2016年シーズンのJリーグクラブライセンス判定結果発表スケジュールが発表。

J3入会を希望するクラブの判定結果が9月24日発表。(沼津、鹿児島、奈良)
J1とJ2のクラブライセンスは9月29日に発表。
また、既存J3クラブのJ3ライセンス判定結果については、10月13日の理事会後の会見で発表される見込みとなっている。

▼さて気になるのは入れ替えクラブのライセンス事情。
J1順位 チーム名 勝点 勝 引 負 得失
1 浦和64 19 7 3 26
2 広島 62 19 5 5 34
3 FC東京 56 17 5 7 12
4 G大阪 54 15 9 5 16
5 川崎 50 15 5 9 13
6 鹿島 47 14 5 10 11
7 横浜FM 45 12 9 8 11
8 湘南 39 10 9 10 -2
9 名古屋 39 11 6 12 -5
10 柏 38 10 8 11 0
11 仙台 32 8 8 13 1
12 神戸 32 8 8 13 -2
13 甲府 32 9 5 15 -14
14 鳥栖 31 7 10 12 -19
15 新潟 29 7 8 14 -15
16 松本 24 6 6 17 -21
17 山形 21 3 12 14 -22
18 清水 21 4 9 16 -24
▽J1勢は一先ず残留を果たさなきゃならない。ライセンスは全チームJ1ライセンスだろうし。気にしてられんだろう。
と呑気に書いたら松本も、もしかしたらJ2ライセンスか?仮に15位に浮上してもライセンス不備により降格の憂き目に遭うのかな?それはそれで複雑だ。15位松本降格、16位新潟残留とかになるわけでしょ?ライセンスの失効による降格とか大昔のJ1参入決定戦みたいな明らかに理不尽な制度を振り返すだけやん。
※豆知識 『理不尽な制度』とは。
1997年、1998年の年間順位をポイント制にし2シーズンの合計ポイントの下位4クラブでJ1参入決定戦をやった。2シーズンとも戦った神戸、福岡に対し98年しか戦ってない札幌は1シーズンのポイントで神戸、福岡を上回るも参入決定戦へ。結果的に神戸、福岡に負けたためJ2へ。負けたから仕方ないにせよ札幌は98年だけの成績ならワースト5で参入決定戦は免除。理不尽な制度だと未だに思う。


J2順位 チーム名 勝点 勝 引 負 得失
1 大宮 74 23 5 6 36
2 磐田 64 19 7 8 18
3 C大阪 59 16 11 7 22
4 福岡 58 16 10 8 7
5 東京V 53 15 8 11 11
6 長崎 52 13 13 8 11
7 愛媛 52 15 7 12 1
8 千葉 50 13 11 10 9
▽ヴェルディはJ1ライセンス確実のはず。あとは成績次第だ。
気になるのが長崎と愛媛。現在の愛媛はJ1ライセンスは有してるがクラブハウスがないため2016年はJ2ライセンスになる可能性も。PO圏内で愛媛がJ1ライセンス取得しない場合愛媛のPO出場は失格となる。なお長崎、金沢、北九州などもJ1ライセンスが取得できない可能性がある。
9 金沢 45 10 15 9 5
10 岡山 43 10 13 11 2
11 徳島 43 10 13 11 -3
12 北九州 43 13 4 17 -6
13 札幌 42 9 15 10 1
14 横浜FC 42 11 9 14 -21
15 熊本 41 10 11 13 -6
16 群馬 40 11 7 16 -16
17 讃岐 38 9 11 14 -7
18 岐阜 38 11 5 18 -24
19 京都37 9 10 15 -8
20 水戸 36 8 12 14 -6
21 大分32 7 11 16 -8
22 栃木31 7 10 17 -18
▽残留争い。こちらは山口のライセンスが気になるところ。

J3順位 チーム名 勝点 勝 引 負 得失
1 山口 67 22 1 6 52
2 町田 61 18 7 4 26
3 長野53 16 5 7 12
4 相模原 51 15 6 8 14
▽以下はどーでもいいから割愛。
山口はJ2ライセンスを有してないが書類は提出しておりJ2ライセンスが取得されればJ2 22位は自動降格する。山口がJ3ライセンスのままならJ3 2位vsJ2 22位の入れ替え戦。大分、栃木はとりあえず降格圏内から脱するのを優先したいが山口のライセンス事情が死活問題となる。
J3 2位は相模原のみJ2ライセンスは有してない。まぁ山口も有してないため町田や長野が逆転優勝した場合はJ2 22位のみ自動降格。大分ら下位はそれも願いか(1チームは涙するけど)
まぁ山口がここから崩れる可能性もなくはないが現実的には「J2降格圏内から脱するのを優先セヨ」である(笑)


2014年ライセンス
J1ライセンス(37クラブ) - 札幌、仙台、山形、鹿島、栃木、群馬、浦和、大宮、千葉、柏、FC東京、東京V、川崎、横浜FM、横浜FC、湘南、甲府、松本、新潟、富山、清水、磐田、名古屋、京都、G大阪、C大阪、神戸、岡山、広島、讃岐、徳島、愛媛、福岡、鳥栖、長崎、大分、熊本
▽練習所の確保が2015年6月のライセンス申請時までに確保できない場合、2016年度はJ2ライセンス判定とすると予告されたクラブが9クラブ(栃木、群馬、讃岐、長崎、松本、愛媛、町田、金沢、岐阜)あった。

J2ライセンス(7クラブ) - 水戸、町田、長野、金沢、岐阜、鳥取(停止条件付き)、北九州

J3ライセンス交付(7クラブ) - 盛岡、秋田、福島、YS横浜、相模原、藤枝、琉球
J3ライセンス基準に合格(2クラブ) - 沼津、山口

▽新たなJ3クラブ誕生は?
JFL年間通算順位表
順位 チーム名 勝点 試合数 得失点差
1 仙台 59
2 八戸 54
3 Honda 52
4 鹿児島 47
5 沼津 42
6 奈良 39

▽昨年に続き八戸がJ3ライセンスを不交付。1st優勝で2位以内確保ながらライセンスがなく涙を呑むカタチ。4位以内が昇格条件且つ準会員で2位以内だから八戸を上回らないとならないため沼津、奈良は厳しい。鹿児島は4位以内なら八戸に次ぐため理事会から承認されればJ3参入か?

▼V的注目ポイント
松本:J2ライセンスなら明日にも降格決定?
長崎:J2ライセンスならPO出場不可
愛媛:J2ライセンスならPO出場不可
金沢:J2ライセンスならPO出場不可
山口:J3ライセンスならJ2 21位は残留。
山口:J2ライセンスならJ2 22位は降格。

ヴェルディがJ1ライセンス持ててるのも地味にフロントの奮闘、当たり前に思わず感謝しないとね。