J2 順位表
順位 チーム 勝 分 負 得点 失点 得失差 賞金
1 湘南 31 8 3 86 25 +61
2 松本 24 11 7 65 35 +30
3 千葉 18 14 10 55 44 +11
4 磐田 18 13 11 67 55 +12
5 北九18 11 13 50 50 +0
6 山形 18 10 14 57 44 +13
7 大分17 12 13 52 55 -3
8 岡山15 16 11 52 48 +4
9 京都 14 18 10 57 52 +5
10 札幌 15 14 13 48 44 +4
11 横浜14 13 15 49 47 +2
12 栃木 15 10 17 52 58 -6
13 熊本 13 15 14 45 53 -8
14 長崎 12 16 14 45 42 +3
15 水戸 12 14 16 46 46 +0
16 福岡 13 11 18 52 60 -8
17 岐阜 13 10 19 54 61 -7
18 群馬 14 7 21 45 54 -9
19 愛媛 12 12 18 54 58 -4
20 東京 9 15 18 31 48 -17
21 讃岐 7 12 23 34 71 -37
22 富山 5 8 29 28 74 -46


順位ポイント集計によるJ2 2014最強クラブ決定戦。
順位ポイントとは1位22ポイント、2位21ポイント、以下1ポイントずつ減り22位1ポイントとする。勝利数、引分数、敗戦数、得点数、失点数、得失点差数の各ポイントを集計しJ2成績ランキングを確定する。

なお表の見やすさ確保のため横浜FC、東京V、北九州の3文字以上クラブは略称している。

勝利数ランキング ()内はシーズン順位
1 湘南:31・22P(1)
2 松本:24・21P(2)
3 千葉:18・20P(3)
3 磐田:18・20P(4)
3 北九:18・20P(5)
3 山形:18・20P(6)
7 大分:17・16P(7)
8 岡山:15・15P(8)
8 札幌:15・15P(10)
8 栃木:15・15P(12)
11京都:14・12P(9)
11横浜:14・12P(11)
11群馬:14・12P(18)
14熊本:13・ 9P(13)
14福岡:13・ 9P(16)
14岐阜:13・ 9P(17)
17長崎:12・ 6P(14)
17水戸:12・ 6P(15)
17愛媛:12・ 6P(19)
20東京: 9・ 3P(20)
21讃岐: 7・ 2P(21)
22富山: 5・ 1P(22)
当然勝ち点に大きく反映するため順位が上のほうがランキングは上になる。8位までは順当で下位3チームを除き接戦に。つまり残留争いに巻き込まれたヴェルディはそんだけ勝てなかっただけ。課題は明白「勝つしかない」。


引き分け数ランキング
1 京都:18・22P(9)
2 岡山:16・21P(8)
2 長崎:16・21P(14)
4 熊本:15・19P(13)
4 東京:15・19P(20)
6 千葉:14・17P(3)
6 札幌:14・17P(10)
6 水戸:14・17P(15)
9 磐田:13・14P(4)
9 横浜:13・14P(11)
11大分:12・12P(7)
11愛媛:12・12P(19)
11讃岐:12・12P(21)
14松本:11・ 9P(2)
14北九:11・ 9P(5)
14福岡:11・ 9P(16)
17山形:10・ 6P(6)
17栃木:10・ 6P(12)
17岐阜:10・ 6P(17)
20湘南:8・ 3P(1)
20富山:8・ 3P(22)
22群馬:7・ 1P(18)
引き分ける力がある=勝てない=負けない。引き分けが多いから弱い、引き分けが少ないから強いわけではない。従いこのランキングはあくまで「勝ち点に影響を及ぼす引き分けを稼いだか」ランキングであり勝利、引き分け、敗戦がすべて1位になるわけがないことを追記する。

敗戦数ランキング
1 湘南:3・22P(1)
2 松本:7・21P(2)
3 千葉:10・20P(3)
3 京都:10・20P(9)
5 磐田:11・18P(4)
5 岡山:11・18P(8)
7 北九:13・16P(5)
7 大分:13・16P(7)
7 札幌:13・16P(10)
10山形:14・13P(6)
10熊本:14・13P(13)
10長崎:14・13P(14)
13横浜:15・10P(11)
14水戸:16・ 9P(15)
15栃木:17・ 8P(12)
16福岡:18・ 7P(16)
16愛媛:18・ 7P(19)
16東京:18・ 7P(20)
19岐阜:19・ 4P(17)
20群馬:21・ 3P(18)
21讃岐:23・ 2P(21)
22富山:29・ 1P(22)
当然ながら負けないクラブは上位に入る。ただ負けなくても勝たないと、引き分けでは上位に入らない。

