歴代の2種登録デビューはどうなのか?

資料的に97年以降しか2種登録が調べられない(つうか96年以前では登録してない、2種登録[Jリーグ戦出場可]制度自体あったのかわからない)がまとめてみたい。

過去の2種登録選手リスト
97年
DF飯尾和也(2種登録)
0試合
MF久島寿樹(2種登録)
0試合
MF景山健司(2種登録)
0試合
FW田中洋明(2種登録)
0試合
FW会田勇助(2種登録)
0試合

98年
DF飯尾和也(2種登録)
0試合
DF戸川健太(2種登録)
0試合
DF平本一樹(2種登録)
0試合
MF景山健司(2種登録)
0試合
FW飯尾一慶(2種登録)
0試合

99年
GK森川達矢(2種登録)
0試合
DF平本一樹(2種登録)
6試合1得点
DF戸川健太(2種登録)
0試合
MF富澤清太郎(2種登録)
0試合
FW飯尾一慶(2種登録)
4試合

00年
GK森川達矢(2種登録)
0試合
DF田中潤(2種登録)
0試合
DF津曲大輔(2種登録)
0試合
MF富澤清太郎(2種登録)
0試合
MF清水康也(2種登録)
0試合
MF保坂一成(2種登録)
0試合
MF林宏光(2種登録)
0試合

02年
GK菅野孝憲(2種登録)
0試合
MF根占真伍(2種登録)
0試合

03年
GK前川善洋(2種登録)
0試合
DF一柳夢吾(2種登録)
6試合1得点
MF小野雄平(2種登録)
0試合
MF塗師亮(2種登録)
0試合
FW北脇里規(2種登録)
0試合

04年
DF三原直樹(2種登録)
0試合
MF塗師亮(2種登録)
0試合
MF弦巻健人(2種登録)
0試合
FW森本貴幸(2種登録)
22試合4得点
FW喜山康平(2種登録)
0試合

05年
DF三原直樹(2種登録)
0試合
DF坂口達也(2種登録)
0試合
MF弦巻健人(2種登録)
2試合
FW喜山康平(2種登録)
0試合
FW征矢貴裕(2種登録)
0試合
FWエルサムニー オサマ(2種登録)
0試合

06年
GK高木駿(2種登録)
0試合
GK中根良(2種登録)
0試合
FWエルサムニー オサマ(2種登録)
0試合

07年
FW河野広貴(2種登録)
1試合

08年
DF高橋祥平(2種登録)
0試合
MF富所悠(2種登録)
0試合

09年
DF高橋祥平(2種登録)
25試合1得点
MF高木善朗(2種登録)
0試合
MF高木俊幸(2種登録)
5試合

10年
GKキローラン菜入(2種登録)
0試合
DF高野光司(2種登録)
0試合
DFキローラン木鈴(2種登録)
0試合
MF小林祐希(2種登録)
4試合
MF高木善朗(2種登録)
33試合5得点
FW南秀仁(2種登録)
2試合1得点

11年
FW南秀仁(2種登録)
0試合
FW杉本竜士(2種登録)
1試合
FW高木大輔(2種登録)
0試合
FW菅嶋弘希(2種登録)
0試合


12年
DF吉野恭平(2種登録)
0試合
DF畠中慎之輔(2種登録)
0試合
MF中島翔哉(2種登録)
8試合4得点
FW前田直輝(2種登録)
4試合
FW高木大輔(2種登録)
0試合
FW菅嶋弘希(2種登録)
0試合

13年
DF畠中慎之輔(2種登録)
0試合
MF澤井直人(2種登録)
0試合
MF安西幸輝(2種登録)
0試合
FW高木大輔(2種登録)
6試合
FW菅嶋弘希(2種登録)
0試合

14年
GK児玉潤(2種登録)
0試合
MF三竿健斗 (2種登録)
0試合
MF中野雅臣(2種登録)
2試合

15年
GK児玉潤(2種登録)
0試合
MF井上潮音(2種登録)
0試合
2種登録の公式発表がないため以下は追記とし参考とする
MF林昇吾(2種登録)
0試合
MF渡辺皓太(2種登録)
0試合
FW郡大夢(2種登録)
0試合



