー
ではヴェルディの連続ドローは過去どれくらいあるのか?
Jリーグは99年から引き分け制度が導入されたが02年までは延長がありVゴールが決まる試合ばかり。なかなか連続ドローにはならなかった。
初めて連続ドローとなったのは2003年J1 2ndステージ第1節vs横浜FM(2-2 横浜国)、第2節vs鹿島(1-1 国立)
以降毎年必ず2試合連続ドローはあるが降格した2008年だけないのも粘りの無さか。
03年・J1
2nd第1節~第2節:2試合連続ドロー
2nd第7節~第8節:2試合連続ドロー
04年・J1
1st第4節~第6節:3試合連続ドロー
05年・J1
第2節~第3節:2試合連続ドロー
第9節~第10節:2試合連続ドロー
第15節~第16節:2試合連続ドロー
第25節~第27節:3試合連続ドロー
06年・J2
第25節~第26節:2試合連続ドロー
第51節~第52節:2試合連続ドロー
07年・J2
第28節~第29節:2試合連続ドロー
第48節~第49節:2試合連続ドロー
09年・J2
第21節~第22節:2試合連続ドロー
10年・J2
第10節~第11節:2試合連続ドロー
第15節~第16節:2試合連続ドロー
11年・J2
第13節~第14節:2試合連続ドロー
第4節代替~第27節:2試合連続ドロー
第30節~第31節:2試合連続ドロー
12年・J2
第35節~第37節:3試合連続ドロー
13年・J2
第2節~第5節:4試合連続ドロー
第10節代替~第15節:2試合連続ドロー
第41節~第42節:2試合連続ドロー
14年・J2
第14節~第15節:2試合連続ドロー
第19節~第20節:2試合連続ドロー
第38節~第41節:4試合連続ドロー
15年・J2
第12節~第14節:3試合連続ドロー
▽19例目と24例目の珍事
03年:2回
04年:1回
05年:4回
06年:2回
07年:2回
08年:0回
09年:1回
10年:2回
11年:3回
12年:1回
13年:3回
14年:3回
15年:1回
ヴェルディ史上19例目の連続ドローがまさかの史上最多、4連続ドロー。12年の3連続ドローさえ05年以来8シーズンぶりの珍例、13年はそれを上回った。その後も勝ち切れない試合が連続ドローとなりシーズンで見れば3回を記録、05年4回に次いで、11年の3回と並ぶ歴代2位タイ。降格したシーズンと同じくらい勝ち切れなかったと説明すればいかに勝ち切れないシーズンかはわかる。
そんなシーズンを遥かに上回りこちらもシーズン3回、初のJ2残留争いとなった14年は24例目で4連続ドロー。25例目が3連続の15年、勝てば連続ドローなんて要らないんだからもっと勝たなきゃ。
▽引き分け率では?