得点数ランキング
1 湘南:86・22P(1)
2 磐田:67・21P(4)
3 松本:65・20P(2)
4 山形:57・19P(6)
4 京都:57・19P(9)
6 千葉:55・17P(3)
7 岐阜:54・16P(17)
7 愛媛:54・16P(19)
9 大分:52・14P(7)
9 岡山:52・14P(8)
9 栃木:52・14P(12)
9 福岡:52・14P(16)
13北九:50・10P(5)
14横浜:49・ 9P(11)
15札幌:48・ 8P(10)
16水戸:46・ 7P(15)
17熊本:45・ 6P(13)
17長崎:45・ 6P(14)
17群馬:45・ 6P(18)
20讃岐:34・ 3P(21)
21東京:31・ 2P(20)
22富山:28・ 1P(22)
順位決定順では勝ち点、得失点差に次いで重視する得点、当然多いほうがいい。岐阜や愛媛が低迷し北九州が躍進したのも面白いところ。磐田も得点だけなら自動昇格だ。

失点数ランキング
1 湘南:25・22P(1)
2 松本:35・21P(2)
3 長崎:42・20P(14)
4 千葉:44・19P(3)
4 山形:44・19P(6)
4 札幌:44・19P(10)
7 水戸:46・16P(15)
8 横浜:47・15P(11)
9 岡山:48・14P(8)
9 東京:48・14P(20)
11北九:50・12P(5)
12京都:52・11P(9)
13熊本:53・10P(13)
14群馬:54・ 9P(18)
15磐田:55・ 8P(4)
15大分:55・ 8P(7)
17栃木:58・ 6P(12)
17愛媛:58・ 6P(19)
19福岡:60・ 4P(16)
20岐阜:61・ 3P(17)
21讃岐:71・ 2P(21)
22富山:74・ 1P(22)
長崎やヴェルディは堅守を生かせなかった例。堅守言うても湘南、松本だけだが。ヴェルディと讃岐、富山の差は守備に出た。

得失点差数ランキング
1 湘南:+61・22P(1)
2 松本:+30・21P(2)
3 山形:+13・20P(6)
4 磐田:+12・19P(4)
5 千葉:+11・18P(3)
6 京都:+5・17P(9)
7 岡山:+4・16P(8)
7 札幌:+4・16P(10)
9 長崎:+3・14P(14)
10横浜:+2・13P(11)
11北九:±0・12P(5)
11水戸:±0・12P(15)
13大分:-3・10P(7)
14愛媛:-4・ 9P(19)
15栃木:-6・ 8P(12)
16岐阜:-7・ 7P(17)
17熊本:-8・ 6P(13)
17福岡:-8・ 6P(16)
19群馬:-9・ 4P(18)
20東京:-17・ 3P(20)
21讃岐:-37・ 2P(21)
22富山:-46・ 1P(22)
勝ち点が並んだ場合の優位に必要ながら勝ち点が並んだのは15位から18位と残留争い、PO争いに絡まないためさほど重要性はなかったが。




では集計してみよう。
1湘南:22+3+22+22+22+22=113P(1)
見事成績でも5冠達成。順位ポイントでは松本に並ばれたが負けた3試合を2試合以上引き分けれたら単独首位だった。まぁ単独ではないが圧巻の首位に変わりない。

1松本:21+9+21+20+21+21=113P(2)
引き分けの6p差が湘南とのポイント差を埋めて成績では1位タイに。こちらも負けた7試合のうち1試合以上引き分けだったら単独首位だった。それでも湘南に並ぶ順位ポイントはお見事。

3千葉:20+17+20+17+19+18=111P(3)
成績でも3位キープ、特筆は勝ち負け3位か、やや得点、得失点差が物足りないのが足枷に。POでも一撃に泣いたのは悪癖か。

4京都:12+22+20+19+11+17=101P(9)
5ランクアップは素晴らしいが勝利が少なすぎ、引き分け過ぎが9位の要因。守備も穴になったのが課題か。

5磐田:20+14+18+21+8+19=100P(4)
最大の足枷に守備。得点2位や勝利3位も守備崩壊は響く。それがPOで山岸に決められちゃ言うまでもない。

6岡山:15+21+18+14+14+16=98P(8)
引き分け2位、敗戦5位だが得点、失点9位と武器にはならず。勝ち点伸び悩みの要因は不安定さか。すべて10位以内だが特筆はなく堅守を取り戻したいところ。

