「選手たちに聞くしかない。私知らない。３—０でなんでバタバタしてるのか分からない」
「連敗止めたくて焦りがあったんじゃないか」
カリオカがこう大きな溜め息をして会見したのも気持ちはわかる。
もしもヴェルディが3点リードして80分を迎えたら。そしてラスト12分で4失点したら？
そう考えたらめちゃ週明け荒れそう(笑)
80分から録画を見返してみる。
岐阜目線で、である。
岐阜スタメン
GK………川口
DF…高木……岡根
阿部………………野垣内
MF…高地……ヘニキ
益山………………清本
FW…難波……ロドリゴ
スタメンはこんな感じか、まぁ言うほど岐阜に興味ないから突っ込んだこと書けないがやはり難波、高地は相手の嫌なとこを突ける、嫌らしいプレー出来てそれに益山や清本が呼応したから前半のあの出来だったのかなと。
そして前半のうちにアラン、後半頭から竜士を起用したヴェルディにやや押されてカリオカは決断した。
まず高地を休ませる。
解説秋田も連戦があったし休ませたいのかなと。あとは若手にチャンスをと。結果からすればカリオカ采配は裏目に出る。
63分～
GK………川口
DF…高木……岡根
阿部………………野垣内
MF…水野……ヘニキ
益山………………清本
FW…難波……ロドリゴ
そして不服そうに難波も下がる。これもカリオカ采配はハズレたと言える。
66分～
GK………川口
DF…高木……岡根
阿部………………野垣内
MF…水野……ヘニキ
益山………………清本
FW…遠藤……ロドリゴ
難波がピッチから去る。
まぁヴェルディからしたら後半やや存在感は消えていたが難波が抜けたのは有り難く高地共々ヴェルディキラーがアウトしたことで攻めやすくなった。とはいえ66分くらいのときはヴェルディもとても逆転する空気はない。
77分～
GK………川口
DF…高木……岡根
阿部………………野垣内
MF…水野……ヘニキ
益山………………清本
FW…遠藤……苅部
ロドリゴのアキレス腱をブルーノが踏みロドリゴが負傷交代。言い方を選ばなければブルーノは勝ちたいから削りに行った、それが誉められたプレーでないのは認めるが悔しいからやったのだ。掲示がレッドでなくて良かったが。
もしブルーノ1発退場なら少なくとも追い付けなかったし。
▼:勝負の分かれ目になった西村裁定。ヴェルディは助かった。
岐阜目線のラスト10分、Ｖ的速報にしてみる。
80分オフサイドで岐阜リスタート。画面には一樹、アラン、永井が抜かれたが覇気はない。
岐阜攻撃も雑に終わる。永井が和樹に出すが岐阜チェイシング、和樹クリアのボールはブロックされ左サイドに転がる。遠藤がキープするも和樹、福井が堪らずファウル。ほぼCKのFKを得た。
▼:秋田もこの時間は岐阜を褒め称えた。
81分岐阜FK、水野がファーに入れる。岡根が合わせたが枠外。
▼:秋田は岐阜が止めをさせたらと岐阜寄りなコメント
82分竜士がミドル狙うが枠外、岐阜の寄せが甘い。選手と名前合ってるかわからんが遠藤から益山へのパスが逸れヴェルディスローインに。
▼:疲れたのもあるがリードしてる余裕からかヴェルディ外すからか岐阜に油断は感じる。その油断か安易なミスでマイボを失う。
83分岐阜は全員推定だが清本が永井にチェイシング、しかしボールは永井がキープ、すぐに遠藤が奪いにかかるが交わされ水野も振り切られる。岡根が永井に立ち向かい高木、野垣内が中に絞る。一樹に野垣内、竜士に高木がマッチアップするがアランはフリー。永井のスルーパスはアランに通る。
▼:もしヴェルディが3人交わされたらこう書き殴るわ。「潰せや」。3-0だしまだ大丈夫？と。その油断は命取りに。
84分アランはワンタッチしてからシュート、野垣内はついたが止めようはなく。一樹が詰めたがゆっくり戻る阿部は絞ることなく軽いラン、一樹が押し込むのを見送る。
▼:阿部を責めるのはあれだがもし阿部が詰めて一樹の前でクリアしたら…。結果論だが危険察知能力は無駄にならん。
85分岡根が競り合いでアランを倒しヴェルディFK。ゴール左から和樹が蹴るが壁に弾かれる。
▼:ヴェルディには3年に一度覚醒しちゃう中後がいると岐阜は知らなかったのか？FK与える位置が毎回ヴェルディにはチャンスばかり。