引き分け数で見ると
99年: 2分(30試合) 6.7%
00年: 4分(30試合)13.3%
01年: 2分(30試合) 6.7%
02年: 3分(30試合)10.0%
03年: 7分(30試合)23.3%
04年: 6分(30試合)20.0%
05年:12分(34試合)35.3%
06年: 8分(48試合)16.7%
07年:11分(48試合)22.9%
08年: 7分(34試合)20.6%
09年:11分(51試合)21.6%
10年: 7分(36試合)19.4%
11年:11分(38試合)28.9%
12年: 6分(42試合)14.3%
13年:14分(42試合)33.3%
14年:15分(42試合)35.7%
15年:10分(42試合)23.8%
多い順に並べよう。
14年:35.7%
05年:35.3%
13年:33.3%
11年:28.9%
15年:23.8%
03年:23.3%
07年:22.9%
09年:21.6%
08年:20.6%
04年:20.0%
10年:19.4%
06年:16.7%
12年:14.3%
00年:13.3%
02年:10.0%
99年: 6.7%
01年: 6.7%
引き分けは多すぎると勝てないのだから誉められたもんではないが負け込むよりは勝ち点は増えるんだからマシ。14年は史上最多引き分け率を記録。誉めてもダメだがこれがチームの危機を救うのだから大切。
この勝ち点15が無ければ21位で入れ替え戦なわけで。
とはいえ3割越えはシーズンの勝ち点に大きく響き13年のように下位に低迷するのは学べたこと。そして12年のように引き分けることすらできないシーズンは勝つしか勝ち点が増えないのだから厳しい。
15年も勝敗同数、勝ち越すには引き分け試合を勝ち切る強さが必要だ。
せめてシーズン2割越え、23.0%と仮定すると42試合で9.66、つまり9試合以上10試合まで。これは15年は満たしたが前述のように勝ち越せたら生きるのが10引き分けくらいだろう。
上記を果たすには連続ドローなんて不要で、むしろ連勝しないとならない。連勝が途絶えるときが引き分けであるのが望ましい、なんて夢物語を書いていても現実的には無理。
14年のような15試合引き分けはいらない。その内8試合くらいにして7試合をなんとか勝ちに結び付けたい。そのためにゴールを奪い、ゴールを守る。
当たり前だが『連続ドロー』なんて見たくない、白黒はっきりさせて勝つヴェルディであるように。と書いたら15年は白黒くっきり。
2016年はどんなシーズンになるのか、不安も期待も入り交じるがあまり期待はしないでおこ(笑)
12 HOME 5月6日(水・祝) 0-0 千葉 駒沢
13 AWAY 5月9日(土) 1-1 京都 西京極(一樹4)
14 HOME 5月17日(日) 0-0 徳島 味スタ
14年が2試合、2試合、4試合連続と引き分け、ある意味勝てない引き分けだったが15年は勝つか負けるかの瀬戸際、何とか引き分けた試合はあるが連続で引き分けたのはこの3試合連続だけ。もちろんすべて勝ってればPO圏内を余裕で満たしたし負けてれば札幌に抜かれ10位転落だったから貴重な勝ち点3だ。
▽ヴェルディ史上最多連続引き分け試合は13年、14年の4連続。
4試合連続ドローは引き分けが導入された1999年以後、ヴェルディ史上最多となっている。そりゃ3試合連続ドローでさえ稀有な事例だがこんなに勝ち切れない、よく考えれば負けないヴェルディも稀有。勝ち点を拾う重要性はある、問題はそれも限度があるという教訓を生かせるかだ。
▽歴史から見るヴェルディ連続ドロー
ではヴェルディの連続ドローは過去どれくらいあるのか?
Jリーグは99年から引き分け制度が導入されたが02年までは延長がありVゴールが決まる試合ばかり。なかなか連続ドローにはならなかった。
初めて連続ドローとなったのは2003年J1 2ndステージ第1節vs横浜FM(2-2 横浜国)、第2節vs鹿島(1-1 国立)
以降毎年必ず2試合連続ドローはあるが降格した2008年だけないのも粘りの無さか。
03年・J1
2nd第1節~第2節:2試合連続ドロー
2nd第7節~第8節:2試合連続ドロー
04年・J1
1st第4節~第6節:3試合連続ドロー
05年・J1
第2節~第3節:2試合連続ドロー
第9節~第10節:2試合連続ドロー
第15節~第16節:2試合連続ドロー
第25節~第27節:3試合連続ドロー
06年・J2