7山形:20+6+13+19+19+20=97P(6)
POでは奇跡連発も、シーズンでは引き分ける粘りがなく得失点差を生かす勝ち点の伸び悩みに繋がる。

8札幌:15+17+16+8+19+16=91P(10)
勝敗や得失点差はすべて10位以上で、2ランクアップだが守備4位以外は武器にならず。攻撃低迷が響く。

9長崎:6+21+13+6+20+14=80P(14)
5ランクアップの浮上。引き分け2位、失点3位だが勝利、得点という一番欲しい項目は鳴りを潜めた。

10北九州:20+9+16+10+12+12=79P(5)
上位では異質の5ランクダウン。得点不足は得失点差にも影響、勝ち点を稼いだ勝利3位以外は正直、強みはないが。まっ勝ち点が第一だからあっぱれ。

11大分:16+12+16+14+8+10=76P(7)
勝利、敗戦は7位、守備も穴になったが武器がない。特筆がないのが4ランクダウンに。

12横浜FC:12+14+10+9+15+13=73P(11)
守備は8位と奮闘も特筆はない、得点が伸び悩み成績ではBクラス落ち。

13水戸:6+17+9+7+16+12=67P(15)
失礼承知で水戸にしては守備7位は奮闘。引き分ける粘りはあるが勝利が少ない。必然的に得点力が低い、水戸の課題は鮮明。

14熊本:9+19+13+6+10+6=63P(13)
引き分け4位、敗戦10位以外は特筆はなし。肝心の勝利が少なく勝ち点積み上げにならず。

15栃木:15+6+8+14+6+8=57P(12)
勝利8位、得点9位。足枷は引き分け、守備。勝てるが引き分ける粘りがない、勝ち点勝負では不利。

16愛媛:6+12+7+16+6+9=56P(19)
3ランクアップ、攻撃は7位と奮闘したがかつての堅守を見せれず。やはり勝ち切れないと低迷する。

17福岡:9+9+7+14+4+6=49P(16)
得点こそ9位。失点ワースト4がその代償か。

18岐阜:9+6+4+16+3+7=45P(17)
得点は7位。失点ワースト3、敗戦ワースト4とカリオカ岐阜の弱点は明白。

18東京V:3+19+4+2+14+3=45P(20)
引き分けは意外にも4位、失点も9位と奮闘。讃岐にすら及ばなかったワースト2の攻撃、J2での8シーズンで自身初の一桁勝利でワースト3ではこんなもんです。2ランクアップして岐阜に並ぶも勝ち点は7差。やはりヴェルディは得点して勝たなきゃ始まらない

20群馬:12+1+3+6+9+4=35P(18)
引き分けワースト1、敗戦ワースト3、得失点差ワースト4。愛媛にもヴェルディにも抜かれたが勝ち点は確保したんだから引き分ける粘りや負けない強さを身につけたら手強い。

21讃岐:2+12+2+3+2+2=23P(21)
引き分け11位だけではヴェルディすら抜けず。得点のみヴェルディを上回るが富山がいなきゃ間違いなく最下位だった。

22富山:1+3+1+1+1+1=8P(22)
成績でもワースト5冠。課題は多いがJ3では昇格争いしなきゃならない。確固たるベース再建と富山と言えばつう武器がないと。


当然勝ちが多い=負けが減る。引き分け多い=勝ちか負けが減る。引き分け少ない=勝ちか負けが増える。
J2は一概に言えないが引き分け多いクラブが勝ちきれない。逆に引き分け少ないクラブが勝ち切る。
得点多いクラブは逃げ切れず、得点少ないクラブが引き分けに持ち込む。
それも醍醐味か。

必要なことは全てをトータルした勝ち点による順位ではあるが内訳に目を向ければ長所と短所がわかる。
長所を生かしたまま短所を伸ばすことの難しさや長所だけでは勝てないことの難しさを感じる。
ただやはり堅守ベースのポゼッションでJ1を目指したい。



↓これは2013年に書いたこと。
ヴェルディの2014シーズンの課題はズバリ攻撃だろう。守備ももちろんだがいかにゴールを奪うか。

同じことを2015年に向けて書く。

そして↓これも2013年に書いてある。
J3だけには行きたくない。

同じだ。J1はまだ遠いがJ3だけは勘弁。
せめて中位、12~13位が現実的。冨樫の言う得点できるチームとなって来期は巻き返したい。