2015年J3リーグの優勝ノルマは?

2014年は12チーム3回戦制による年間33試合
2015年からは
レノファ山口FC
を加えて
13チーム3回戦制による年間36試合(年間39節)になった。

Jリーグの歴史上、奇数クラブ制はこれで7回目
97年J1(17クラブ/2回戦制/32試合)
00年J2(11クラブ/4回戦制/40試合)
06年J2(13クラブ/4回戦制/48試合)
07年J2(13クラブ/4回戦制/48試合)
08年J2(15クラブ/3回戦制/42試合)
10年J2(19クラブ/2回戦制/36試合)

奇数クラブ制だと消化試合数が揃わないため節目の第13節、第26節、第39節にようやく消化試合数が揃う。暫定で順位が決まるためデータやるほうとしたら迷惑な奇数クラブ制だ。
選手たちにとっては休息節があり試合がない節は一息つけるメリットはあるが連勝してたりすると流れは切れるし連敗も然り。ライバルがその節で快勝しても勝ち点差は縮まることはなくやや不利な節になる。
もちろん年間なんだからその節で一喜一憂してる場合じゃないが大事な第38節とかに休息節が当たると昇格争いに影響したりする。出来れば第3クールは第29節くらいまでに消化してラススパは自力で昇格争いを戦いたいものだ。

さて予想勝ち点だが先に結論から
『チーム数、回戦回数に関わらずリーグ戦の優勝ノルマは7割』だと断言します。

つまり2015年J3リーグは
年間36試合×勝ち点3=最高勝ち点108
7割は75.6≠勝ち点76が優勝ノルマとなる。
この76は2014年J3優勝の金沢でさえ75(33試合だが)と未到達、逆に言えば76を満たせば昇格は固い。なお金沢は勝ち点75、75.8%と余裕でクリア。2位長野は勝ち点69、69.7%と7割には満たしてない。

金沢が果たしたとはいえ、なかなか7割クラブは出にくい。
シーズンによって優勝ラインは下がる可能性も高く、6割程度だと混戦になる。
64.8≠勝ち点65。なお6割ノルマは2014年だと3位町田も余裕でクリア、上位3強が抜きん出たシーズンも稀有だがノルマを満たせないクラブは必然的に昇格レースから脱落しておりノルマはまんざらでもない。
仮にUー22選抜がこのノルマを満たすと昇格チャンスは繰り上げで3位まで入るためノルマはさらに下がるが勝ち点65前後は必須。

2014年J3順位表
1 金沢・75.8%
75 23 6 4 36
2 長野・69.7%
69 20 9 4 35
3 町田・68.7%
68 20 8 5 37
4 鳥取・53.5%
53 14 11 8 9
5 盛岡・45.5%
45 12 9 12 4
6 相模原・43.4%
43 12 7 14 -4
7 福島・36.4%
36 9 9 15 -8
8 秋田・34.3%
34 10 4 19 -19
9 琉球・34.3%
34 8 10 15 -19
10 U-22選抜・33.3%
33 9 6 18 -26
11 藤枝・30.3%
30 7 9 17 -16
12 Y横浜・24.2%
24 4 12 17 -29

4位鳥取が勝ち点率6割に未到達なのがノルマとして分かりやすい。山口も含め13クラブとなるがJ2ライセンスを有するのは
富山、町田、長野、鳥取だけ(2015年版ライセンス)

昇格を目指す、目指せないはあるにせよリーグを盛り上げることに変わりない。
4チーム以外が上位に食い込むような珍事も良い、それがスポンサー獲得に繋がったりするんだし。