では2種登録選手としてデビューした選手のデビューにまつわるエトセトラ

99年
DF平本一樹(2種登録)
6試合1得点
開幕当時の登録はDF。初のメンバー入りでヤマザキナビスコ杯2回戦vs名古屋で1stレグに途中出場でプロデビュー。リーグ戦デビューは2ndステージ第1節、vsG大阪(Home等々力 1-0)、後半開始から出場。続く第2節は先発、68分交代、第3節で途中出場プロ初ゴールをマーク。第4節と第5節は先発途中退場している。第6節はメンバー外だが第7節途中出場、第8節SUB、その後はメンバー外。天皇杯では4回戦から3試合連続途中出場、4回戦ではプロ2ゴール目をマーク。

FW飯尾一慶(2種登録)
4試合
リーグ戦デビューは一樹より3ヶ月早い(プロ公式戦デビューとしては一樹のナビスコ杯デビューより1ヶ月早い)。初のメンバー入りの1stステージ第15節、vs横浜FM(Home国立 1v0)でフル出場。ヤマザキナビスコ杯2回戦vs名古屋で1stレグ、2ndレグどちらも先発、前半終了で途中退場。リーグ戦は2ndステージ第1節にも出場するも11節までまた13節はメンバー外、12節はSUB、14節と15節で途中出場、15節は途中退場している。天皇杯3回戦ではプロ初ゴールをマーク。


03年
DF一柳夢吾(2種登録→プロA契約締結)
6試合1得点
初のメンバー入りは1stステージ第2節、以降第4節まで3試合連続SUB。第5節メンバー外だがプロデビュー戦は第6節、vs浦和(Home国立 0-2)、先発フル出場。以降第10節まで先発出場し第9節までフル出場。第10節はプロ初ゴールをマークしたが46分に2度目の警告で退場。以降メンバー外となり2ndステージ第3節でSUB。またメンバー外となるが第12節に先発、途中退場。天皇杯3回戦でSUB。


04年
FW森本貴幸(2種登録→プロA契約締結)
22試合4得点
開幕前から2種登録が話題を呼んだがデビューは開幕戦、1stステージ第1節、vs磐田(Awayヤマハ 0-2)当時はまだ中学生であり話題を集めた。以降初ゴールが第8節vs市原で5月5日のこどもの日である。欠場した試合を書いたほうが早いが彼と後述の祥平、善朗の活躍(シーズン中にプロA契約締結選手)は割愛する。


05年
MF弦巻健人(2種登録)
2試合
初のメンバー入りはヤマザキナビスコ杯予選リーグ第4節vs広島、SUBである。リーグ戦は第28節、vsFC東京(Home味スタ 1-2)途中出場。続く第29節も途中出場しているがそれ以外はメンバー外。


07年
FW河野広貴(2種登録)
1試合
2種登録追加は第10節から。初のメンバー入りは第21節、SUBである。次にメンバー入りする第32節、vs愛媛(Away愛媛 1-1)、途中出場でプロデビュー。それ以外はメンバー外である。


09年
DF高橋祥平(2種登録→プロA契約締結)
25試合1得点
初のメンバー入りは第1節、vs徳島(Away鳴門大塚 0-0)、J2に限らずJリーグの開幕戦最年少スタメン記録となるプロデビュー。以降18試合連続スタメン、フル出場。2種登録選手としては翌年に高木善朗に抜かれるまでだが森本の出場試合数を抜きヴェルディ史上最多出場記録となる(森本はJ1記録ではあるが)

MF高木俊幸(2種登録)
5試合
2種登録追加は第4節から。初のメンバー入りは第45節、vs水戸(Home味スタ 2-0)途中出場。第46節と第47節も途中出場。第48節はメンバー外だが第49節と第50節に途中出場。第51節はSUB。

10年
MF小林祐希(2種登録)
4試合
初メンバー入りは第3節、vs北九州(Away本城 0-1)途中出場でプロデビュー。続く第4節も途中出場。第14節SUB、第25節SUB、第26節途中出場、第27節SUB、第32節SUB、第33節メンバー外、第34節と第35節SUB、第36節途中出場、第38節SUB。