86分岐阜のスローインが位置の違いでヴェルディスローインに。西村空気読み始める(笑)和樹ロングスローからアランが競り合い、ヘニキのハンドを誘発。ゴール正面FKがヴェルディに。
▼:西村レフリーがあたかもヴェルディにゴールさせるかのようなプレゼントFKくれる。
87分中後がFKをセット、カリオカがボトル投げて注意喰らい1分ほど中断。
▼:このカリオカ劇場が中後に落ち着きをもたらしたかな？
88分中後が左に沈める。これで岐阜に落ち着きはなくなる。益山が和樹を倒しイエロー。
▼:まだリードしてるのに岐阜が焦りまくる。
89分リスタートは優也から和樹、和樹がフリーでクロス、岐阜は9人がドン引き。秋田も指摘したが「守れば失点しないと思い込むな」と。具現したから秋田も解説向きだな。カリオカは身振り手振りで指示、冨樫は静観。対称的な大将。遠藤がコーナー付近で時間稼ぎもあっさりヴェルディゴールキック。
▼:遠藤は単独だが強いチームはあそこで孤立無援でも粘りCK獲得とかして時間稼ぎするもの。岐阜はそれすら出来ないまま。
90分和樹フィードは切れて岐阜ゴールキック。名手川口ともあろう男が普通に蹴り入れる。
▼:優也なら繋ぎで福井か井林に渡すだろうな。それで相手を走らせ時間使うべきじゃね？
91分アディショナルタイム5分に。岐阜ベンチは5分もあるのかと騒いでる。チームがまるでリードしてるのを忘れたかのような、バタバタ。
▼:カリオカも巧みなボールタッチして自ら出たそう。代打オレみたいに。カリオカも含めそわそわ。選手もだが指揮官もリードしてるのにバタバタでは…。
92分竜士クロスもチャンスにはならず。岐阜は完全にドン引き。
▼:岐阜は竜士に振り回され足にきてる。懸命に食らいつくがリードしてるはずの岐阜がかなり追い込まれてる。
93分苅部が優也に蓋をされヴェルディマイボ。優也から福井、フィードはヘニキ競り勝つがボールを後ろに弾く。阿部がこれをクリアし損ねてブルーノに。ブルーノからアラン、阿部が追うが間に合わずクロスが上がる。岡根は一樹に気を取られ竜士をこれまた見逃した野垣内の前で竜士がダイビングヘッドで同点に追い付く。
▼:疲れてるは言い訳。ヘニキはともかく阿部がしっかりクリアしてれば同点さえなかったはず。最後まで走れなかった阿部や野垣内は猛省だな。これも「潰す」覚悟があれば少なくとも逆転はされてないわけで。
94分清本のタックルを交わした幸輝がミドル、ブロックされCK獲得。
▼:岐阜はヴェルディにやられ放題。疲れてるけどそれはお互い様。
95分CKは中後、クリアされる。一樹ドリブルからCK獲得。
▼:岐阜は連敗阻止が狙いか。守ってドロー狙いか勝ちを諦めた時点で岐阜に女神は微笑まない。
96分和樹CK、井林、ブルーノ、中後、福井と繋ぎ一樹押し込む。岐阜は最後5人が棒立ち、成す統べなく。
▼:みんなボールウォッチャーに。立ち尽くす岐阜、足は完全に止まった。
言葉選ばなければ永井や一樹やアランにかましたれば良かった岐阜。もちろんそれが許されるわけがないが4連敗中、3点リードで明らかに手を休めたのはチームとしても個人としても情けない。
DFラインばかり名前出して悪いけど野垣内や阿部はかなり足にきてた、高木も。岡根も最後はイライラしてたけど身体張れば防げたシーンばかり。それをしなかった、できなかったら勝てないんだと、学ぶ試合に。
お世辞にもうまく攻めたとは言いがたいヴェルディ、特にアディショナルタイムは相手がボールウォッチャーだから自由にやれただけ。これが『勝ち慣れてない最下位』『0-3という絶望的状況からの奮起』『相手の運動量、集中力低下』『西村レフリーのヴェルディ寄りな裁定』などさまざまな要素がうまく合致したから逆転できたわけで。
カリオカ采配は裏目には出たものの3-0を有効活用した結果、試合の締め方を知らない選手たちが手を休めたのが私には敗因に思える。
これで5連敗。07年ヴェルディは7連敗して昇格させたカリオカだがロドリゴがフッキにでもならん限り厳しい。
岐阜目線にすると前半のヴェルディに共通することばかり。
ハーフタイムに激昂されたら覚醒しますは通じません。
19日ヴェルディはAway磐田
岐阜はHome栃木。