第25節~第26節:2試合連続ドロー
第51節~第52節:2試合連続ドロー
07年・J2
第28節~第29節:2試合連続ドロー
第48節~第49節:2試合連続ドロー
09年・J2
第21節~第22節:2試合連続ドロー
10年・J2
第10節~第11節:2試合連続ドロー
第15節~第16節:2試合連続ドロー
11年・J2
第13節~第14節:2試合連続ドロー
第4節代替~第27節:2試合連続ドロー
第30節~第31節:2試合連続ドロー
12年・J2
第35節~第37節:3試合連続ドロー
13年・J2
第2節~第5節:4試合連続ドロー
第10節代替~第15節:2試合連続ドロー
第41節~第42節:2試合連続ドロー
14年・J2
第14節~第15節:2試合連続ドロー
第19節~第20節:2試合連続ドロー
第38節~第41節:4試合連続ドロー
15年・J2
第12節~第14節:3試合連続ドロー
▽19例目と24例目の珍事
03年:2回
04年:1回
05年:4回
06年:2回
07年:2回
08年:0回
09年:1回
10年:2回
11年:3回
12年:1回
13年:3回
14年:3回
15年:1回
ヴェルディ史上19例目の連続ドローがまさかの史上最多、4連続ドロー。12年の3連続ドローさえ05年以来8シーズンぶりの珍例、13年はそれを上回った。その後も勝ち切れない試合が連続ドローとなりシーズンで見れば3回を記録、05年4回に次いで、11年の3回と並ぶ歴代2位タイ。降格したシーズンと同じくらい勝ち切れなかったと説明すればいかに勝ち切れないシーズンかはわかる。
そんなシーズンを遥かに上回りこちらもシーズン3回、初のJ2残留争いとなった14年は24例目で4連続ドロー。25例目が3連続の15年、勝てば連続ドローなんて要らないんだからもっと勝たなきゃ。
▽引き分け率では?
引き分け数で見ると
99年: 2分(30試合) 6.7%
00年: 4分(30試合)13.3%
01年: 2分(30試合) 6.7%
02年: 3分(30試合)10.0%
03年: 7分(30試合)23.3%
04年: 6分(30試合)20.0%
05年:12分(34試合)35.3%
06年: 8分(48試合)16.7%
07年:11分(48試合)22.9%
08年: 7分(34試合)20.6%
09年:11分(51試合)21.6%
10年: 7分(36試合)19.4%
11年:11分(38試合)28.9%
12年: 6分(42試合)14.3%
13年:14分(42試合)33.3%
14年:15分(42試合)35.7%
15年:10分(42試合)23.8%
多い順に並べよう。
14年:35.7%
05年:35.3%
13年:33.3%
11年:28.9%
15年:23.8%
03年:23.3%
07年:22.9%
09年:21.6%
08年:20.6%
04年:20.0%
10年:19.4%
06年:16.7%
12年:14.3%
00年:13.3%
02年:10.0%
99年: 6.7%
01年: 6.7%
引き分けは多すぎると勝てないのだから誉められたもんではないが負け込むよりは勝ち点は増えるんだからマシ。14年は史上最多引き分け率を記録。誉めてもダメだがこれがチームの危機を救うのだから大切。
この勝ち点15が無ければ21位で入れ替え戦なわけで。
とはいえ3割越えはシーズンの勝ち点に大きく響き13年のように下位に低迷するのは学べたこと。そして12年のように引き分けることすらできないシーズンは勝つしか勝ち点が増えないのだから厳しい。
15年も勝敗同数、勝ち越すには引き分け試合を勝ち切る強さが必要だ。
せめてシーズン2割越え、23.0%と仮定すると42試合で9.66、つまり9試合以上10試合まで。これは15年は満たしたが前述のように勝ち越せたら生きるのが10引き分けくらいだろう。
上記を果たすには連続ドローなんて不要で、むしろ連勝しないとならない。連勝が途絶えるときが引き分けであるのが望ましい、なんて夢物語を書いていても現実的には無理。
14年のような15試合引き分けはいらない。その内8試合くらいにして7試合をなんとか勝ちに結び付けたい。そのためにゴールを奪い、ゴールを守る。
当たり前だが『連続ドロー』なんて見たくない、白黒はっきりさせて勝つヴェルディであるように。と書いたら15年は白黒くっきり。
2016年はどんなシーズンになるのか、不安も期待も入り交じるがあまり期待はしないでおこ(笑)