MF高木善朗(2種登録→プロA契約締結)
33試合5得点
初メンバー入りは第2節、vs熊本(Home味スタ 1-2)、途中出場。以降欠場3試合以外はフル出場3試合、それを含み先発18試合と途中出場15試合、欠場3試合もすべてSUBと年間36試合でメンバー外なし。ヴェルディ2種登録史上最多出場記録を更新。得点も森本を抜き最多得点記録を樹立。

FW南秀仁(2種登録)
2試合1得点
2種登録追加は第4節から。初メンバー入りは第23節、vs熊本(Away熊本 2-3)、途中出場でプロ初ゴールをマーク(デビュー試合でゴールを挙げた2種登録選手はヴェルディでは史上初)。第24節SUB、第25節途中出場、第26節SUB。2年連続2種登録選手は過去幾人もいるが1年目(高校2年)に出場した選手はいない(森本、一柳はプロA契約締結のため2年目連続2種登録はしていないため)。もし2011年も出場となればヴェルディ史上初の2年連続2種登録選手出場記録となったが出場ならず。

11年
FW杉本竜士(2種登録)
1試合
初メンバー入りは第10節SUB。第11節SUB、第12節 vs北九州(Home味スタ 4-0)、途中出場でプロデビュー。第13節SUB、第17節SUB、第3節SUB、第24節SUB、第25節SUB。


12年
MF中島翔哉(2種登録→プロC契約締結)
8試合4得点
初メンバー入りは第15節SUB。第16節SUB、天皇杯2回戦 vsHOYO大分で途中出場により公式戦デビュー。リーグ戦におけるデビューは第33節 vs福岡(Home味フィ西 1-1)、途中出場でプロ初ゴールをマーク(デビュー試合でゴールを挙げた2種登録選手はヴェルディでは南秀仁以来2人目)。以後第34節初スタメン、第35節と第36節SUBも第37節以降は6試合で5試合先発。特に第39節 vs栃木ではJ史上最年少ハットトリックを為し遂げ度肝を抜く。

FW前田直輝(2種登録)
4試合
2種登録追加は第6節から。初メンバー入りは第37節SUB。第38節SUB。第39節 vs栃木(Home味スタ 4-1)、途中出場でプロデビュー。第40節と第41節途中出場、第42節初スタメン。

13年
FW高木大輔(2種登録→プロC契約締結)
6試合
2010年、当時中学3年生ながら2種登録をされ天皇杯でベンチ入りを果たした秘蔵っ子も高校3年生になりいよいよデビュー。初のメンバー入りは第1節、vs福岡(Home味スタ 0-1)。第5節SUB、第6節メンバー外だがその直後の4月5日付け発表でプロ契約を締結。第11節途中出場、第10節代替と第16節SUB、第17節途中出場、第18節と第19節SUB、第27節と第28節SUB。第29節ボランチでスタメン出場途中交代。第30節途中出場。第34節と第35節、第37節、第41節SUB。第42節途中出場。

14年
MF中野雅臣(2種登録)
2試合
2種登録追加は第8節から。第40節vs長崎(Away 0-0)に途中出場でデビュー。第41節途中出場。


1997年~2015年現在16名
ホームゲームデビュー
10名:62.5%(99平本、99飯尾、03一柳、05弦巻、09高木俊、10高木善、11杉本、12中島、12前田、13大輔)
アウェーゲームデビュー
6名:37.5%(04森本、07河野、09高橋、10小林、10南、14中野)



2種登録選手のデビューはホームかアウェイか傾向はあるのかと調べてみた。
結果はホームがリード。まぁメンバーを限られるアウェーに2種登録選手を帯同するのはなかなかない。

来期は2種登録候補として
DF 深沢大輝
MF 渡辺皓太
MF 藤本寛也
FW 平田竜士
見たことある選手くらいしかわからんし実際2種登録されそうなの渡辺くらいだろうけど。
まずはユースを昇格させるつう重要課題が優先か。