この逆転をどう教訓にするか互いに試されるのはこれからだ。
「連敗止めたくて焦りがあったんじゃないか」
カリオカがこう大きな溜め息をして会見したのも気持ちはわかる。
もしもヴェルディが3点リードして80分を迎えたら。そしてラスト12分で4失点したら？
そう考えたらめちゃ週明け荒れそう(笑)
80分から録画を見返してみる。
岐阜目線で、である。
岐阜スタメン
GK………川口
DF…高木……岡根
阿部………………野垣内
MF…高地……ヘニキ
益山………………清本
FW…難波……ロドリゴ
スタメンはこんな感じか、まぁ言うほど岐阜に興味ないから突っ込んだこと書けないがやはり難波、高地は相手の嫌なとこを突ける、嫌らしいプレー出来てそれに益山や清本が呼応したから前半のあの出来だったのかなと。
そして前半のうちにアラン、後半頭から竜士を起用したヴェルディにやや押されてカリオカは決断した。
まず高地を休ませる。
解説秋田も連戦があったし休ませたいのかなと。あとは若手にチャンスをと。結果からすればカリオカ采配は裏目に出る。
63分～
GK………川口
DF…高木……岡根
阿部………………野垣内
MF…水野……ヘニキ
益山………………清本
FW…難波……ロドリゴ
そして不服そうに難波も下がる。これもカリオカ采配はハズレたと言える。
66分～
GK………川口
DF…高木……岡根
阿部………………野垣内
MF…水野……ヘニキ
益山………………清本
FW…遠藤……ロドリゴ
難波がピッチから去る。
まぁヴェルディからしたら後半やや存在感は消えていたが難波が抜けたのは有り難く高地共々ヴェルディキラーがアウトしたことで攻めやすくなった。とはいえ66分くらいのときはヴェルディもとても逆転する空気はない。
77分～
GK………川口
DF…高木……岡根
阿部………………野垣内
MF…水野……ヘニキ
益山………………清本
FW…遠藤……苅部
ロドリゴのアキレス腱をブルーノが踏みロドリゴが負傷交代。言い方を選ばなければブルーノは勝ちたいから削りに行った、それが誉められたプレーでないのは認めるが悔しいからやったのだ。掲示がレッドでなくて良かったが。
もしブルーノ1発退場なら少なくとも追い付けなかったし。
▼:勝負の分かれ目になった西村裁定。ヴェルディは助かった。
岐阜目線のラスト10分、Ｖ的速報にしてみる。
80分オフサイドで岐阜リスタート。画面には一樹、アラン、永井が抜かれたが覇気はない。
岐阜攻撃も雑に終わる。永井が和樹に出すが岐阜チェイシング、和樹クリアのボールはブロックされ左サイドに転がる。遠藤がキープするも和樹、福井が堪らずファウル。ほぼCKのFKを得た。
▼:秋田もこの時間は岐阜を褒め称えた。
81分岐阜FK、水野がファーに入れる。岡根が合わせたが枠外。
▼:秋田は岐阜が止めをさせたらと岐阜寄りなコメント
82分竜士がミドル狙うが枠外、岐阜の寄せが甘い。選手と名前合ってるかわからんが遠藤から益山へのパスが逸れヴェルディスローインに。
▼:疲れたのもあるがリードしてる余裕からかヴェルディ外すからか岐阜に油断は感じる。その油断か安易なミスでマイボを失う。
83分岐阜は全員推定だが清本が永井にチェイシング、しかしボールは永井がキープ、すぐに遠藤が奪いにかかるが交わされ水野も振り切られる。岡根が永井に立ち向かい高木、野垣内が中に絞る。一樹に野垣内、竜士に高木がマッチアップするがアランはフリー。永井のスルーパスはアランに通る。
▼:もしヴェルディが3人交わされたらこう書き殴るわ。「潰せや」。3-0だしまだ大丈夫？と。その油断は命取りに。
84分アランはワンタッチしてからシュート、野垣内はついたが止めようはなく。一樹が詰めたがゆっくり戻る阿部は絞ることなく軽いラン、一樹が押し込むのを見送る。
▼:阿部を責めるのはあれだがもし阿部が詰めて一樹の前でクリアしたら…。結果論だが危険察知能力は無駄にならん。
85分岡根が競り合いでアランを倒しヴェルディFK。ゴール左から和樹が蹴るが壁に弾かれる。
▼:ヴェルディには3年に一度覚醒しちゃう中後がいると岐阜は知らなかったのか？FK与える位置が毎回ヴェルディにはチャンスばかり。
