冨樫監督は歴代のヴェルディ監督の第23代目。
23シーズン目のヴェルディ、冨樫監督の下いよいよ開幕が近づく。

▽第14代ピンチヒッター『冨樫』
冨樫監督が2014年にピンチヒッターを務めたのは歴代14人目。
ピンチヒッターが翌年も続投するのは小見、ロリ、オジーに次いで11年ぶり4人目。
96年 ネルシーニョ 5勝4敗 勝ち点15
→96年 岸野靖之 1勝2敗 勝ち点3(※代行監督)
→96年 レオン 13勝5敗 勝ち点39(第3代監督)

97年 加藤久 4勝8敗 勝ち点12(第4代監督)
→97年 エスピノーザ 6勝14敗 勝ち点18(第5代監督)
→※97年天皇杯は川勝良一監督が指揮。

98年 ニカノール 10勝10敗 勝ち点30(第6代監督)
→98年 川勝良一 3勝11敗 勝ち点9(第7代監督)

01年 松木安太郎 4勝10敗0分 勝ち点12(第10代監督)
→01年 小見幸隆 6勝8敗2分 勝ち点20(第11代監督)

02年 小見幸隆 0勝5敗0分 勝ち点0
13勝15敗2分 勝ち点41
→02年 ロリ 12勝9敗2分 勝ち点38(第12代監督)

03年 ロリ 1勝6敗0分 勝ち点3
→03年 レアンドロ 2勝1敗0分 勝ち点6(※代行監督)
→03年 アルディレス 8勝5敗7分 勝ち点31(第13代監督)

05年 アルディレス 3勝7敗7分 勝ち点16
→05年 石崎信弘 0勝1敗0分 勝ち点0(第14代監督)
→05年 バドン 3勝8敗5分 勝ち点14(第15代監督)

09年 高木琢也 17勝18敗9分 勝ち点60(第18代監督)
→09年 松田岳夫 4勝1敗2分 勝ち点14(第19代監督)

12年 川勝良一 17勝13敗2分 勝ち点53
→12年 高橋真一郎 3勝3敗4分 勝ち点13(第21代監督)

14年 三浦泰年 6勝16敗9分 勝ち点27
→14年 冨樫剛一 2勝2敗6分 勝ち点12(第23代監督)

▽新人監督『冨樫』
新人監督という概念は難しいが独断すると日本人監督では

97年 加藤久 4勝8敗 勝ち点12(第4代監督)
98年 川勝良一 3勝11敗 勝ち点9(第7代監督)
01年 小見幸隆 6勝8敗2分 勝ち点20(第11代監督)
14年 冨樫剛一 3勝2敗6分 勝ち点15(第23代監督)
ピンチヒッターとなった川勝、小見、冨樫は自分なりのチームに出来るわけもなく特に成績が悪化した新人川勝体制や負け越しながらも残留を果たした小見は仕方ない面もある。冨樫も残留ノルマはしっかり果たした。
チームが衰退していくなかで新人加藤監督は現場不向きを露呈したのも97年だからでもないだろう。

▽ピンチヒッター続投の結果
02年 小見幸隆 0勝5敗0分 勝ち点0
03年 ロリ 1勝6敗0分 勝ち点3
04年 アルディレス 11勝13敗6分 勝ち点39
小見は休養、ロリは解任と2年連続開幕10試合持たず解任の悪癖に。オジーは長期政権にはなったが任期は2年ほど。
これに黒歴史として仲間入りしたくはない冨樫、『新人』、『ピンチヒッター』というダブル負のジンクスで語りましたがそもそもヴェルディは春はあけぼの。

▽開幕DASHは必要
初勝利までの試合数ランキング
02年: 7試合
04年: 7試合
10年: 6試合
13年: 6試合
14年: 6試合
08年: 5試合
11年: 5試合
93年: 3試合
09年: 3試合
97年: 2試合
98年: 2試合
99年: 2試合
01年: 2試合
03年: 2試合
94年: 1試合
95年: 1試合
96年: 1試合
00年: 1試合
05年: 1試合
06年: 1試合
07年: 1試合
12年: 1試合
まぁ開幕勝利しても6連敗したとか過去には悪しき過去も。開幕だけが大事ではないし継続は欠かせないがやはり開幕奪取、DASHは必要。特に新人監督にとって流れを掴むのは早いに越したことはなく、当たり前に勝ち慣れてこそ流れを掴む。
采配が当たり選手が活気づけば誰を使っても冨樫は自信を深める。そうなりたいし使われる選手は今こそ冨樫を男にしてやれ。


結論。
3月8日、vsC大阪
走れ選手、戦え冨樫。
走れない、守れない、攻めれない。
そんなサッカーはゴメンだよ。