86分岐阜のスローインが位置の違いでヴェルディスローインに。西村空気読み始める(笑)和樹ロングスローからアランが競り合い、ヘニキのハンドを誘発。ゴール正面FKがヴェルディに。
▼:西村レフリーがあたかもヴェルディにゴールさせるかのようなプレゼントFKくれる。
87分中後がFKをセット、カリオカがボトル投げて注意喰らい1分ほど中断。
▼:このカリオカ劇場が中後に落ち着きをもたらしたかな？
88分中後が左に沈める。これで岐阜に落ち着きはなくなる。益山が和樹を倒しイエロー。
▼:まだリードしてるのに岐阜が焦りまくる。
89分リスタートは優也から和樹、和樹がフリーでクロス、岐阜は9人がドン引き。秋田も指摘したが「守れば失点しないと思い込むな」と。具現したから秋田も解説向きだな。カリオカは身振り手振りで指示、冨樫は静観。対称的な大将。遠藤がコーナー付近で時間稼ぎもあっさりヴェルディゴールキック。
▼:遠藤は単独だが強いチームはあそこで孤立無援でも粘りCK獲得とかして時間稼ぎするもの。岐阜はそれすら出来ないまま。
90分和樹フィードは切れて岐阜ゴールキック。名手川口ともあろう男が普通に蹴り入れる。
▼:優也なら繋ぎで福井か井林に渡すだろうな。それで相手を走らせ時間使うべきじゃね？
91分アディショナルタイム5分に。岐阜ベンチは5分もあるのかと騒いでる。チームがまるでリードしてるのを忘れたかのような、バタバタ。
▼:カリオカも巧みなボールタッチして自ら出たそう。代打オレみたいに。カリオカも含めそわそわ。選手もだが指揮官もリードしてるのにバタバタでは…。
92分竜士クロスもチャンスにはならず。岐阜は完全にドン引き。
▼:岐阜は竜士に振り回され足にきてる。懸命に食らいつくがリードしてるはずの岐阜がかなり追い込まれてる。
93分苅部が優也に蓋をされヴェルディマイボ。優也から福井、フィードはヘニキ競り勝つがボールを後ろに弾く。阿部がこれをクリアし損ねてブルーノに。ブルーノからアラン、阿部が追うが間に合わずクロスが上がる。岡根は一樹に気を取られ竜士をこれまた見逃した野垣内の前で竜士がダイビングヘッドで同点に追い付く。
▼:疲れてるは言い訳。ヘニキはともかく阿部がしっかりクリアしてれば同点さえなかったはず。最後まで走れなかった阿部や野垣内は猛省だな。これも「潰す」覚悟があれば少なくとも逆転はされてないわけで。
94分清本のタックルを交わした幸輝がミドル、ブロックされCK獲得。
▼:岐阜はヴェルディにやられ放題。疲れてるけどそれはお互い様。
95分CKは中後、クリアされる。一樹ドリブルからCK獲得。
▼:岐阜は連敗阻止が狙いか。守ってドロー狙いか勝ちを諦めた時点で岐阜に女神は微笑まない。
96分和樹CK、井林、ブルーノ、中後、福井と繋ぎ一樹押し込む。岐阜は最後5人が棒立ち、成す統べなく。
▼:みんなボールウォッチャーに。立ち尽くす岐阜、足は完全に止まった。
言葉選ばなければ永井や一樹やアランにかましたれば良かった岐阜。もちろんそれが許されるわけがないが4連敗中、3点リードで明らかに手を休めたのはチームとしても個人としても情けない。
DFラインばかり名前出して悪いけど野垣内や阿部はかなり足にきてた、高木も。岡根も最後はイライラしてたけど身体張れば防げたシーンばかり。それをしなかった、できなかったら勝てないんだと、学ぶ試合に。
お世辞にもうまく攻めたとは言いがたいヴェルディ、特にアディショナルタイムは相手がボールウォッチャーだから自由にやれただけ。これが『勝ち慣れてない最下位』『0-3という絶望的状況からの奮起』『相手の運動量、集中力低下』『西村レフリーのヴェルディ寄りな裁定』などさまざまな要素がうまく合致したから逆転できたわけで。
カリオカ采配は裏目には出たものの3-0を有効活用した結果、試合の締め方を知らない選手たちが手を休めたのが私には敗因に思える。
これで5連敗。07年ヴェルディは7連敗して昇格させたカリオカだがロドリゴがフッキにでもならん限り厳しい。
岐阜目線にすると前半のヴェルディに共通することばかり。
ハーフタイムに激昂されたら覚醒しますは通じません。
19日ヴェルディはAway磐田
岐阜はHome栃木。
この逆転をどう教訓にするか互いに試されるのはこれからだ。